走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記10

ボディ全体はホワイトで塗装します。簡単そうに見えて意外に難しいのがこのホワイト塗装で、そもそもホワイトの顔料は隠ぺい力が弱いために下地の状態でその艶が大きく左右されてしまうのです。
最近は各社から隠ぺい力に優れた上質な塗料が販売されていますので、いずれはそれらのメーカーのものも試してみようと思っていますが、今回はいつものMr.カラーのラインアップの中からGXシリーズという通常のMr.カラーより発色の良い塗料を使ってみました。

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通常のエアブラシ塗装の場合は、私は不精してエアブラシのカップの中で適当にシンナーを入れて試し吹きをしながら濃度の調整を行っているのですが、さすがにボディ塗装の場合は真面目に?予め濃度調整をしておきます。
いつも希釈にはLeveling Thinnerを使っているのですが、今回は艶が素晴らしいとのことですので、模型店の勧めでFinisher'sというブランドのPure Thinnerを使ってみました。このFinisher'sというブランドはカーモデル用に特化した発色の良い塗料を販売しているメーカーで、一度使うと「病み付き」になるとのことですので、次作ではこのFinisher'sの塗料も試してみようと思っていますが、今回はThinnerを先行して試用することにしました。

初めての組み合わせですので、まずは1:1.5程度に薄めて試し吹きをしてみます。
試し吹きをしてみて分かったのですが、このPure Thinnerは揮発性が高いために、薄い塗膜を短い乾燥時間で塗り重ねることにより艶を出すという理屈のようです。
これは従来から使っているLevelling Thinnerとは全くアプローチが逆で、Levelling Thinnerは乾燥を遅らせることにより表面にできた柚子肌を均し、結果として艶を出すことを狙っているのですが、このPure Thinnerはエアブラシで塗装をする際には非常に有効だと思います。
揮発性が高いということは近吹きができるということで、エアブラシのノズルを絞って小面積を塗装して行く場合にはとても便利と言えます。これはおそらくFinisher'sというブランドの塗料の開発コンセプトが1/43程度のモデルカーを意識していたためだろうと思います。
一方で遠くから大面積を塗装するような場合は、塗装する対象にスプレーミストが届く前にシンナー成分が揮発してしまうために全然塗れない・・・といった状態になってしまいます。従って大面積を一度に塗装する場合は、このPure Thinnerではなく、通常のLeveling Thinnerを使用するほうが良いでしょう。缶スプレーの場合は30cm位の距離から塗装するのがベストですが、このPure Thinnerを使ってエアブラシで塗装する場合は10cmから15cm位が適当だと思います。この辺りの距離感は塗料の濃度とも密接に関係しますので、何度か試し吹きをしてみて会得するしか方法はありません。

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塗装する前には、ボディに埃があるとそれを塗り込めてしまうので、まずはボディを洗って埃を取り除きます。
さらに、乾燥時にも空気中の埃が塗装面に付いてしまうのを防ぐために、私は写真のようなカバーを使っています。これはキッチン用品売り場で見つけたもので、本来は調味料入れなのですが、カバーを両方向から開けることができ、高さも充分あるので1/24スケールのカーモデルであれば塗装のための持ち手を含めてもすっぽりと入ります。残念ながら乾燥機ではありませんので、単なる埃避けでしかありませんが、それでもプロのモデラーのように一気に集中して造り上げることができない私のような週末?モデラーにとっては、製作途中のボディの保管場所としても有用です。

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軽く塗装した状態でまずは塗装表面のチェックを行いますが、残念ながらやはり埃が付着してしまっていました。

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これは塗装ブースの中で埃を巻き上げてしまったことによるもので、段ボール製の塗装ブースの限界かも知れません。防止策としては段ボールではなく、樹脂性の梱包箱(「通い箱」と呼ばれています)に交換し作り直すしかないでしょう。

塗装面に付着した埃は1200番のペーパーで削って取り除くのですが、今回は併せて「中研ぎ」という工程を塗装の合間に行うことにしました。これは最初の塗装が乾燥した段階で、全体にペーパーがけを行い、柚子肌の塗装面を均す作業です。

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写真のように全体が艶消しになるようにペーパーで磨くのですが、磨き過ぎると下地が出てしまいますので表面の状態を見ながらゆっくりと丁寧にペーパーをかけて行きます。

その後に続けて仕上げ塗装を行います。

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結果は写真のように柚子肌がなく美しい塗装面に仕上がりました。最終的にはクリアー塗装を行いますので、この段階でこれだけの艶が出せれば、コンパウンド磨きは必要ないでしょう。
Pure Thinnerはとにかく乾燥が速く作業性が良いのが特徴です。一般的に乾燥が速いと塗膜が安定する前に乾燥してしまうために塗装面の艶が劣るのですが、Levelling Thinnerと同等の艶を乾燥時間が半分程度で得ることができました。乾燥時間が速いということはそれだけ埃がつくリスクを減らすことができますので、カーモデルの塗装にはオススメのシンナーと言うことができます。

一方でこの作業性の良さは新たな問題を露呈してくれました。それはエアー缶の減圧の問題で、これまでは乾燥のためのインターバルを取っていたので、その間にエアー缶を休めることができ、あまりこの減圧は気にならなかったのですが、このシンナーを使うと重ね吹きをすぐにできるようになったために、エアー缶の圧力復帰が間に合わなくなってしまいました。これから導入を予定しているコンプレッサーもエアータンクを装備したものにしなければ、エアーの供給が追いつかないかも知れません(泣)。

ベースのホワイト塗装が終わったらこの個体のカラーリングに移ります。
それはグリーンのゼッケンサークルとトリコロールストライプです。塗装する色はグリーンと赤なのですが、まずはグリーン部分を塗装します。

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ゼッケンサークルはフロントフード上と左右ドアに塗装されています。サイズは写真を見るとフードの約半分を直径としていますので、そのサイズをモデル上で目分量で測定します。結果は直径20mmとなりましたのでマスキングテープを使ってサークルカッターで切り出します。

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このようにまずはグリーンで塗装する部分の位置決めを行います。続けてストライプのマスキングを行ったらいよいよグリーンのスプレー塗装に移ります。

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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

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