走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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幻のデルタ

ALFAROMEO Sport Collectionを順にご紹介していますが、今日はちょっと一息入れさせてください。
1月のブログで「奇跡のデルタ」と題してランチア・デルタをご紹介しましたが、このデルタの功罪のうち「罪」の部分をモデルチェンジするきっかけを失ってしまったことと書きました。
事実その通りで、ランチアはこのデルタ以降、スポーツモデルはおろか、イプシロンの成功を除き、全体の販売は低迷するなか今年で100周年を迎えることになりました。

個人的にはランチアは気になるメーカーではあります。日本人にとってアルファ・ロメオはある種分かりやすいイタリア車であり、フェラーリは言うに及ばず、あのマゼラーティでさえ、東京では一日に何度も見かけるクルマです。ところが、このランチアというメーカーは日本人にとっては、
「どこか捉えどころのない」
これといって決め手のないメーカーではないでしょうか?

確かにイタリアでは上質な乗用車を作るメーカーとして認知されており、政治家やビジネスマンが好んで乗るクルマです。
私が以前勤めていた外資系の会社では当時、幹部社員には会社が自動車を支給していたのですが、「支給する社用車はその国の国産車を使うこと」という規則がありました。もちろん自動車を生産している国の現地法人に限った規則ではありましたが、イタリアの現地会社では確かにランチア・テーマを支給していました。ちなみにドイツではメルセデス・ベンツのEクラス、イギリスではヴォクソール(オペルの兄弟会社)、そしてフランスではルノーを支給していたと記憶しています。

ハナシをランチアに戻しますと、現在のランチアはそのアイデンティティを失ってしまっているのではないかと思うのです。

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写真は、エンリコ・フミア氏によるランチアJの発表会で披露された「幻の」ランチア・デルタです。1992年に提案されたこのプレゼンテーションには、当時の「現行の」ランチア・デルタが描かれ、そのデルタのサイズを引き継ぐカタチで新しいデルタがデザインされていました。
もし、このデルタが世に出ていたならランチアの現状は現在と大きく異なっていたのではないか…と心から思います。
ランチアの成功作であった小さな高級車イプシロンと同一のイメージを繋げるデルタ、リブラとランチアの統一されたデザインテーマが、ランチアというブランドイメージを明確にしたであろうと悔やまれます。

一時、どん底まで堕ちたFIATは最近復調著しく、ようやくFIATらしい元気な小型車が発表されています。ランボルギーニを除く全てのブランドがFIATの資本傘下にあり、その棲み分けが難しいのは良く分かりますが、一刻も早くランチアらしいモデルが登場することを願って止みません。

何故なら…、個人的には、アルファ164Q4の次はランチアに乗りたいなと密かに思っているからなんです。

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コメント

確かに今のランチアはどこかちぐはぐな感じがしますね。
ウチでは一つ前のイプシロンなんか奥さん用にいいなぁ一時期と思ってました。

  • 2007/02/15(木) 09:28:27 |
  • URL |
  • 江本 #JalddpaA
  • [ 編集]

そうですね。ランチアってレザー+ウッドパネル=高級という図式から離れたところにある高級だと思います。日本でも理解されるようになってきてると思ってるんですがね・・・。ただテージスなんかは・・・私にはまだよく分かりません(泣)

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