
すでにフェイスブックで私と繋がっていただいている皆さんには発表させていただいたのですが、このブログをご愛読いただいている皆さんにもお知らせしたいと思い、内容的には重複しますが記事として書かせていただくこととしました。
私と親しくしていただいている方は、私が企業人事として永年仕事をしてきたことをご存知かと思います。またこのブログでも何度か記事でそのときの経験を書かせていただきました。
思えば、大学を卒業する際に人事職を希望して就職活動を行い、関西の半導体メーカーに人事として就職して以来、米系化学メーカーでグローバル人事を、またコンサルティング会社で人事コンサルティングを、そして精密装置ベンチャー企業での経営企画を経て、香港資本のアパレル商社で人事を・・・と、会社員としてのキャリアの殆どを人事という仕事で過ごして来ました。「人が好き」というシンプルな理由で望んだ仕事ではありましたが、だんだん人事という仕事をやっていると、「人が嫌い」になって行く自分がいました。
また、2年前に急性心筋梗塞を患ったことも、今から思えばこれからの人生をいかに生きるかを考え直すきっかけになったと思います。
そして、永年の趣味であったイタリア車に関わる仕事をしようと決断しました。
実は、この結論に至るまでには自分自身の中に逡巡がありました。それは趣味を仕事とすることに対する抵抗です。
私自身は今まで仕事と趣味は分けて考えて来ました。私のような管理系の仕事は技術系の仕事と異なり、自分自身の趣味趣向とは相容れないものです。経理をやられている方で、決算が趣味という方はいらっしゃらないでしょうし、人事をやられている方で人事考課が趣味という方はいらっしゃらないでしょう。
仕事そのものの達成感や充実感といった楽しみとは別に、それを得るための個々のプロセスは決して楽しいものではないと考えていましたが、永年の趣味であるクルマに関わることはその個々の作業の全てが楽しんでできることでした。楽しんでいたからこそ、どんなに大変なことも苦になりませんでしたし、それから得た知識や経験は全て自分の血肉となったと思います。そんな楽しい趣味を仕事にした途端、それらがちっとも楽しくなくなってしまうのではないか・・・という不安があったのです。
しかし、ある人から趣味を仕事にすると考えずに、趣味が仕事になると考えたら・・・とアドバイスをいただき、それまでの逡巡が消えていきました。
これまで通り、自分自身の趣味でもあるからこそ、ユーザーの視点を忘れず、微力ながら愛車と楽しく過ごすためのお手伝いをできることに意義を感じ、それを生涯の仕事とすることに迷いがなくなって行きました。
そして、本日よりこれまで自分の愛車の主治医としてお世話になってきたクイックトレーディングのフロントスタッフとして、皆様のカーライフをサポートさせていただくこととなりました。
これまでこのブログの記事としてご紹介してきましたクルマの初期化や海外からの部品調達など、今後はもっと広く皆さんのお手伝いができるかと思いますし、そして何よりもクルマを通じて皆さんが人生を豊かに過ごすことができるよう、微力ながらお手伝いできることが何よりも嬉しく、今からワクワクしています。
このブログも新しい視点と強力な?取材ソースを基に、書いていきたいと思っていますので、引き続きご愛読いただけるようお願いいたします。
フロントスタッフとしては未熟者ですが、どうぞお気軽に、また何なりとご相談いただければと思います。
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