走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFAROMEO Sport Collection 11

「車輪がついてるものなら手押し車でも競争を始める」とはイギリス人のレース好きを形容する比喩らしいですが、アルファ・ロメオもおおよそレースには向かないであろう車種でもレースに引っ張り出されるようです。おそらくアルファ・ロメオには、トラックやバンなどの商用車を除いてレースに出ていない車種はないのではと思います。

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先日のブログでご紹介したGiulietta Sprint Veloceに続いて1955年に発表されたのがこのGiulietta Berlinaと呼ばれるセダンです。実用一点張りのボディデザインはアルファ・ロメオの社内デザインによるもので、Sprint(クーペ)がベルトーネのフランコ・スカリオーネ(昨日ご紹介したTipo33のデザイナー)のデザインで、Spider(オープン)がピニンファリーナのデザインであるのに比べて、正直無骨としか言いようのないコンサバティブなデザインのこのセダンは、それでも、このGiulietta系3車種の中で一番のセールスを記録したのですから、世間の消費者はまだまだ現実には実用車を必要としていたのでしょう。

それでもこのセダンを見ると、私が子供の頃に見たヒルマン・ミンクスやボルボ・アマゾンを彷彿とさせますので、どこか懐かしくホッとするデザインであると思います。
しかし、そこはアルファ・ロメオですからやっぱり、ただのセダンではありません。エンジンルームにはアルミ合金製の4気筒ツインカムエンジンが搭載され53hpを発揮しました。さすがにシフトはコラム式でしたが、ちゃんと4段ミッションが与えられていたのです。

一方当時の日本車はと言えば、ツインカムエンジンなんて見たことも聞いたこともない状態で、ミッションも3段のコラムシフトが一般的だったのです。
このようにただでさえ、セダンとしては非凡な性能のこのBerlinaをさらにチューンしたのが、T.I.(Touring International)でSprintと同じ65hpのエンジンが搭載され、後期型では1.3Lの排気量ながら74hpまで高められ、最高速度は155km/hと記載されていますので、本当にその速度で走行できたのかどうかはともかく、セダンはおろか当時のクルマ全体の中でも高性能であったことは間違いないでしょう。

そして、アルファ・ロメオですから(笑)、当然このBerlinaもレースに引っ張り出されました。
付属するミニチュアモデルは1965年のSan Martinoラリーに出場したGiulietta T.I.です。
そして正直ビックリしたのですが、このミニチュアモデルは今までのこのシリーズの中で一番と言っていい程の出来なのです。全体の造形もさることながらディティールを含めて雰囲気の掴み方が絶品なミニチュアです。

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今まで、このGiulietta Berlinaにはあまり興味はなかったのですが、このミニチュアモデルを眺めているとこのクルマがどんどん好きになって行くから不思議です。
今までは、実車が好きでそのミニチュアモデルを買っていたのですが、今回、ミニチュアモデルの持つ力を改めて発見することができました。

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