走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記6

まずはエグゾーストパイプの塗装からです。プラモデルのパーツで一番成型が苦手なものが丸棒だと思います。プラモデルは雄型と雌型の二つの金型により成型されますので、パーツにはどうしてもパーティングラインという繋ぎ目が入ってしまいます。四角いパーツなどはその角にパーティングラインを持ってくれば目立たなくすることができるのですが、エクゾーストパイプの様に丸い部品だとどうしてもそのパーティングラインが目立ってしまい、入念にその処理をしなければなりません。しかも、エクゾーストパイプは複雑な形状をしていることが多く、このキットもエンジンからの出口であるマニホールドとフロントからリアまでのエクゾーストパイプという2つのパーツに分割されています。

24GTA114.jpg

金属ヤスリ、耐水ペーパー、デザインナイフ・・・とあらゆる工具を動員して、ただひたすらパーティングラインを消して行きます(苦笑)。
パーティングラインを消し終わったら、エンドの部分に穴を開けます。これも基本ですが、まずはデザインナイフで十字に切れ目を入れてセンター出しを行い、デザインナイフの刃先をその十字の中心で廻すように削ってガイド穴を作り、穴を開けるときにピンバイスのドリル刃が「遊ばないように」します。

24GTA115.jpg

塗装ですが、今回はMr.メタルカラーのアイアンをエアブラシで塗装しました。この塗料は塗って磨くことにより金属の艶が出る塗料で、小さな部品にはあまり効果がありませんが、今回のようなパーツには効果的な塗料です。

実際に塗ってすぐは写真のような艶消しグレーなのですが、

24GTA116.jpg

柔らかい布や綿棒で磨いてやるとどんどん金属のような艶が出てきます。上の写真の右側が磨いた状態で、センターから前が磨く前の状態です。

24GTA117.jpg

全体を磨くとパーティングラインを処理したことと相まって、本当に金属製の部品か・・・と思うような艶が出ます。シルバーのような明るい金属色の塗料は最近になって様々なものが販売されていますが、このアイアンのような鈍い色の金属色の再現(ある程度の面積のあるもの)にはこのMr.メタルカラーに勝る塗料はないと思います。

さらに以前のストラトスの製作記でご紹介したウェザリングパステルを使って熱で焼けた状態を表現します。ウェザリングパステルは付属のスポンジ筆で塗りつけるのですが、細かい部分はアクリルシンナーにパステルを溶かして筆で塗ることにより定着が良くなります。以前はクリアーブルーやクリアーオレンジを使ってエアブラシで塗装していたのですが、このウェザリングパステルの出現により随分と手間がかからないようになりました。

24GTA118.jpg

エクゾーストパイプの「焼け」はパイプが曲がっている部分は熱がこもりやすいために「青焼け」をし、

24GTA119.jpg

それ以外の部分は低温の「赤焼け」をするという理屈に基づいてパステルを塗りこんで行きます。本来ならばさらに「錆」が加わるのですが、モデルにそれを再現すると情報過多となってしまい、ごちゃごちゃと見えるだけとなってしまいますので、今回は「錆」の表現は行いませんでした。

24GTA120.jpg

続いてシャーシーの仮組みです。こうしたカーモデルの場合はこの足回りの仮組みは不可欠で、いかに田宮模型のキットと言えども信用してそのままパーツを接着してしまうと、タイヤの接地面が狂って4輪で接地しなくなってしまったり、ボディを被せたときに車高がイメージ通りにならなくなってしまうことがありますので、この仮組みを行って調整が必要であればこの段階で行っておきます。

24GTA121.jpg

ボデイを被せてみました。車高のバランスも良いようです。

24GTA122.jpg

特にGiulia Sprintのポイントはリアの車高で、低いのはまだ良いとしても車高が高いとGiulia Sprint独特の「尻下がり」な印象が殺がれてしまうのですが、この辺りはさすが田宮模型です。

24GTA123.jpg

確認が終わったら、再度ボディとシャーシーを外して足回りを分解します。

24GTA124.jpg

まずは足回りのパーツ類ですが、キットはGiulia Sprintの特徴的な足回りをうまく再現しています。これらはセミグロスブラックで塗装するのですが、効率を考えてそれ以外にもセミグロスブラックで塗装するものを一気に塗装してしまいます。

24GTA125.jpg

室内とエンジンルームはボディ色ですので、先にホワイトを塗装します。今回使用するホワイトは、同じMr.カラーの中でもGXシリーズという顔料が高品質のもので、若干お値段も高いのですが、隠ぺい力や発色に優れていますので、厚塗りを必要とせず、カーモデルのボディ塗装には最適な塗料です。

続いてシャーシー下面ですが、シャーシーブラックという防錆塗装なので名前の通りブラックで塗装するのですが、足回りのパーツがセミグロスブラックですので、あまり色映えがしません。そこでフィクションではあるのですが、タイヤブラックというブラックに近い濃いグレーで塗装することにしました。このようにミニチュアモデルでは色の艶を変えたり僅かに色調を変えることにより、同色のパーツに立体感を持たせることができます。

24GTA126.jpg

先に塗装したホワイト部分をマスキングします。マスキングにはマスキングテープを使用しますが、こうした立体面のマスキングには細かくマスキングテープでマスクするだけではどうしてもうまく隠せない部分も出てきます。
そうした場所にはマスキングゾルを併用してマスクするのですが、塗り分け部分はタッチアップを前提として、タッチアップの際には、塗りすぎたブラックの上にはホワイトでタッチアップできませんので、ホワイトのオーバーマスク部分にブラックを後から塗れるように考えながらマスキングして行きます。

24GTA127.jpg

このような立体的な(凸凹と入り組んだ形状)のパーツはエアブラシ塗装に最も不向きなパーツです。
最初は濃い目の塗料でノズルの先を絞ってスプレーの入りにくい場所や角の部分を先に色を載せます。続いてエアブラシのカップにシンナーを足して塗料を薄めて全体に塗装してやるとうまく塗装することができます。
それでも薄い部分は、乾燥してから筆塗りでタッチアップします。

24GTA128.jpg

コイルスプリングはレッドで塗装し、スミ入れの要領でハイライトをつけます。

24GTA129.jpg

ショックアブソーバーはモールド色がレッドなので、ホワイトサーフェイサーを吹いた後にイエローで塗装し、ブーツ部分をフラットブラックで塗ります。KONIのスポーツショックをイメージした塗装ですが、組み上げたときに単調に見える下回りを引き立ててくれるのではと思います。

24GTA130.jpg

ブレーキディスクとキャリパーは一体で成型されていますので、塗り分けなければなりません。私の場合はこうした細かい塗り分けはフリーハンドで面相筆で塗ってしまいます。

24GTA131.jpg

ここまで準備できたらいよいよシャーシーにエンジンを搭載し、足回り、マフラーを取り付けます。

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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

コメント

作業時間

1台でどれくらい掛かるんですか?
私にはとても出来ませんが(^^;
こんな風に作れたら楽しいんだろうなぁ♪

  • 2012/04/03(火) 17:13:34 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
趣味なんでそんなに作業効率を考えてはいないんですよね(笑)。
マジメにサクサク造れば1台30時間~40時間位じゃないですか。
でも所詮はプラモデルですから、基本的な工具さえあれば誰でも作れると思いますよ。

  • 2012/04/03(火) 17:40:10 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

フッフッフ

私を甘く見てはいけません。
中学時代にF1の6輪タイレル?を完成させられなかった漢ですから(爆)

しかしサクサク作って40H・・・無理っ(笑)
だから・・・ちょーだい(爆)

  • 2012/04/04(水) 20:13:49 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
6輪タイレルは難しいですよ(笑)。でも1/20の田宮のだったらちょっと問題ですね。あれは組み上げるだけならそんなに難しくはなかったと思いますが・・・(苦笑)
でもこれだけ手間をかけてますからそうそう簡単には差し上げられませんね。アクセスアワードでも当ててください(爆)。

  • 2012/04/04(水) 20:44:45 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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