走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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公道イベントの楽しみ~内房タイムラリー2~

引き続き出走車のご紹介です。

8番スタートはAlfa 916 Spiderで参加のA氏です。今回の出走車の中でオープンモデルはこのSpiderとFIAT Barchettaの2台だったのですが、Barchettaがヤル気満々でオープン出走だったのに対して、冷静な?A氏はトップを閉めての出走でした。この冷静なドライビングが良い結果になると良いのですが・・・。

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9番スタートはAlfa GTVで初参加のS氏です。S氏は寺島社長のFacebook友達?で、最近はそのFacebook上で殆ど一般人には理解も共感もされない軍用車ネタがきっかけで私とも交流ができたのですが、氏のネタはその軍用車の中でもソフトスキンと呼ばれるトラックやジープに関するネタで、さらにロシアもののミニチュアモデルのコレクター・・・という真性の「変態」で、違った意味で「変態図鑑」に収録させていただきたい位です(笑)。
S氏は某有名自動車雑誌の編集のお仕事をされているため、当日は急遽取材も兼ねての出走となったのですが、後のFacebook上での感想は、「まじめに楽しかったです。程よい緊張と高揚がすべてミックス・・・」というものでしたので、気に入っていただけたのではないかと思います。

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10番スタートはAlfa GTで出走のK氏でした。K氏もこのタイムラリーは初参加だったと思うのですが何よりも素晴らしかったのがこのAlfa GTの佇まいで、サーキットでの走行会もこなすことのできるその仕様はバッチリ決まっていました。

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11番スタートはLANCIA Delta Evoluzioneで参加のK氏で、K氏はシングルでの参加だったのですが、奥多摩での教訓からコマ地図をダッシュボードに貼り付けての出走で、物静かなK氏の密かな「ヤル気」を感じさせてくれました。

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12番スタートはSUBARU Exigaで参加のK氏です。K氏は以前はAlfa 156GTAにお乗りだったのですが、ご家族が増えたことから現在のクルマになったとのことです。しかし、今回のラリー初参戦でまた「火がつく」のではないでしょうか(笑)。

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13番スタートはFIAT 500 Abarthで参加のA氏です。改めてまじまじとこのAbarthを見る機会となったのですが、その硬められた足回りと四輪がボディの四隅で踏ん張っているその佇まいは往年のAbarthを彷彿とさせます。こうしたやる気満々のクルマを作らせたらイタリア人は本当に上手です。

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最後のスタートはLANCIA Delta EvoluzioneのM氏です。実はM氏は女性のドライバーなのですが、その運転の腕前は当にプロ級(聞けばご職業から本当にプロ・・・)で、今回クイック・トレーディングで製作したリセットカーと同じ仕様ですが、ホイールがブラックアウトされているために随分とレーシーに見えます。

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そしてスイーパーとして寺島社長のALFAROMEO Breraがスタートしました。このスイーパーの役割は最後尾から同じコースを走って、万が一途中でトラブルに見舞われた参加車両をサポートしたり、ミスコースでリタイアを余儀なくされたドライバーの案内をするという大切な役割です。
事前の打ち合わせでは、寺島社長がリセットDeltaに乗って走るということになっていたのですが、何せリセット完成後に充分なテスト走行をする時間がなく、そのシェイクダウンを出走するR君に任せるという「安全策」?を取り、自身は普段の愛車であるBreraでの走行となりました。

こうして全車がスタートしたら、ナニゴトもなかったように静かになったPAを後にして私はすぐにゴール地点へと移動です。
館山自動車道は片側1車線で、前に遅いクルマがいると予定した時間でゴール地点に到着することができなくなってしまうのですが、案の定、前を走る遅いクルマに引っかかってしまいました。途中の追い越し用に二車線になっている箇所でも左側車線はバスが塞ぎ、そのバスとほぼ同じ速度で右側の追い越し車線を走るそのクルマを追い抜くことができません。しかもこういうクルマに限って全く後ろを見ていないのです(苦笑)。
相当焦りましたが道路が空いていたおかげで何とか予定していた時間にゴール地点に到着することができ、フラッグの設置や記録用PC準備などを済ませることができました。

今回のゴール地点は保田漁協が運営している「ばんや」という複合施設で、その漁港の中の敷地内にはレストランに加えて、売店や温泉までが完備された素晴らしい環境でした。

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しかもその予約館という海に面した団体専用の別棟の前の駐車スペースを、私たちのイベントのために独占使用させていただいたのですが、下見の際の打ち合わせどおり、他のクルマが勝手に駐車しないように前日からロープを張って駐車場所を確保するなど、万全の協力をしていただきました。
こうしたイベントを実施するには昼食場所や表彰式の会場となる場所の協力が必要不可欠で、連休前の日曜という「かきいれどき」にも関わらず、快く協力していただいた「ばんや」さんには本当に感謝しています。

以前にも書きましたが、こうしたクルマのイベントを実施するには駐車場が不可欠なのですが、一方で受け入れる側からすると参加人数とクルマの台数のバランスが悪いため、食事場所の収容人数は余裕があるのに駐車場は満車・・・という状態になってしまい、多忙な時期や時間帯では店側にとっては下手をすると営業妨害になりかねない迷惑な団体と言えるのです。それを踏まえて交渉するかどうかで相手の態度も変わり、好意的になって協力してくれるのは、どんな交渉ごとでも相手の立場を理解することが重要なことと同じでしょう。

こうしてゴールでの受け入れ準備が終わったと同時に先頭車両がゴール地点にやって来ました。しかも一台ではなく数台が連なってのゴールです(汗)。
見る見るうちに用意した駐車スペースは参加車で埋まって行きます。

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タイムラリーではゴール即計時とはなりません。ドライバーは出走時には分からない基準タイムを予想しながら、ゴールを申告して初めて計時をするのですが、明らかに皆さん早着にも関わらず、タイムコントロールをせずに続々とゴール申告をして来ます(笑)。
実は1番でスタートしたD氏が相当トバしたためだと思うのですが、どこかで何台か詰まった後にD氏がその集団を引っ張ったのでしょう(笑)。
私の当初の読みでは1番スタートのC.A.E.ストラトスがある程度アタマを抑えてくれるだろうと予想していたのですが、前を遮る者のない状態で走らせたときのD氏の走りには恐ろしいものがあります(笑)。
結果としてD氏はダントツの早着となり、基準タイムとの時間差で競われるタイムラリーにおいては、一番時計だったにも関わらず、ビリの栄冠を手にすることとなりました。
D氏の速さはハンパではなく、基準タイムの58分1秒に対して10分53秒の早着でした。そしてD氏が引っ張ってゴールした一団は軒並み下位に沈む結果となってしまったのです(笑)。

しかし、全車が早着であったことには他にも要因があります。私が試走したときは平日で殆どクルマが走っていない状態でしたので、当日のある程度の混雑を予想してゆっくり目に走ってタイム設定をしたのですが、レース当日は天候の問題から交通量もさほど多くなく、マザー牧場までのコースでは一部観光バスに前を塞がれた参加車があったものの、ミスコースもなくスムーズに皆さんが走行した結果でした。

タイムラリーはあくまで参加車が気持ちよくツーリングするための手段で、決して競技ラリーではありませんので、ミスコース車がでないことが一番で、早着そのものも全体のスケジュールを遅らせることがないために望ましいことなのです。
今回のコースは奥多摩がアップダウンの多い山岳コース?であったことに対して、あまり高低差のないワインディングと、山桜と菜の花が同時に見えるのどかな田園風景を楽しんでいただけるコース設定としたのですが、ドライバーはともかく(笑)、同乗者の方々はその景色も含めて楽しんでいただけたのではないかと思います。

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そして優勝は、初参加ながらおそらくクルマの性格上のんびりと走った結果だろうと思うのですが、SUBARU Exigaで参加のK氏でした。しかし、そのK氏とて基準タイムに対して2分36秒の早着でしたので、いかに皆さんのペースが速かったかが分かります。

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お待ちかねの昼食は地元の食材をメインにした海鮮御膳で皆さんには満足していただけたのではないでしょうか。

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ハナシが前後するのですが、皆さんがゴール申告を済ませた頃に問題が発生しました。
それは一番有り得ない状況で、なんと!スイーパーとして最後にスタートした寺島社長のBreraが途中で止まってしまったのです(苦笑)。聞けばエンジンに燃料が供給されていないらしく、セルモーターは廻るもののエンジンはすぐにストールしてしまうという状況のようです。
また止まっている場所もなかなか絶妙で、ゴール地点である海岸沿いの国道に下っていく山道の途中で、迎えに行くにも時間的に厳しいものがありました。しかも・・・賞品は寺島社長のBreraに積んでいるのです。

こうなると頼みはカメラカーのY氏で、撤収する際にY氏に寺島社長と賞品を拾っていただき、クルマは解散後に救援に向かうことにしました。
それにしても一番トラブルの可能性の低いであろうBrera、しかもいざというときの救援車であるスイーパー役のクルマがトラブルを起こすとは・・・(笑)。寺島社長もきっとあまりにドラマがないことを危惧して話題を作ってくれたとしか思えません(笑)。

さてこうして参加者の皆さんはナニゴトもなく、皆さん無事に帰路に着いたのですが、私たちにはBreraの回収というお仕事が残りました。
寺島社長と現場に戻って見ると、そこは絶妙な放置場所で、建設途中の閉鎖された道路にセルモーターでクルマを移動したとのことですが、路肩ではなかったために実に安全な駐車場所でした。何度かエンジン再始動にチャレンジ(悪あがき)してみたのですが、やはりエンジンはかかりません。
仕方なくローダーを呼んでクイック・トレーディングまで運ぶことにしたのですが、この場所はローダーに積み込むスペースも充分で、非常用の駐車場所としては理想的な?場所でした。

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ほどなくしてやって来た地元のローダー業者にクルマの廻送をお願いして、私たちはLANCIA Themaでクイック・トレーディングまで戻ることにしました。

帰ってきたクルマを早速チェックして見ると、その原因はすぐに判明しました。

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燃料ポンプのリレー基板が焼けており、どうやらリレー内部がショートして基板まで溶かしてしまったようです。

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リレーを分解して見ると、やはりコイルの部分が焼けてしまっていました。これは部品不良でどうやら一気に焼けたのではなく、徐々に接触不良が進行して最後にショートしたものと思われます。
やはり現代のアルファ・ロメオもアルファ・ロメオで、どんなに日頃からメンテナンスに気を配っていてもリレーのショートまでは事前に発見することは困難でしょう。
メンテナンス・ガレージの社長自らが「身を挺して」、教えてくれたイタ車との付き合い方の厳しさということかも知れませんが、以前にも書きましたがアルファ・ロメオにはイジワル魂が宿っているようで、何も今じゃなくても・・・というタイミングでそれがやって来るのもアルファ・ロメオのDNAなのかも知れません。
もちろんタイムラリーそのものは事故もなく、皆さん無事に帰還されて終了することができました。
これも参加された皆さんのご協力のおかげです。本当にありがとうございました。

当日撮影した写真はクイック・トレーディングのHPに後日UPされると思いますので、そちらもお楽しみにお待ちいただければと思います。

最後に皆さんの順位をもう一度発表しておきたいと思います。尚、出走No.は繰り上げて表示していますので、皆さんのゼッケンNo.から-1してください。

第1位  出走No.12 SUBARU Exiga タイム誤差 2分36秒
第2位  出走No.4 ALFAROMEO Alfa155 タイム誤差 6分12秒
第3位  出走No.11 LANCIA Delta Evoluzione タイム誤差 6分43秒
第4位  出走No.10 ALFAROMEO Alfa GT タイム誤差 7分13秒
第5位  出走No.2 LANCIA Delta Evoluzione タイム誤差 7分21秒
第6位  出走No.9 ALFAROMEO GTV タイム誤差 7分28秒
第7位  出走No.14 LANCIA Delta Evoluzione タイム誤差 7分30秒
第8位  出走No.6 ALFAROMEO GTV タイム誤差 7分41秒
第9位  出走No.13 FIAT 500 Abarth タイム誤差 7分44秒
第10位 出走No.7  LANCIA Delta 16V タイム誤差 8分18秒
第11位 出走No.8  ALFAROMEO 916Spider タイム誤差 8分19秒
第12位 出走No.5  FIAT Barchetta タイム誤差 8分26秒
第13位 出走No.3 LANCIA Delta Evoluzione タイム誤差 9分23秒
第14位 出走No.1 LANCIA Delta Evoluzione タイム誤差 10分53秒

さて、実はこのクイック・ツーリングというコンセプトは実験的な企画で、まずは年4回実施してみて・・・ということでスタートしたために、この内房タイムラリーがその最終回となりました。
これからどうしようか・・・と寺島社長とも相談した結果、このコンセプトでもう1年続行することが決定しました。ツーリングとラリーを交互に開催というスケジュールはそのままに、今年もまたパワーアップして?ご家族や同乗される方にも楽しんでいただけるよう、様々な企画を考えて行きたいと思っていますので、是非引き続きご一緒できればと思います。

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テーマ:ツーリング - ジャンル:車・バイク

コメント

コマ地図を使ったタイムラリー、楽しそうですね!
学生のときに一度経験したことがありますが、速さ第一主義でなく
頭脳戦というところが面白いです。

それにしても周囲でほとんど見かけないと思っていたDELTAがこんなに
生息していることに驚きました 笑

  • 2012/05/01(火) 20:24:08 |
  • URL |
  • chifurinn #UwkW36/E
  • [ 編集]

>chifurinnさん
慣れてくるとドラミのときに質問攻めにされます(笑)。
どんな気分で走ったか・・・とかタイヤは鳴いた?とか。。。
確かに私は見慣れてしまっているのですが、街中ではあまり見かけませんのでDeltaもすでに希少車の仲間入りでしょうか・・・。

  • 2012/05/01(火) 20:51:15 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

後藤さん

またクイックイベントに参加したいです。

フォローいただきありがとうございます。

ロシアソフトスキン好きの斉藤でした。

  • 2012/05/01(火) 21:27:10 |
  • URL |
  • 名無しのアルフ #-
  • [ 編集]

>斉藤さん
ありがとうございます。
また是非ご一緒させてください。

  • 2012/05/01(火) 21:53:10 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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