走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記9

フットペダルはフラットアルミで塗装しますが、残念ながらボディを被せてしまうと全くと言って良いほど見えません(泣)。一方でシフトノブやサイドブレーキは外からも見えるパーツですので、丁寧にパーティングラインを処理して塗装します。

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ステアリングポストにはレバー類が一体でモールドされていますが、その形状もちゃんと再現されていますので、これまた丁寧に塗り分けておきます。ステアリングはキットのパーツは使いませんので、取り付けダボのサイズをコンバートするステアリングのサイズに合わせて予め調整しておきます。

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ステアリングも最初の情報ではMoMo Prototipoとのことだったのですが、装着されていたのはPrototipoではなく、スポークに穴が開いていないタイプのものでした。仕方ありませんので折角開けた穴を埋めることにします。

穴を埋める方法はイロイロありますが、今回はデザインナイフの刃先をヘラ代わりにしてパテを塗りこんで埋めることにしました。

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写真のようにパテをスポーク部分に塗ってはみ出した部分を乾燥する前にデザインナイフでカットしておき、乾燥してから均す部分を最小限にしておきます。

以前にも書きましたが、デザインナイフの刃は消耗品です。刃先の痛んだナイフを使用して失敗すると後のリカバリーの方が遥かに面倒ですし、モチベーションも下がってしまいます。
私の場合はデザインナイフの軸を二本用意して、刃先をこまめに交換して交互に使っています。刃先が痛んでいるほうのナイフは荒削りに使ったり、今回のようにパテや接着剤を微量付けたいときのヘラとして使い倒してから最後に廃棄するようにしています。

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塗装のアクセントとしてスポーク部はフラットブラックにホイール部はセミグロスブラックで塗装し、ホーンボタンにはキット付属のデカールを貼って出来上がりです。

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レース仕様のため取り付けられたロールケージですが、当初の仮組み段階で作成した後に見せていただいた映像によるとサイドブレースバーが一般のロールケージとは逆に取り付けられていることが分かりました。
分かってしまったものは仕方ありませんので(笑)、取り付け済みのブレースバーを逆方向に取り付け直し、フラットブラックで塗装しておきます。ロールケージと両サイドの内張りのパーツはボディにシャーシーを組み込む際に取り付けます。

ボディ塗装の前に、タイヤとホイールの準備をします。Giulia Sprint GTAのホイールはご存知の通りマグネシウム製ですのでメッキ処理をされたパーツだと輝き過ぎてしまうものですが、田宮模型はその辺りもちゃんと分かっており、ホイールは通常のプラスチックパーツで成型されています。
ですので、シルバーで塗装をするのですが、ここで悩むのがどの塗料を使うかです。最近の模型業界はシルバーの塗料開発がブーム?で、各メーカーからそれぞれ特徴のある塗料が発売されています。特に各社が注力しているのがシルバーの輝きで、究極の塗料はメッキシルバーNEXTという塗料で、下地をグロスブラックに塗った上にエアブラシで軽く塗装すると実物のメッキに近い光沢を得ることができます。

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一方で昔からの定番はMr.カラーの8番、通称「銀八」と呼ばれている塗料で、初めてこの塗料を買ったのは私が小学生の頃(当時はレベルカラーと呼ばれていました)だったと記憶しています。当時、小学生の小遣いで買うことのできる塗料はこのレベルカラーしかなく、外国製の所謂エナメル系と呼ばれるハンブロールやパクトラ(後のパクトラヤミヤ)製の塗料は売っているところは限られており、しかも高価な上に量が少なかったために、どうしても「使わず嫌い」になってしまい、結局レベルカラーを使うしかなかったのですが、後に奮発してハンブロールのフラット系(「マット」と書いてありました)の塗料を使った際にはその伸びの良さと筆ムラの出にくさに感激したのを覚えています。

では、この昔からの「銀八」はもはやダメなのかと言うと、そんなことはなく、地道に顔料が改良されて来たために、現在のものは同じ色番号ながら当時の塗料とは全くと言って良いほど異なっています。そしてその落ち着いた艶は他の製品が追求しているメッキ調の輝きとは一線を画しており、機体表面のちょっと使い古された感じのジュラルミンの表現には適しており、飛行機のモデラーに愛され続けている塗料です。
今回はマグネシウムホイールのイメージを出すために、この定番の「銀八」に少量のブラックを混ぜたものをエアブラシで塗装することにしました。

タイヤですが、キットに付属するタイヤは当時の純正タイヤを再現しているのですが、今回の個体はタルガ・フローリオに出場した車両ですので、この純正タイヤはどうもイメージにそぐわないと思っていました。さて、どーしたものかと、ストックしてある改造パーツ類を漁っていて見つけたのがこの改造用のホイールとタイヤのセットです。

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このような改造パーツは以前から多く販売されており、要は街道レーサー仕様などで企画されたキットからタイヤとホイールだけを別売しているという「お手軽」企画商品なのですが、以前は17inchや18inchといったインチアップホイールが主流でした。それらは当然、私が作っているような旧車には似合うはずもなく、模型屋で見つけても「あーそう」という感じでスルーしていたのですが、近年の旧車ブームで14inchや15inchといったサイズのホイールとタイヤも販売されるようになると俄然注目すべきパーツとなりました。

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ホイールも国産旧車の当時の定番であったワタナベやハヤシといったホイールに加えて、装着しているタイヤも当時の憧れのブランドでADVANのHF-Dであったり、PIRELLIのP7であったりと「使える」改造パーツなのですが、問題はそのタイヤで、ホイールは箱絵で分かるものの、装着しているタイヤは「開けて見てのお楽しみ」状態であることと、そのタイヤがもともと箱スカや240Zなどの改造パーツであった素性から、リアタイヤがやたら太くなっていることが今まで使用を躊躇わせていましたが、今回ストックの中から見つけたタイヤはPIRELLIのCinturateで、リアのオーバーサイズ(幅)であることに目をつぶってコンバートすることにしました。

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左が純正のタイヤで右が上の改造ホイールセットに付属していたPIRELLI Cinturateです。
タイヤの中心にはパーティングラインが盛大に残っていますので、耐水ペーパーの上でタイヤを転がしてラインを消しておきます。

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左が修正後で右が修正前です。ちょっとした手間ですが、ちゃんとかけただけの効果はあるのではと思います。
実物のこの個体がどんなタイヤを装着していたのかは定かではありませんが、随分と雰囲気が良くなりました。

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センターキャップは別パーツになっていますので、クロームシルバーで塗装して付属のデカールを貼ります。さらに保護のためにエナメルクリアーでコートしておきます。

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ホイールナットの周囲に軽くスミ入れをしてセンターキャップを接着したらホイールの完成です。

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これでシャーシー、エンジン、コクピットとボディの外装以外の部分の組み立ては全て終了です。

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仮組みをして予め確認をしておいたおかげで、安心して組み上げることができます。タイヤをコンバートしたおかげで、随分と雰囲気が変わりました。

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しかし、ここで大問題が発覚しました。それはVTR資料をチェックしていた際に気づいたのですが、実車は何と!サイドマフラーに改造されていました(泣)。今さらどうしようもありませんのでお許しいただきたいと思います。
また、この製作記にいただいたコメントで教えていただいたのですが、自作した室内のリアパネルもどうやら実物はリブだけでその間は抜けておりトランクスルーとなっているとのことでした。
実は、修正するのを忘れてしまっていたのですが、他の資料をチェックするとちゃんとパネルで埋められているものもあり、軽量化のためにリアシートを取り外してしまった場合にはやはり不便だったのかも知れません。

この組み立て順は、ボディのステッカーなどの資料待ちのために「止むを得ず」行った組み立ての順番なのですが、実は組み立て説明書どおりの順番とも言うことができます。
殆どのカーモデルの組み立て説明書は、エンジンやコクピット、足回りといったユニットをシャーシーに取り付けて、ボディを最後にシャーシーに取り付けるように指示されています。
しかし、塗装をして仕上げる場合はこの組み立て説明書の順番を無視して、まずボディ塗装から始め、その乾燥待ちの合間にこうしたシャーシーなどの組み立てを行って作業効率を上げるのが一般的なのです。

ようやく資料も揃ってカラーリングの方針も決まりましたので、いよいよボディの塗装に移りましょう。
ボディはすでにサーフェイサー吹きが終了し、軽く表面を均した状態でストップしていますので、そのまますぐにベースとなるホワイトを塗装することができます。
以前の記事でも書きましたが、今回は缶スプレーではなくエアブラシを使ってボディ塗装を行うことにします。

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