走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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田宮模型 1/24 Giulia Sprint GTA製作記3

ボディのサーフェイサー塗装が終わったらボディの本塗装なのですが、一部カラーリングの資料待ちのため、先に室内のディテールアップの準備をします。それはロールケージの再現で、このクルマ特有のロールケージを自作しなければなりません。

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材料は2mmφのプラ棒なのですが、ここでまた秘密兵器?の登場です。これはフレックスロッドと呼ばれている材料で、手で簡単に曲げることのできるプラ材です。私は大昔に買って持っていたのですが、現在は製造中止となっているようですので入手難の材料です。通常のプラ棒でも田宮模型のものは折れてしまいますが、前回ご紹介したEverGreen製のものであれば少しずつ力を加えて行けば同様に曲げることができます。

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ボディとシャーシーを仮組して定規である程度の寸法を測り、まずは目分量で少し長めにフレックスロッドを切り出して寸法を合わせながら調節して行きます。

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写真のとおり大体の寸法が決まったらロールケージを組み上げます。
シャーシーに取り付けるための台座は0.5mm厚のプラ板に穴を開けてシャーシーに接着しておきます。
ロールケージはその後の加工に邪魔になりますので、この段階では寸法合わせのみとしまだ接着せずに置いておきます。

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折角エレール製のA110からコンバートして来たシートですが、その後の資料でお預かりしたVTRを見ると、当初聞いていたコルビュー風のローバックシートではなく、運転席のみがSparco製のバケットシートであることが判明しました。これは決して寺島社長がボケ始めたワケではなく、何せ20年以上前の記憶ですから仕方ありません(苦笑)。
モデリングの際に必要となる情報は、実際にクルマをドライビングした際の記憶とは必ずしも合致せず、「エンジンヘッドの色は?」とか「プラグコードは何色でした?」などという質問に即答できるはずもありません(笑)。一方でハイカムが組まれていたか?とか、ギアレシオは・・・とかはモデリングに際しては関係ないハナシですので、クルマ趣味は実に面白いものであることを改めて認識することができました。
仕方ありませんので方針を変更することにし、秘蔵の?ホワイトメタル製のSparcoシートを使用することにします。

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これも残念ながら現在は製造中止のようで、こうしたディテールアップパーツも見つけたときに「とりあえず」買っておかなければ、後で必要になったときに後悔することになってしまいます。
ホワイトメタル製で結構な重量がありますので、片側だけの使用となると重量バランスに関して不安もありますが、このGiuliaに取り付けられていたのはまさにこのシートですので、何とか使ってみることにします。
コクピットはまだまだ追加の資料を待ってディテールアップをする予定ですので、一旦はここで作業を中断し、エンジンの組み立てに移ります。まずは仮り組みをしますが、これは今後の方針を決めるためで、実際にエンジンを組んで見て、どこをディテールアップするかを検討します。

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プラスチックモデルにしては随分と細かいとこまで再現されているエンジンパーツですが、田宮模型にしては珍しくパーツの合いが悪く、削り合わせを必要とします。
エンジン本体は左右分割といったオーソドックスなものなのですが、何を間違えたのか左右のパーツのサイズが微妙に異なっておりカッチリと合いません。仕方がないので前側で左右を合わせてそのズレを全て後部に集中させて、削り込んで合わせることにしました。

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後部パーツの肉厚が殆どなくなってしまっていることが分かるかと思いますが、田宮模型の製品でこれほど合わないのは珍しいことだと思います。また、エンジン前部のパーツやオイルパンもエンジン本体と微妙にサイズが違っており、随分と削り合わせをしなければなりませんでした。
それを除けばエンジンの再現性は良いと思います。

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ヘッドカバーには吸気ダクトを取り付けるためのダボ穴が開けられているのですが、ファンネルにコンバートするためにこの穴は不要となります。例によって伸ばしランナーで穴を埋めてペーパーがけをして表面を均しておきます。

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こうした伸ばしランナーによる修正は、私の場合は極力同じキットのランナーを使うようにしています。理由はプラスチックの材質が同じであるためで、違うメーカーのランナーを使用するとプラスチックの硬さが異なってしまうために表面を均す際に削りすぎたりしてうまく行かないことがあるのです。
キットが完成したら、余ったランナーは適当な長さに切りそろえて保管しておき、塗料の攪拌などに再利用するようにすれば無駄にならずに済むと思います。

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エンジン関係のパーツの中で最初に加工が必要なのがキャブレターで、手持ちのホワイトメタル製のウェーバーキャブレターと比較してもこのキットのモールドの方が優れていますので、こちらを使うことにします。

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しかし、キットはノーマルのGTAをモデル化しているために通常のエアクリーナーがキャブレターと一体でモールドされていますので、まずはエッチングソーでエアクリーナーを切り離します。

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エアクリーナーの替わりにこの部分はアルミ挽き物製のレーシングファンネルに置き換えることにします。

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エンジン前の補器ベルトは一体で再現されています。これも一般的なパーツ割ですが、ベルトがどうしても厚くなっていますので、ヤスリで削って薄くしておきます。そうすると強度がなくなってしまいますので削るときに折れないように注意する必要があります。

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キットのオルタネーターは単なる「筒」ですので、ホワイトメタル製のアフターパーツに置き換えます。

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これらのホワイトメタル製のパーツは表面が酸化して白くなっていますので、金属ブラシで磨いてやると素材特有の輝きが戻ってきます。その後にメタルプライマーを全体に塗ると酸化防止にもなります。

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エンジン本体の塗装を行います。Giuliaのエンジンはアルミ合金製ですので、Mr.メタルカラーのアルミ色を使ってエアブラシ塗装してみたのですが、発色が素晴らし過ぎてしまい、メッキされたようになってしまいました。

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そこで、ヘッドの部分はMr.カラー8番のシルバーに替えて見たのですが、まだこちらの方が適度な艶でアルミ合金の鋳物っぽいのではないかと思います。

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そこで本体の艶を抑えるためと、ディテールを際立たせるためにエナメルのセミグロスブラックでウォッシングをして見ましたが、ようやく納得できる質感を得ることができました。

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続いてエンジンのディテールアップとして特徴あるツインプラグを再現してみたいと思います。所謂パイピングというものですが、私は超絶な技法を持つプロのモデラーではありませんので(苦笑)、自分でできる一番やり易い方法をご説明したいと思います。

まずはヘッドにモールドされたプラグキャップのモールドを削り、ピンバイスで穴を開けます。

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用意するのはディテールアップパーツで売られているプラグコード用のニクロム線とビニールチューブです。資料写真を見ると、プラグコードの色はグリーンで永井製のシリコンケーブルではなく、純正の細いタイプのもののようですので、0.38mmφのものを使用することにします。ビニールチューブは丁度良い太さだったので、以前製作した1/12のDUCATI900に付属していたものの残りです。こうしたパーツの残り物は捨ててしまわずに取っておくと、イロイロと役に立つのです。
先日も買おうとして断念したのですが、飛行機モデルのアンテナ線に最適と言われている鮎釣り用の極細の金属製テグスを買いに釣り道具屋に行ったところ、その長さが最低でも12m!(当たり前)で、そんなもの一生かかっても使えないのでヤメてしまいました(苦笑)。

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プラグキャップの再現にこのビニールチューブを使用します。ピンバイスで開けておいた穴にビニールチューブを適当な長さに切って接着して行きます。

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ディストリビューター側も同様にビニールチューブを接着しておきます。少しオーバースケールですが、こうしたディテールアップは「省略と強調」が重要で、実車どおりに全て再現しても単にごちゃごちゃして見えるだけでかえって効果がなくなってしまうのです。

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ここでエンジン本体にヘッドを接着していよいよパイピングを開始します。

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コメント

エンジンちっせー。
510さん目はついていけるんですか?
私はこのレベルは実体顕微鏡でもないとムリです。

  • 2012/03/20(火) 08:48:34 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
私も老眼で大変ですよ。ヘッドルーペを使ったり、メガネをかけたり外したり・・・(笑)。
でも1/24スケールは慣れると丁度良いスケールだと思います。これで後から1/12スケールのF1なんか造ったら「楽勝」です(爆)

  • 2012/03/20(火) 14:01:53 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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