走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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Alfa RZのシェイクダウン

先日の房総ツーリングにお誘いいただいたZAGATORさんのご紹介で、Club ZAGATO Giapponeのミーティングにお邪魔して来ました。このミーティングは名前の通りZAGATOデザインのクルマであれば何でもアリの集まりで、特定のカロッツェリアのクルマが集まるミーティングという珍しいものでした。
しかし私にはミーティングに参加するだけでなくもう一つの大きな目的があり、それは先日納車した友人のR君が購入したAlfa RZのシェイクダウンで初めてオーナーと一緒に長距離を走行することにより、さらなる初期化の課題をピックアップしようというものでした。と書くと予定されていたように聞こえてしまいますが、実際は無理やり同行させられたというのが本当のところで、私はと言えば普段使用している工具セットをRZに載せ変えて万が一に備えての同行となってしまいました。

CZJ001.jpg

集合場所は早朝の港北PAで、大混雑の海老名SAを避けようと考えてのことでしたが、混雑はしているもののクルマ同士が迷子にもならず無事に集合することができました。
今回ご一緒することになったのは、ZAGATORさんのRZと先日の房総ツーリングでもご一緒したK氏のSZに加えて青ガエルさんのJunior-Z 1600という布陣で、この4台が並ぶとそれなりの威圧感があります。ZAGATORさんにとっては自分の初号機であったRZと感激の再会?の機会でもあり、R君と私にとっては2台のRZを乗り比べることにより個体の程度を相対的に実感するという、クルマの希少性からすると夢のような機会でもあります。

CZJ004.jpg

写真を詳細に見るとバレてしまうのですが、ZAGATOR号はちゃんとオープンで集合場所までやって来ているのに対し、「寒いから…」という理由でどんなに薦めてもトップを開けようとしなかったR号も流石にここからはトップを開けての走行です(笑)
「正しい」トップの開け方をZAGATORさんに教えてもらい、新オーナーのR君にとっては初めてのオープン走行です。

CZJ003.jpg

不思議なもので外観からするとコクピットへの風の巻き込みが凄いのではと思いきや、いざ高速走行をして見ると意外なほどに快適に過ごすことができます。もちろんそれはR君と私が慣れ親しんでいる115Spiderとの比較においてのハナシで、昨今のウインドデフレクターを装備したオープンモデルと比較するとそこはやはり暴風に晒された過酷?な空間で、恐らく女性ウケは殆ど無理だろうと思われます(笑)。しかしRZの名誉のために?付け加えておきますと、小柄な女性が結構深いキャビンルームに潜り込むように座ると、意外に快適に過ごせるのではないでしょうか。

CZJ015.jpg

さて気になるシェイクダウンですが、やはり水温の問題は解決されていませんでした。冬場ということもあるのですが、街中ではかろうじて70℃(メーター読みです)ですが、高速走行だと60℃から上がることはありませんでした。流石にこの水温だとヒーターの効きも悪くなってしまいますので、早急に対策をしなければなりません。方法としては現在のファンスイッチを交換する方法と、ラジエーターファンの作動をサーモスタットに頼らず手動で動かすスイッチを付ける方法があります。どちらも一長一短ありますので主治医と相談して決めたいと思います。

次に気になるのがファンベルトの鳴きでした。この問題は私が単独でエンジンの慣らしをしているときにも気が付いていたのですが、まだ重症ではなかったために様子を見ようと思っていた件でした。ファンベルトの鳴きは一般的にはエンジンが冷めている時に鳴き、温まると消えるのですが、今回はその逆で、温まると鳴き始めます。様子を見ようと考えたのは、プーリーが長らく動かしていなかったために硬くなったのではないか…という仮説によるもので、ある程度走りこんで馴染ませてやると消えるのではという期待からだったのですが、一向に消える様子はありません。かと言って酷くなるワケでもありませんのでゆっくりと部品を手配して入手できれば交換ということで良いかと思います。

さて、今回ZAGATORさんの現在のRZ(シリアル095)と乗り比べて見たのですが、エンジンの廻りはまだ慣らしの余地があるようです。両機とも走行は30,000kmの半ばと同条件なのですが、方やコンスタントに走行を重ねたものと、ブランクが長かったことの差によるものでしょう。095機のエンジンはR君の042号機と比較するとピックアップが鋭く、5000rpmまでストレスなく駆け上がって行きます。しかもそれはエンジンオイルの粘度により単に廻っているのではなく、ちゃんとトルクもついてきているエンジン本来の回転でした。慣らし運転である程度の「躾け」はできたと思っていたのですが、今回の乗り比べでまだまだであることが分かりました。
中古車の購入に際して走行距離はその程度を測る尺度の一つで、実際に低走行車の方が価格が高いのが一般的ですが、今回はその走行距離がどのように重ねられて来たかが重要であることを実感できました。
今後はR君に頑張ってもらうことにしましょう(笑)。

今回、会場でゆっくりと他のSZ/RZを見学する機会があり、その中でもZAGATORさんのブログ記事で紹介されていたAlfa6ctiさんの実機を見せていただいたのですが、様々なモディファイが加えられており実に興味深いものでした。

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リアバンパーは穴が開けられディフューザーの役割を果たしています。うまく撮影できなかったのですが、フロアパンにも同様にディフューザーが取り付けられており高速走行時には効果があるそうです。

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またトランクリッド上には小ぶりながらスポイラーが取り付けられています。その加工も純正オプションかと思わせるほどピッタリとマッチしていました。

CZJ009.jpg

フロントフードはSZ用のカーボン製に交換されています。

CZJ010.jpg

フロントスポイラー下部にはリップスポイラーが取り付けられています。これは空力効果だけでなくスポイラーの破損保護のためにも有効だと思いますので、R君のRZにも検討したいモディファイです。

CZJ011.jpg

ZAGATORさんもお願いしたようですが、アルカンターラで作成されたダッシュボードカバーは簡単に取り外しができるスグレ物で、SZ/RZに限らずダッシュボードの反りや剥れに悩むオーナーにとっては作成のヒントになるのではと思います。

さらに一番感激したのがリモコンキーで、写真がないのですがドアロック解除だけでなく、トランクオープナーの機能をソフトトップカバーの開閉に振り当ててあるところが実用的でした。このアイディアはR君のRZにも是非実現できればと思いました。

また、プチネタかも知れませんがAlfa6ctiさんに教えていただいたフューエルリッド裏のシリアルナンバーの怪?も大変興味深いものでした。
実はSZ/RZのシリアルナンバーはサイドコンソールにプレートに記載されて貼り付けられているのですが、それ以外にこのフューエルリッドの台座に刻印されており、RZの場合はその殆どがサイドコンソールのプレートと番号が合っていないというのです。そのお話を聞き、早速確認して見ました。

R君の042号機の場合は・・・

CZJ012.jpg

096でした(爆)。聞けばSZの場合はこの間違いは殆どないとのことですので、SZの生産終了後に造られたRZは生産管理がずさんだったようです。それにしてもどうしてこの場所にわざわざシリアルを刻印したのでしょうか。イタリア人のすることは良く分かりません(苦笑)

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またフロントスポイラーの開口部の中にある補強柱?ですが、ZAGATORさんの095号機は黒く塗られているのに対して、R君の042号機は赤いままです。どうやら事故修復の際に赤く塗られてしまったようで、正しくは黒だそうです。ちょっと悔しいので(笑)、何かの折に黒のフィルムテープでも貼っておきたいと思います。

そんなプチネタを教えていただきながら会場を後に帰路に付いたのですが、そこで決断を迫られたのがどのルートで帰るかというものでした。順当なルートは来た道を東名に戻るものですが、秦野中井で事故3件という交通情報が飛び込んできました。まだ渋滞にはなっていないものの、東名に乗る頃には渋滞になっていることが予想されたため、河口湖へ抜けて中央道で戻ることにしました。結果としてこの判断は正解でその後すぐに東名高速はこの事故のために通行止めとなってしまいました。さらにこの判断が正解だったのは、途中で立ち寄った道の駅で素晴らしい富士山の眺めを堪能できたことで、早速クルマを並べて富士山をバックに記念撮影をすることとなりました。

CZJ005.jpg

皆さん思い思いに撮影していたのですが、きっと私の撮影している無様な格好がどこかのブログ記事に載ると思いますので先手を打って?私だけではない・・・という証拠写真を出しておきましょう(爆)

CZJ006.jpg

そんなお楽しみもありながら、無事に中央道に乗ることができたのですが、当然のことながら中央道もいつもの自然渋滞が発生していました。渋滞を何とか避けようと上野原で中央道を降り、相模湖経由で厚木へ戻り再び東名高速に乗ることにしたのですが、これまた正解で、厚木でゆっくりと夕食を食べた後の東名高速も厚木から西が事故の通行止めの影響でさしたる渋滞もなく、都内までスムーズに帰り着くことができました。

細かな課題はあるものの、シェイクダウンは大きな問題もなく無事に乗り出すことができそうです。後はオーナーのR君が久しぶりのMTの操作に慣れることで、本人のシェイクダウンの方が課題かもしれません(笑)。

次回はミーティングの参加車をご紹介して行きたいと思いますが、さすがにCoppa di Tokyoのように全車をご紹介することはできず、私個人が気になったクルマをご紹介するにとどめさせていただきますのでご了承ください。
(それでも結構な台数が・・・)

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テーマ:AlfaRomeo - ジャンル:車・バイク

コメント

R.Z.

510さん
そうですね。初恋の彼女に逢ったら、未だに色白スレンダー美脚であった思いでした!
私としましてはRさんのR.Z.のクラッチが羨ましい。。また駆動系から足回りの剛性/しっかり感には感心させられました。私もクラッチ、誰かさんに買われてしまったので手配しなければ(笑)
水温ですが、現愛機にも同じ症状が出ており、記憶では同じく水温が70℃くらいから上がらず、T社長に相談した記憶があります。今回は良い対策があるといいですね。
フロントリップはどうやら2本は自宅にあるようですので、最低でも1月8日には持参致し、差し上げます。装着下さいませ。
で、510さんの道の駅での決死の撮影シーン、祈りか発作か、躓いたか、については、ご想像の通り、後日、掲載させて頂きます(笑)。
そして帰路は510さんのお蔭で、通行止めにハマらずに帰宅できました。ありがとうございました。感謝です!

  • 2011/12/16(金) 01:50:53 |
  • URL |
  • ZAGATOR #jhHw6g8s
  • [ 編集]

>ZAGATORさん
042号機は初代オーナーの躾けが良かったからだと思いますよ。
確かに足回りは思った以上に程度が良かったと思いますが、エンジンは・・・(悔)
水温コントロールはこれからの課題ですが正直ES30はそれほどオーバーヒートするとは思えませんので、むしろオーバークール対策をどうするかでしょうね。
リップスポイラーは有難うございます。オーナーのR君に成り代わってお礼申し上げます(笑)
次回は年明けですね。楽しみにしています。

  • 2011/12/16(金) 21:38:02 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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