走ってナンボ

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記5

Giulia Sprintのエンジンフードは「逆アリゲーター型」と言われるコクピット側が開く構造となっています。
従って、通常のアリゲーター型のフードと異なり、ミニチュアモデルにした時にはエンジン前部は殆ど見えず、むしろ後方のバルクヘッド側が良く見えることとなります。
従って、そのバルクヘッド側に取り付けられているヒューズボックスはエンジン本体のディテールアップレベルとバランスを取っておかないとみすぼらしく見えてしまいます。

これからご紹介するヒューズボックスの製作法は、残念ながら実車に忠実なものと言うより、本物「らしく」造るというフィクションが混ざったものであることをお断りしておきたいと思います。こうしたミニチュアモデルにおいてはこの「らしさ」というのが重要で、あくまで雰囲気重視である・・・と先に言い訳しておきましょう(苦笑)。

ヒューズボックスのサイズは実物のサイズをベースにすると小さくなり過ぎてしまうので、ボックス前面のラベルを印刷することのできるギリギリのサイズを基に製作します。

24GTA086.jpg

ラベルはGiulia Sprintのオーナーズマニュアルの説明画像を基に、PCで縮小できるギリギリまで小さくしてシルバーラベルに印刷します。厳密に言えばノーマルのGiulia SprintとGTAとではヒューズボックスの配列が異なっているのでしょうし、レーシングチューンの際に移設されたりしていますので、これも「らしさ」の範疇ということでお許しいただこうと思います(苦笑)。

24GTA087.jpg

今回はいつものシルバーラベルだと表面が輝きすぎてしまうので、ヘアーラインタイプのラベルを使用することにしました。こうしたPC用のプリンタラベルは模型の材料としても有用で、このラベルもその厚みは0.19mmと薄いものですので、エンジンルームの車台番号プレートなど様々な用途に利用することができます。

24GTA088.jpg

ヒューズボックスのために用意するのは1.2mm厚のプラ板と0.5mm厚のプラ板です。1.2mm厚のプラ板をヒューズボックスのラベルの大きさに切り出します。その上に約半分の幅の0.5mm厚のプラ板を貼り付けてフラットブラックで塗装しておきます。
そしてその段差の部分の1.2mm厚のプラ板側に0.5mm径のピンバイスで「適当に」穴を開けます。貫通してしまっても表面にはラベルを貼り付けますので気にしなくても大丈夫です。

24GTA089.jpg

写真のプラグコードをこれまた適当な長さに切って、開けた穴に二つ折りにして埋め込んで行きます。このサイズの加工となるともはやヘッドルーペは必需品です(泣)。

24GTA090.jpg

表面に先ほど印刷したラベルを貼り付けます。

24GTA091.jpg

室内への配線引き込みは各配線を束ねた1本のフレキシブルチューブで行われていますので、その再現をするのですが、最近は便利な材料が手に入るようになりました。

24GTA092.jpg

写真は極細の金属スプリングなのですが、これはガンダムモデルのディテールアップ用の材料で、どうやら関節部分の動力配線の表現に利用されるもののようですが、その形状から自動車の配線などに使われるフレキシブルチューブ(カバー)や冷却ダクトのホースとして使用することができます。

24GTA093.jpg

続いてはバッテリーですが、ホワイトメタル製の別売パーツとキットのものとどちらを使うか悩んだ末に、キットのものを加工して使うことにしました。理由はエンジンルームのスペースで、ホワイトメタル製のものは若干寸法が大きいために、これから自作するオイルキャッチタンクのスペースがなくなってしまう恐れがあったためです。

24GTA094.jpg

まずはモールドされているターミナルを削り取り、1mm径のピンバイスで穴を開けておきます。

24GTA095.jpg

その後バッテリー本体をホワイトで塗装し、上面をラッカー系のフラットブラックで塗り分けます。バッテリー液の補充孔はエナメル系のイエローで窪みに塗料を置くように塗ってやります。少々はみ出しても乾燥後にエナメルシンナーで濡らした綿棒で表面を拭くと窪みの塗料だけが残りますので綺麗に仕上げることができます。

24GTA100.jpg

最近、こうした微細な部分の拭き取りに重宝しているのが写真のフィニッシュマスターという拭き取り用のシリコン綿棒で、多孔質シリコンゴムを利用してシンナーを染み込ませて使う綿棒?です。しかもこのシリコンゴムは汚れてもシンナーで洗えば綺麗になるというスグレ物で、綿棒を多量に使用するウォッシングなどには有用だと思います。

24GTA096.jpg

ターミナルは0.8mm径のアルミ線をカットして差込み、内側から瞬間接着剤を少量つけて固定します。

24GTA099.jpg

バッテリー側面には何か説明書があると実感が高まりますので、例によってガンダムモデル用のデカールの中から適当なものを貼っておきます。

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バッテリーのターミナルから伸びる配線コネクターは1.2mm厚のプラ板から加工して切り出します。適当な幅に切ったプラ板に1.0mm径のピンバイスで穴を開けます。そのサイズを基にデザインナイフで少しずつ両幅を狭めて行きます。

24GTA101.jpg

この時点で切り離してしまうと、加工や塗装が面倒ですので最後まで基のプラ板から切り離さずにおきます。次に配線を繋げるための穴を0.5mm径のピンバイスで側面に開けます。

24GTA102.jpg

この時点で塗装をします。一つはブラック、もう一つはレッドに塗り、0.43mm径のコードを接着したらデザインナイフで切り離します。

24GTA103.jpg

これも部品を飛ばして失くしてしまわないための知恵で、コードを接着してから切り離すことにより部品を失くす確率を一気に減らすことが出来ます。
断面を再度塗装すれば出来上がりです。

24GTA104.jpg

少し、オーバースケールですが目の限界(苦笑)です。

続いてブレーキサーボですが、ここはキットの部品をそのまま使います。丁寧にパーティングラインを削って処理をし、サーボ本体はシルバーとゴールドを1:1で混色した塗料を塗ります。マスターシリンダーは本体をフラットアルミで、マスター下部をクロームシルバーで塗って出来上がりです。

24GTA106.jpg

続いてオイルキャッチタンクの自作です。このパーツはキットには入っていませんので、一から造らなければなりません。用意するのは5mm角のプラ材と2mm径のプラ棒です。

24GTA105.jpg

まずは角棒を適当な大きさに切り離します。角棒は5mm角で少し厚みがあり過ぎるのでさらにエッチングソーで5mmX3.5mm程度にします。そしてキャップを2mm径の丸棒を輪切りにして接着します。

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オイルチューブを差し込む部分を1mm径のピンバイスで開け、さらに8mm径のアルミ棒を取り付けておきます。全体をフラットアルミで塗装します。

24GTA108.jpg

リターン側はエンジンの下に隠しますので、タンク側の出口は以前にご紹介したマイクロラインでホースバンドを表現しておきます。
ちなみに写真で写っている塗装のための持ち手ですが、最近はTULLYSカフェでいただいて来た木製のマドラーに両面テープを巻きつけたものを使用しています。以前は割り箸を使っていたのですが、こちらの方が薄くて使い易いです。他にはアイスキャンデーの軸などがありますが、カマボコ板と共にこうした身近なものを工夫して再利用するのも模型製作の楽しみの一つです(笑)。

24GTA109.jpg

エンジンルーム側への取り付けステーを0.1mm厚のアルミ板を細切りにして取り付けておきます。
こうした金属パーツを曲げるにはプライヤーと共に重宝するのが写真の真鍮製の角棒で東急ハンズなどで入手することができます。これをガイドにして曲げることにより90度の直角を出すことができます。

24GTA110.jpg

最終的な角度は取り付け時に現物合わせをしますので、今は曲げて取り付けるだけにしておきます。

24GTA111.jpg

ラジエーターは冒頭に書いたようにあまり見えませんので、手を加えるのは程ほどにしておきます。
キットの部品構成はラジエーター上部が別パーツになっており、ラジエーターホースがモールドされていますが、すでにエンジン側にラジエーターホースを取り付け済みですので、この部分は切り離してしまいます。

24GTA112.jpg

その替わりに0.8mmのアルミ線をホースの形に曲げて接着しておきます。エンジンをエンジンルームに搭載する際に、このアルミ線を芯にしてラジエーターホースを被せてその曲線を再現します。
ラジエーター本体はフラットブラック、上部の金属部はセミグロスブラックに塗ってラジエーターキャップをシルバーで塗れば出来上がりです。

24GTA113.jpg

ボデイマーキングの資料待ちのために引き続きシャーシーを組み立てて、コクピットもディテールアップして見たいと思います。

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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用

コメント

すげーなぁと思いつつ、実車の部品もこのくらいで自作できたらなぁ
等と思ってしまう1/1キット乗りでした。
(クーラントのリザーブタンクが欲しい)

  • 2012/03/30(金) 08:01:08 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
モデルは小さいとは言え、その外見だけですからねぇ(笑)

  • 2012/03/30(金) 12:54:59 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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