走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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オスプレイの意図

V-22_Ospre_.jpg

米海兵隊のオスプレイの配備問題は、現在の民主党政権の交渉力と国民への説明力がいかに稚拙であるかを明確にしてしまいました。

ご存知のようにV-22オスプレイはティルトローター方式(回転翼の角度が変更できる)の垂直離着陸機で、離着陸するときはヘリコプターのようにそのプロペラを回転翼として使用し、飛行しているときは普通の固定翼機のようにプロペラを推進機関として使用するという、人類が永年夢見てきた航空機です。

レシプロ機であろうがジェット機であろうが、離着陸に際して滑走することにより揚力を生み出す固定翼機と、ヘリコプターと呼ばれる翼を回転させることにより揚力を生み出す回転翼機は別々に進化してきました。
そしてその各々の航空機の進化のプロセスで誰もが一度は考えたことがあるのが、この二種類の飛行形式の融合で、ヘリコプターのように垂直に離着陸することができ、固定翼機のように高速でしかも長距離飛行できる航空機は、両方の形式の持つ欠点を解消することができる人類の夢でした。

その偉大なチャレンジにより最初に実用化されたVTOL(垂直離着陸機)がイギリスのHawker Shiddley(ホーカー・シドレー)社のHarrier(ハリアー)でした。

AV8B.jpg

第二次大戦後、各国では様々なVTOL機の研究が行われました。滑走路を必要とせずにどんな場所ででも離着陸することができ、空中では通常の航空機のように飛行できるVTOL機の軍事的価値は計り知れないものがあったのですが、その実用化は困難を極め、唯一実用化したのがこのハリアーと旧ソ連のYak-38 Forger(フォージャー)の2機種のみでした。

Yak38.jpg

ハリアーとフォージャーの決定的な違いは、ハリアーが搭載するジェットエンジン1基のノズルが動くようにして離着陸時は下向きに、水平飛行時には横向きにするようにしていたことに対して、フォージャーは離着陸用のエンジンと水平飛行用のエンジンの2基を別々に搭載していたことにあります。
結果としてフォージャーは機体が重くなり、搭載できる燃料も武器も少なくなってしまい何とか実用化したとは言え、とてもマトモに実戦で運用できる機体ではありませんでした。

一方のハリアーもその実用化に至るには厳しい道のりがありました。
回転翼のようにローターが回転することにより揚力を生み出すのではなく、ジェットエンジンのノズルを下向きにして揚力を発生させるということは、機体重量以上の出力(つまりロケットよのうなもの)を必要とするため、ジェットエンジンのパワーがそれだけ必要となり、それはやはりミサイルや爆弾などの搭載兵器の量を限定してしまいました。また、離着陸時に滑走路に向けてジェット排気を吹き付けることになるのも問題で、当初のコンセプトである「どこでも離着陸できる」という点からすると結局は不可能で、未舗装の地面では吹き上げた砂ぼこりがエンジンに吸い込まれダメージを与えてしまったり、草地であれば燃えて火事になってしまうという問題から、やはり運用する場所が限定されることとなりました。

それでもハリアーが実用化できたのはその可変ノズルで、兵装を搭載して離陸する場合は垂直方向ではなく、ノズルを斜め下向きにすることにより、STOL(短距離離着陸機)として運用することができたためで、それで正式空母ではなくヘリコプターなどが離発着する強襲揚陸艦の甲板で運用できたことはハリアーを運用する大きな必然性となりました。

ハリアーの初飛行は1960年と古く、とっくに現役を引退して当然の機種なのですが、それでも現役として使用されているのはハリアーに替わる後継機がないという理由で、途中で開発コストの問題でアキラメてしまったイギリスから開発を引き継ぎ、延々と改良を続けてまでアメリカ海兵隊がこのハリアーを運用しているのは、その戦略上で必要な機種であるからに他なりません。
そしてこのAV-8Bハリアーは岩国基地に駐留するアメリカ海兵隊により日本でも運用されている機種なのです。
オスプレイの配備問題を理解するためには、アメリカがこのハリアーやV-22オスプレイのようなVTOL機に拘る理由をまず理解する必要があります。

アメリカ海兵隊の役割は紛争地域に最も早く展開することにあります。またそれができるということが大きな紛争抑止力になっているのはご存知の通りで、極東における米軍の使命は第七艦隊の圧倒的攻撃力と、海兵隊の緊急展開力による抑止力にあるのです。
アメリカはベトナム戦争の教訓から、とにかく短期間で相手を叩き、いかに戦闘を継続させないかに重点を置いた戦略を取っています。
そのためには紛争の初期段階で投入できる海兵隊の兵力を世界に分散して配置しておく必要があります。だからこそ、米軍の極東戦略においてはグアムではなく日本の基地が重要となってくるのです。

じゃあ韓国はどうなんだ・・・と思われるかも知れません。確かに在韓米軍も重要ではあるのですが、現在はその規模を縮小する傾向にあります。その理由は韓国が駐留経費を日本ほど出してくれないからといった下世話な理由だけでなく、北朝鮮からの最初の攻撃で被害が出る恐れがあるからで、朝鮮半島有事の際には確実に被害が出る韓国国内に兵力を多く置いておくより、日本から出動したほうがより有効に北朝鮮に反撃できるからなのです。

これがアメリカが日本にオスプレイを展開させる大きな理由です。
オスプレイの最大速度は555km/hで従来のヘリコプターの1.5倍の速さで、航続距離は3.593km(空荷時)にのぼります。しかも空中給油装置を備えているためにこの航続距離はさらに伸びることとなります。
つまり、オスプレイは沖縄の基地からソウルまでの1,260kmを無給油で3時間弱で飛行できるのです。

私たちはオスプレイ配備に反対する前に、まずこのアメリカの極東戦略を理解しておく必要があります。
アメリカは今までのように世界中に兵力を分散して有事に備える・・・という財政負担はできなくなっています。そうするとオスプレイのような輸送手段を装備し、限られた基地からでもアメリカが考えるアメリカの国益を守るために出動できる(抑止力を発揮できる)ようにしておかなければならないのです。そして極東における米軍の抑止力に日本は日米安全保障条約により守られているのが現実なのです。

残念ながら日本のマスコミはオスプレイの安全性の問題点や反対運動に関しては一生懸命報道しますが、なぜそうまでして米軍がオスプレイの極東配備に固執するのかは殆ど報道しません。

オスプレイの安全性に関して言えば、確かに従来の航空機よりも劣るのは事実だと思います。それは単に設計上の問題だけではなく、その操縦上の問題でもあり、ハリアーもオスプレイもそのパイロットは固定翼と回転翼の両方の操縦技術を必要とします。
そして既に岩国基地に配備されているハリアーでも1971年の運用開始時から米英合わせて45名が操縦ミスで死亡しており、これはハリアーがこれまでに参加したフォークランド紛争などの実戦での死亡人数を上回っているのです。
そしてハリアーの事故が減ったのはパイロットがその操縦に習熟したからで、オスプレイのような新しいタイプの航空機にはその時間がある程度必要であることはやむを得ないことだと思います。

オスプレイもその1989年の初飛行から20年以上もかけてアメリカが「延々と」開発を続けて来た機種です。その開発段階においてはWidow Maker(未亡人製造機)と呼ばれるほど事故が頻発し、そもそも設計に無理があるのでは・・・と言われ続けて来たにも関わらず、この開発に執着し続けたのは上記の戦略上の理由からで、そうでなければ基地周辺の安全問題以前に、墜落したら確実に被害を被るパイロットも、オスプレイに乗らなければならない海兵隊員もたまったものではないでしょう。

オスプレイが一番危険なのは回転翼機―固定翼機に切り替わる時で、それ以外の状態では試作段階を除けば事故を起こしていないことからも、日本政府は独自に安全性の検証を行うなどという空手形で国民を誤魔化そうとせずに、運用上の制約をつける交渉をすべきだと思います。
すなわち、基地上空では上記の切り替え操作を禁止し、海上でのみ切り替えを行い、基地から離発着する際には回転翼モードのみで行うという運用上の制約をつけることにより、少なくとも事故が起こった場合でも市民への被害を無くすことができるでしょう。
そしてさらに、オスプレイの展開力を利用して、海兵隊の兵力の一部を沖縄からグアムへ移駐させるよう交渉し、最悪でもオスプレイの代わりに従来のヘリコプターの配備数を減らすように交渉するべきだと思います。そうすれば結果として安全性を確保しながら沖縄の基地を縮小することができると同時に、極東米軍の緊急展開力も維持することができるのではと思います。

私たちに必要なのはプラグマティック(現実主義)な合目的選択肢に基づく交渉戦術で、この選択肢のないヒステリックな反対運動だけでは何も解決しないのは原発問題もオスプレイ問題も同じだと思います。


(7月23日追記)

本日、オスプレイが岩国基地に搬入されました。マスコミは相変わらず反対するデモ運動や市町村の首長の要望書やら、その首長の「政府の対応に失望した」というコメントを報道するばかりで、わざわざヘリを飛ばしてまでオスプレイが陸揚げされる様子を映したりしています。
そんなことよりも私が驚いたのは、オスプレイが自動車運搬船(Lo-Lo船)で運べることのほうで、主翼を縦に廻すことにより通常の自動車運搬船のタラップで陸揚げできるということです。これなら世界中の多くの港にオスプレイを運搬することが可能で、しかも最低限の組み立てで運用できるのであれば、場合によってはそのまま港湾施設内から離陸することも可能でしょう。
単にオスプレイそのものが持つ機動力だけでなく、こうした分解輸送方法まで緊急展開のことを考慮して設計されていることの意味を一切コメントしない日本のマスコミには呆れるばかりです。

oAV4X.jpg

記事の中でも述べましたが、オスプレイの作戦距離がどの国にとって一番脅威かは上の図を見ていただければ一目瞭然だと思います。そしてそのオスプレイの存在が日本にとっても、そして今後のアジアの緊張緩和のためにどれだけ重要かがお分かりいただけるのではと思います。

基地がある町の住民にとって安全の問題は重要であると思います。それは国益であったりアジアの平和などという現実感を伴わない利益よりも、毎日の問題として大きくのしかかってくる脅威だと思います。
それをバランシングするのが政治の役割で、今の日本の政治に欠けている大きな問題ではないでしょうか。

(7月29日追記)

ようやくマスコミのマトモな報道を見ることができました。
本日のフジテレビ「新報道2001」の中で、森本防衛相、石破議員が出席し、オスプレイの問題に関して明確な説明を行っていたのですが、その内容はこれが同じマスコミか・・・と思うほどマトモで説得力に満ちた説明と議論でした。
オスプレイの極東配備は中国との領土問題における抑止力のためであること。従来のCH-46という老朽化したヘリコプターは今後オスプレイに機種変更されること。また事故率も説明され、オスプレイそのものが取り立てて危険とは言えないこと。そして日米安保において日本の国内を飛行するのであるから、日本政府が責任を持って少なくともその安全性を確認すると同時にそれを国民に説明する責任は米国ではなく日本にあること。
またオスプレイのような機種が日本の災害派遣に、また有事の際の邦人救出に有効なのではという議論に始まり、日本の安全保障のためにはむしろ自衛隊がオスプレイを装備し、海兵隊的な緊急展開能力を持つ部隊を整備すべきではないかという一歩踏み込んだ議論までされていました。
ここでようやくオスプレイの問題はそもそも機体の安全性の問題ではなく、政府の説明とその手順のマズさという政治問題であることが明確になったのではと思います。

不思議なことに今回の番組はそれまでのヒステリックなオスプレイは危険・・・という一方的な論調ではなく、本来報道が果たすべきである、冷静で多面的な視点からの問題の解説という役割を果たしていたのではと思います。「そうでなければ出ない」と両氏が言ったのかも知れませんが、地元も今回のような説明がマスコミの報道を含めて、最初にされていればまた違った反応になったのではと思います。

原発事故の問題のときにも感じたのですが、政府はどうも国民を愚民だと思っているフシがあり、どうせ説明しても理解できないだろうからと適当にあしらっているような気さえします。現在のような様々なニュースソースとネットワークがある時代において、その愚民政策の結果は単に政治不信しか生み出さないことを政治家は肝に銘じておくべきだと思います。

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テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

コメント

兵器のメリットを説明すること自体がタブーになっている現状をまず打破しないといけませんね.
オスプレイについては陸上での切り替えを禁止して配備してもらうという案は,沖縄の地形条件なら実現可能と思えるいい落としどころだと思います.政府がそれを提案したかどうかが知りたいです.

  • 2012/07/20(金) 00:43:09 |
  • URL |
  • Hiroshi #-
  • [ 編集]

VTOLといえばVF-35ってどうなってるんでしょうね?
この国の大手マスコミは子供のようにあきっぽく、一つの事案の報道を結果まで行うことはまれです。
護衛艦「くらま」衝突事故なんてどれくらいの人が覚えていて結末を知ってるのでしょう?
また基本的に受動的な媒体であるTV・新聞等では見ている側も追いかけるのに限界があるでしょう。
オスプレイの件もTV・新聞だけを情報源としている多くの人達が結末を知ることが出来るのか疑問です。

  • 2012/07/20(金) 06:54:45 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Hiroshiさん
兵器に関しては全くその通りで、日本人はあまりにその内容を知らなさすぎです。自衛隊の装備に関しても納税者としてその装備が本当に必要なのか、またその調達価格が性能に見合ったものなのか・・・といった評価を専門家に任せるのではなく、関心を持たなければやりたい放題になってしまうと思います。
防衛問題のプロである森本大臣も石破氏もオスプレイのことは分かっていると思いますし、その運用に関しても事故が起こったときの被害を最小限にするためには・・・という点では日本の政治家以上に米軍は考えていると思うのです。オスプレイはもはや実験機ではなく、正式に配備されている輸送機です。墜落したときの人的被害は戦闘機よりもはるかに大きいものがあります。なぜなら戦闘機には射出座席とパラシュートが装備されていますが、オスプレイに乗り込む海兵隊員は旅客機の乗客レベルの安全・救難装備しかないのです。
ただ、残念ながら森本大臣は政治家ではありませんから、国民にどう説明すれば理解してもらえるのかを考えるのは総理や官房長官の仕事だと思います。

  • 2012/07/20(金) 11:56:35 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

>Sさん
ニュースである以上、その時点で起こっている事実、分かっている背景などを報道するのは当然だと思います。しかし、その事象の結末を踏まえて再検証を行い、全体を整理して伝えるのはジャーナリズムだと思うのですが、日本には報道はあってもジャーナリズムがないと思います。
日本の次期FXがF-35となったことを報道するのはニュースの大切な役割だと思いますが、その後に本当に予定通り製造でき、調達価格も本当にその通りなのか・・・を検証するのはジャーナリストの仕事だと思います。
護衛艦「くらま」の事故原因も同様で、結果として相手のコンテナ船に非があったのであれば、9億以上の修理費や自衛隊員の負傷に関して最終的には誰が補償したのか・・・も含めて検証するのはジャーナリズムだと思います。言いっ放し、やりっ放しの報道は全ての事柄を単なる芸能人のゴシップニュースにしてしまいます。

  • 2012/07/20(金) 12:12:17 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

jeepの記事のときに触れようかと思っていたのですが、オスプレイは輸送機としては従来のヘリより遥かに効率性を高めた機種で、戦略上では欠かせないものだろうなと思っていました。

安全性についての不安があるのは理解できますが、ハナから反対一辺倒のヒステリックな論調は原発同様疑問に感じます。
原発も50年にわたり運用してきてそれを取り巻くビジネスモデルが定着している中、いきなりナシにすることなどできないのに乱暴な話です。現実的対処方法を考えるべきとの意見に賛成です。

  • 2012/07/20(金) 14:17:12 |
  • URL |
  • chifurinn #UwkW36/E
  • [ 編集]

>chifurinnさん
ヘリコプターが実用化され初めて実戦で有効に使用されたのはベトナム戦争時だったと思います。用兵戦術的に言えば、それまでの兵士は二次元で地上や海上を移動していました。そして三次元的に兵士を戦場に投入するためにはパラシュートにより降下しなければならず、それには特別に訓練された兵士が必要でした。
しかし、ヘリコプターにより一般兵士を三次元的に展開することができるようになると作戦上の自由度が増すと同時に、有事に備えてどこに兵力を置いておくか・・・という自由度も増すことになったのです。
オスプレイの極東配備は単に朝鮮半島有事だけでなく、南沙諸島や尖閣諸島の領土紛争の抑止力としても重要で、日本が単に「そんな危険な飛行機はけしからん」と喚いて、万が一でも配備中止となって喜ぶのは同時に北朝鮮と中国であることも知っておくべきだと思います。

  • 2012/07/20(金) 16:09:27 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

VTOL/STOL機は,空港がある基地側では効率の良い(しかも安全な)STOL運用が基本になるはずです.
空港設営前の敵陣にVTOLモードで大量の物資を運ぶことができるのがオスプレイのメリットで,これを嫌がるのは敵側の口車に乗せられているとしか思えません.
VTOL/STOLモードの遷移の訓練は重要だと思いますが,それは米国本土で十分できると思うので日本政府としては領土内での遷移訓練の禁止をお願いすべきと思います..

  • 2012/07/24(火) 00:33:51 |
  • URL |
  • Hiroshi #-
  • [ 編集]

>Hiroshiさん
とにかく日本のマスコミは裏付けとなる数字をちゃんと発表せずに、危険だ危険だ・・・と報道しています。
以下は飛行時間10万時間当たりのAクラス事故(死者や全身障害者の発生・墜落・200万ドル以上損害を出した事故)の件数です。

オスプレイ (MV22): 事故率 1.93 (海兵隊採用で今回の主人公)
オスプレイ(CV22): 事故率 13.47 (空軍が採用している特殊作戦型で危険な飛行が多いため)
ハリアー( AV8B):事故率 6.76 (岩国基地に配備済み、じゃあなぜ反対しなかった??)
大型輸送 ヘリコプター(CH53D):事故率 4.15
海兵隊所属航空機平均:事故率 2.45 (ヘリを含む)

普天間で運用中の老朽化した現在のヘリコプターがこのオスプレイに置き換わるのであれば、統計的には遥かに安全になると言えます。

  • 2012/07/24(火) 20:34:23 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

はじめまして。いつも拝見しております。
この件は、戦後住宅密集地になってしまった(かつ幹線道路の障害ともなっている)普天間で運用するとしている為に、反応が感情的になっている気もします。
伊江島の滑走路を、きちんと買い上げ/生活補償によって拡張して、オスプレイの基地にするほうが、よりベターな解決案と思いますが、いまのところ、訓練の一部移転案にとどまっているようです。
軍用機の運用という視点で、伊江島で不十分なところは何なのでしょうか?

  • 2012/08/04(土) 03:48:56 |
  • URL |
  • naofuming #xwn29P.U
  • [ 編集]

>naofumingさん
初めまして。こちらこそご愛読いただきありがとうございます。沖縄の基地問題は一般論では語れないと思いますが、伊丹空港を例に取れば、空港の騒音問題が大きくなってから居住を始めた方も、一緒に騒音がけしからんと言うのは何か変だと思います。
日本人の建前と本音を垣間見た出来事なのですが、関西国際空港が開港したら伊丹は廃港にするというのが当初の計画だったと思います。しかし、現在も伊丹空港は稼動していますし、関西国際空港を建設していたときに、伊丹市役所の前には「空港撤廃!」という看板と、「空港線拡張工事の早期着工を!」という看板が出ていました(苦笑)。
詳細な計画については良く知りませんので、何とも言えませんが、伊江島の基地が軍事的かつ技術的に問題があるとは思えません。あるとすればやはり伊江島の住民感情でしょうね。いかに日本の安全保障上重要だとしても、今のようなやり方であればかつての沖縄戦のように本土の政府は結局は利用するだけ・・・という怨讐を拭い去ることはできないと思います。
かつて東京に住む沖縄出身の方と話す機会があったのですが、その方の個人的意見ではありますが、沖縄の人間は基地が不要と言っているのではなく、日本全体が沖縄の問題を共に分かち合い、心の底から沖縄を日本の国土だと思っていることを実感したいと思っているのではないでしょうか。

  • 2012/08/04(土) 20:25:26 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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