走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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オトナのラジオ体操

一ヶ月以上時間が経ってしまったのですが、近年お邪魔しているのが秘密結社?である「白金台アルファロメオクラブ」が主宰している「朝カフェ」なるミーティングです。日曜の早朝に第三京浜の都筑PAに集まりただ喋るだけ・・・というクルマ好きの井戸端会議のようなイベントなのですが、そこに集まってくるクルマと人との触れ合いが実に心地良く、ちょうど小学生の夏休みのラジオ体操のように、その時間にその場所に行かなければ・・・という思いにさせてくれます。

毎回、カメラを持って行きそれらのクルマを見せていただきながら写真を撮らせていただいているのですが、最初の頃は参加されるクルマを満遍なく撮影したのですが、回を追うにつれて参加者が多くなり、そのうち通りがかりのお知り合いまでがおしゃべりの輪に加わるようになると、もはやどれが参加車であるのかが分からなくなってしまい(苦笑)、目に付いた気になるクルマしか撮影することができなくなってしまいました。

オレの車が出てないじゃないか・・・というお叱りもあるかと思いますが、そういった事情ですのでご容赦いただき、今回は私が撮影した参加車をご紹介します。
尚、このミーティングの模様は笹本氏のブログで笹本目線?で詳細にレポートされていますのでそちらも改めて読み返していただければと思います。

実はこのミーティングはすでに三回開催されているのですが、そのうちの二回は私が一番乗りでした。しかも今回はクイック・トレーディングのリセットカーであるLANCIA Delta Integraleでの参加で早朝にテストドライブと撮影を行った後の参加でしたので、集合の1時間前というとんでもない時間に到着してしまいました(苦笑)。
それでもいつものようにテーブルを出したりして準備をしていると程なくして、実際の一番乗り?でやってきたのが、このALFAROMEO Junior-Zでした。

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Junior-Zはこの白金台アルファロメオクラブの幹事メンバーである青がえるさんの愛車なのですが、こちらはボディカラーがシルバーという渋い佇まいであると同時に、青がえるさんの愛車が後期型(生産台数はこちらが少なく希少)の1600ccであることに対して、初期型の1300ccであるのが特徴です。

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確かに生産台数はこの1300の方が多いのですが、希少なのがこのクロモドラ製のホイールで当時のメーカーオプションであったのだそうですが、寡聞にして私は見たことがありませんでした。

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そして二番手でやって来たのは何と!LANCIA 037 Rallyでした。
このブログの読者の皆さんであれば、最早このLANCIA 037 Rallyについて解説をするまでもないと思うのですが(苦笑)、それでも一般的な解説は一応しておきましょう。

1983年、WRCではそれまでグループ4というカテゴリーにかけられていたチャンピオンシップを新たなカテゴリーであるグループBに移行することになります。このグループBとは連続する1年間に200台を生産するものという規定で、より多くのメイクスが参加しやすいようにと定められた規定だったのですが、一方で少量生産故にそれまでの市販車のチューン以上に過激な設計が可能であったことから、各社はWRC専用モデルの開発を競うこととなります。

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それまでのFIATは市販車を改造したFIAT 131 Abarthで参戦していたのですが、この新しいグループB規定に沿って新たなマシンの開発することとなり、それがこのLANCIA 037 Rallyでした。
外観は当時の市販モデルであったLANCIA Beta Montecarloに似せてはいましたが、中味は全くの別物で、外観のデザインはピニンファリーナの手により美しくまとめられ、フォーミュラーカーの製作で有名なダラーラの手によりBetaより流用されたセンターセクションに前後はチューブラーフレームとする形で新設計され、足回りもダブルウイッシュボーンに変更されていました。

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そしてエンジンはAbarthによりチューンされた実績のある4気筒DOHCエンジンが搭載されていましたが、NAではなくAbarthが開発したヴォルメトリーコと呼ばれるルーツ式スーパーチャージャーを搭載していました。 これによりストラダーレは7,000rpmで205hpと現在の目で見ると左程ではないパワーだったのですが、ワークスチューンでは300hp以上のパワーを発揮し、980kgという車重(ストラダーレは1,180kg)とも相まってWRCウェポンとして充分な戦闘力を発揮していました。

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駆動形式はMRで、AUDIが一般的にしたフルタイム4WDではなかったのですが、サスペンスションチューニングやドライバーの慣れの問題など、それまでのチューニングノウハウを生かせるMRレイアウトにより、安定した戦闘力を発揮しました。

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ストラトスもそうですが、LANCIAのWRCホモロゲーションモデルはある種「手抜き」の塊で、AUDIやFORDの同種のモデルとは一線を画すスパルタンなモデルだと言えます。それはストラダーレとは名ばかりの仕様で、どちらかと言うとエンジンがチューニング前であるだけで、それ以外は殆どワークスモデルと言って良いほどの仕上げです。
それを保有するオーナーにも「それなりの」覚悟が必要で、今回のクルマもこのミーティングを最後に「夏眠」に入るそうです(笑)。

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LANCIA 037 Rallyが確信犯的な?夏眠車であることに対して、こちらはラリーウェポンでも何でもないのですが、滅法夏に弱いALPINE V6 Turboです。このクルマの問題はキャビンの暑さではなく、エンジンルームの熱処理の問題で、日本の真夏の渋滞ではオーバーヒート必至のクルマです。このクルマの日本のオーナーは様々な対策を施しているのですが、一番効果的な対策は夏場は乗らないことで(苦笑)、このクルマのオーナーにとっては初めての夏ですので、さぞかし水温計を眺めて冷や汗を流すことでしょう(笑)。

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そして、もう一台のMRカーがCollezioneのNさんが乗ってきた「売り物」のFERRARI Mondialでした。

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これまでの2台のMRカーと比較すると一番ナニゴトもないのがこのモンディアルであるというのが何とも皮肉な状況なのですが、この個体は加えて程度抜群で、こうしてフツーに乗ってくることができることがそれを証明しています。

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モンディアルは308GT4の流れを汲む2+2フェラーリなのですが、308/328GTBの人気の影に隠れてどちらかと言うと不人気なモデルでした。それでもリアにシートがあるということは便利なもので、例えそれがOne Mile Seat(1マイル位しか乗れたもんではないという意味)であっても物置きとして有用で、実は使い勝手の良いモデルなのですが、GTBと比較するとその外観のエレガンスの無さ?から中古車価格も低めで流通しているようです。
しかし、一方で大切に扱われて来た個体も多く、しかもボロかバリものかの見分けがつきやすいため、これからネオ・ヒストリックフェラーリの世界に足を踏み入れようと考えている方にはオススメできるモデルだと思います。

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次回も引き続きこのオトナのラジオ体操に参加したクルマ達をご紹介して行きましょう。

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