走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFAROMEO Sport Collection 4

今までのラインアップを見ていると、どうやらレースヒストリーのあるクルマを特集してモデル化して行くのだろうと思っていたのですが、次に届いたのはアルファ147GTA CUPという現代のアルファ・ロメオでした。

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このアルファ147はアルファ・ロメオのボトムレンジを担うべく、2000年のパリサロンで発表されたアルファ145の後継モデルです。
ボトムレンジと書きましたが、それはボディサイズと搭載するエンジンの排気量が一番小さいという意味で、クルマとしての出来や面白さは何ら変わることはありません。むしろこのアルファ147は当時のアルファ・ロメオの全モデルの中で一番しっかりしたボディ剛性を持っており、内装の材質や組み付けも一番上質なモデルだったのです。
というか、その位気合を入れて作らなければ、VWゴルフを筆頭とするライバルがひしめきあうヨーロッパのBセグメント(小型車)マーケットではとてもセールスを維持することができないほど、昔とはマーケットの様相が様変わりしているのです。

そして本来は、4気筒1.6Lが搭載されたエンジンルームに、先に発売された156GTA譲りのV6 3.2Lエンジンを搭載した147GTAは、出力250hpを発揮するホットハッチとなりました。本来のGTAの"A"とはAlleggerita(軽量化)という意味なのですが、現代のGTAはその車重が1390kgで、決して軽くなっているわけではなく、むしろエンジンのパワーアップにより性能アップを図ったモデルだと言えます。

147GTAfr.jpg

この上級車のエンジンを搭載し、パワーアップを図るという方法は古くからあるのですが、そのためにはシャーシー剛性のマージンがなければならず、本来のベース車両の基本性能が良くなければ成り立たない方法です。代表的な例としてMBの500EやBMWのアルピナなどがありますが、日本でも古くはプリンス・スカイラインのS54Bなど歴代の名車と呼ばれるハイパフォーマンスモデルには良く見られる手法です。

さて、このアルファ147GTA CUPですが、そのGTAをベースにワンメイクレース用の車両として開発されたものです。しかし最大の変更はエンジンをV6に替えて4気筒DOHCエンジンとしたことで、恐らく重量配分と整備コストを考えてのことだったのでしょう。結果、出力は220hpと市販のGTAより低いのですが、一方で車重は軽量化により1000kgと軽いため、性能的には互角以上だそうです。
以前も同様な手法でアルファGTVでCUPカーが製作されたのですが、アマチュアレーサーの登竜門としてこのCUPレースはとても人気があり、ビデオで見たことがあるのですが、車両がイコールコンディションであることからバトルの連続で、見ている分には(笑)とても楽しめたものです。

本来ならば、この車両はCUPレースに使用されるのですが、数台が日本にも輸入され、アルファ・チャレンジなどに出走していますので日本で実物を見る機会もあります。
以前のブログでご紹介した、私がプロデュースのお手伝いをしたアルファロメオ マフラーミュージック コレクションの取材の際に、このアルファ147GTA CUPカーのサーキットでの走行シーンをオンボードカメラで撮影させていただきましたが、さすがにメーカーが製作したレーシングカーだけあって細部の作りもしっかりしていました。

付属するミニチュアカーはそのCUPカーのプレゼンテーション時のもので、実際にレースに参戦しているクルマは様々なカラーリングが施されています。
実は今回、撮影のためにブリスターパックを初めて開けたのですが、ナンと!リアスポイラーが付いていないではありませんか!取り付け穴はちゃんと開いていますので付け忘れたとしか思えません。厳重な(笑)イタリア自動車雑貨店の皆さんの検品の目も潜り抜けたのでしょう。これでは「ワケあって安い」コーナー行きの品物です(苦笑)。
やはりミニチュアカーはちゃんと自分で検品しなければ、時たまこういう目に逢ってしまいます。

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気を取り直して、Minichamps製のアルファ147TSと比べるとこのアルファ147GTA Cupはオーバーフェンダーなどで随分勇ましい格好になっていることが良く分かります。また、同じ1/43スケールの昔のアルファ・ロメオのモデルと並べて見ても、もはやとてもボトムレンジなどとは呼べない大きさです。こんなところからもクルマが衝突安全対策や居住性の確保などの理由から、年々大きくなってきたことが実感できます。

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