走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記8

映像資料を見ると助手席の座席前に消火器が取り付けられていますので、同じくディテールアップ用の金属パーツを使って造ります。

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このパーツはアルミ製の挽き物ですので、メタルプライマーを塗りホワイトサーフェイサー、レッドと塗装して行きます。

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ホースを繋ぐ金具は金属製ですので、塗料がつかないようにマスキングテープでカバーしておきます。
例によってガンダムデカールの中からそれらしい物を選んで貼るとさらに消火器らしくなります。

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こうしたデカールのカットには写真のデカール用のハサミが便利です。刃先が薄いのでデカールの狭い隙間にも入り、フッ素コートされているためデカール台紙の糊が刃にくっついたりするのを防いでくれます。

消火器の口金も精密な挽き物で表現されています。

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口金にはエンジンルームに延びるホースを接着しておきます。
取り付けバンドはこのパーツのベースがアルミですので、デザインナイフの刃先でバンド部分のモールドを削り、下地のアルミを露出させることにより表現します。

24GTA161.jpg

ストラダーレ仕様のGTAのインスツルメントパネルはウッド調のパネルが貼られていたのですが、コンペティション仕様では単にブラックパネルですので、全体をセミグロスブラックで塗装します。

24GTA162.jpg

メーターはキットにデカールが付属していますので、それをそのまま使ってメーターパネルに貼りますが、ガラスの表現をするために、デカールが乾いてからエナメルのクリヤーを塗ります。このクリヤーは塗るというより「盛る」という感じで表面張力を利用して水滴状になるように塗ります。乾燥したら凸状であった塗料は平面になります。

メーターパネルにも資料によると補助メーターが取り付けられていますので、そのメーターを追加しなければなりません。どうやら補助メーターは燃料計のようなのですが、このレース仕様車は燃料タンクがノーマルからコンペティション用に変更されていたことによるものなのでしょう。
メーター面まではとても見えないと思うのですが、そこはコダワリで(苦笑)アルファ・ロメオのオーナーズマニュアルから単体の燃料計の画像を加工して使うことにしました。
追加のメーターはダッシュボードに単独で取り付けられていますので、そのメーターパネルを再現してみたいと思います。

24GTA158JPG.jpg

用意するのは0.3mm厚のプラ板と透明の塩ビ板です。この透明の塩化ビニール板はわざわざ購入する必要はなく、様々な梱包材として身の周りにあると思います。例えばYシャツの襟の芯であったり、写真のようなタバコのパッケージであったりと、要は買ったら捨ててしまうものを利用します。ディテールアップ用にはその中でもなるべく薄いものを使いますので、どちらかと言うと安物?のパッケージのほうが利用価値があります(笑)。

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まずはこれらの材料を写真のように適当な大きさに切り出します。メーターは画像を縮小印刷してシール用紙に印刷しておきます。今回は2mm径程度の大きさに印刷しました。ベースとなるプラ板にこの印刷したシールを張り付け、その上に透明の塩ビ板をメーターガラスとして貼ります。次のプラ板はメーターの直径に合わせてドリルで穴を開けてその上に貼ります。最後に切り揃えますのでこの段階ではエッジが凸凹していても構いません。むしろ加工しやすいように大きめに切り出しておいたほうが良いと思います。接着にはビニール系の接着剤(Gクリアーなど)を使います。このような薄いプラスチック材の接着にはプラモデル用の接着剤を使ってはいけません。ビニール系の接着剤は接着剤そのものが硬化して透明になるのですが、プラモデル用の接着剤は接着面の基材を溶かして接着しますので、こうした小さなパーツに使うとベトベトになってしまいます。

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接着剤が乾いたら、デザインナイフで余分な部分をカットして切り揃えます。

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その後に全体をフラットブラックで塗装します。

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メーターリングは前回の記事でご紹介したシートベルトアンカーを作成したのと同じ要領で針金をリング状に巻き、それを切って接着すると補助メーターパネルの出来上がりです。

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各メーターの縁はクロームシルバーで塗装すると単調なインスツルメントパネルの良いアクセントとなります。各スイッチ類も同様にクロームシルバーで塗装します。

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補助メーターパネルを取り付ければ出来上がりです。

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ドアの内側のパネルは独立したパーツとして成型されています。実物はビニールレザー張りと質素なものなのですが、この個体がどうなっていたのかは残念ながら定かではありません。と言うのもコンペティション仕様ではアルミ製に置き換えられていたりと個々に改造が施されているのです。
今回はオリジナルを再現することにしますが、一部のモールはメッキですので、以前のストラトスの製作記事でご紹介したメタルックという糊付き銀箔を貼り付けます。メタルックは大きめに切り出して貼りたい箇所に載せ、上から水を含ませた綿棒で圧着させます。その後に余分な部分をデザインナイフでカットすると綺麗に貼ることができます。この作業も基本でウインドウモールのメッキなどの再現にも使えますので、初めてチャレンジする方はこうした目立たない水平なパーツで練習しておくと良いでしょう。もちろん失敗したら剥がして何度でもやり直すことができます。

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メタルックは極薄のアルミ箔で、取り扱いに際しては金属製のピンセットを使用すると傷をつけて破いてしまいますので、私は写真の竹製のピンセットを使っています。最近は模型用でも竹製のピンセットが販売されていますが、私はこのピンセットを20年以上前に入手し愛用しています。
実はこのピンセットは真珠の選別用に使われていたものです。神戸で偶然見つけた真珠の専門卸店に立ち寄った際に、このピンセットを店主が使っているのを見て、デカール用に使うためにと気に入ったのですが、小さな真珠でも傷つけずに摘めるように先端の合わせも素晴らしく出来ており、京都の竹職人が金箔などの作業用に造ったものとのことで、職人の技を感じさせてくれるものです。
確かに竹製のピンセットは金属製のように静電気を帯電しないために、金属箔がまとわりつかない利点がありますし、先端が金属製のように鋭利ではないためにデカールの薄いフィルムを傷つけることもありません。
そのピンセットの出来を褒めちぎっていると、店主は私をアクセサリーの製造業者だと勘違いしたらしく、そんなに気に入ったのなら・・・とタダで特別に譲っていただきました。そして結局真珠は買わなかったのですから考えて見れば酷い客でした(苦笑)。

ハンドル類はクロームシルバーで塗装したら出来上がりです。

24GTA166.jpg

室内の床は通常であればカーペットが敷いてあったりフロアマットが置いてあるのですが、コンペティション仕様の場合はノンスリッププレートを貼り付けている場合が多いようです。

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その再現方法は簡単で、ネットで見つけたこのような縞型鋼板の写真を縮小してメタルシールに印刷して貼り付けます。

24GTA168.jpg

引き続き室内のディテールアップを行い、いよいよボディの塗装に移ります。

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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

コメント

薄い板にドリルで穴を開けると形がおにぎり状になりますよね?
写真はわりとキレイに丸になってますが、
下穴あけて、リーマー通しとかやってるんですか?

  • 2012/04/11(水) 09:01:14 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
目の付け所が違いますね(笑)。
書くのを忘れてましたが、私の場合はこういう薄い板に穴を開ける場合は発泡スチロールをベースにしてその上にプラ板などを貼り付けてドリルで下穴を開けてからリーマーまたはデザインナイフの刃先を廻して穴を広げて行きます。発泡スチロールは上等なスチレン材の硬いものを使うとうまく行きますよ。

  • 2012/04/11(水) 12:15:30 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

私、模型やってたくせにピンバイス持ってないんですよ。
模型で穴空ける時は半田ゴテか、先端を研いだ精密ドライバー(-)。
仕事で薄い鉄板やアルミ板にボーリングするとおにぎりになるんですが、
貼ると接着剤の除去がメンドイのでエンドミルでやってます。

  • 2012/04/12(木) 08:15:52 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
イロイロなやり方があると思います。正解はありませんので、自分のやり易い方法で良いと思いますよ。
ボーリング機で金属板に穴を開ける場合は、私はバイスに開ける穴より少し広く隙間を開けてその上に金属板を固定して開けてました。ボーリング機の精度が悪いとドリルの刃先が遊んでしまい使えない技なんですが(苦笑)

  • 2012/04/12(木) 11:53:07 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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