走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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LANCIA Storatos HF 製作記4

ようやく剥離作業が終わり、何だか三歩進んで二歩下がった感がありますが、メゲずに引き続き製作を続けることにしましょう(苦笑)

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再びボディ表面の処理ですがリムーバーで肉痩せしてしまったパテを再度盛ってやるのですが、前回のパテが残っていますので余分な部分にパテをつけないように今度は溶きパテを使います。溶きパテを面相筆で塗ってやればパテを盛りたい部分に最小限でつけることができますので、その後の処理も最小限で済ませることができます。

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リムーバーの影響はこんなところに及んでいます。折角バリを取ったルーバーの開口部がリムーバーで溶けた塗料で塞がってしまいました。仕方がないので再度ルーバーの処理をしてやらなければなりません。前回の記事でもご紹介しましたが、耐水ペーパーを5mm幅の短冊状に切り、ペーパー面がそれぞれ裏表の両面になるように二つ折にして隙間に差し込んで削って処理しています。右半分が処理済で左半分はこれからです。この作業は結構面倒くさいので二度やるとなると相当メゲますが自業自得ですので仕方ありません(泣)

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リアのルーバーの取り外しのためのキャッチピンがモールドされていますが、エッチングパーツに置き換える予定ですので、ガイドになる穴を0.5mm径のピンバイスで開孔し、モールドを削り取ってやります。

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仮組みをしたボディですが、ルーバーとルーフスポイラーは別に塗装しますのでまだ接着しません。

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サーフェイサーですが、前回はボディ表面の状態を見るためにライトグレーのものを使用しましたが、ボディの処理は終わっていますので、今回は塗装の発色を良くするためにホワイトのサーフェイサーを使います。ホワイトサーフェイサーは表面の状態が分かりにくいのが難点ですが、濃色での塗装であればともかく、ホワイトやイエローといった塗膜の薄い場合はこの下地の色がとても重要です。

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併せてルーバーとルーフスポイラーもサーフェイサーを吹いておきます。こうした小物のスプレー塗装に重宝するのがこのクリップピンセット(逆動ピンセットとも言います)です。

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クリップピンセットとは通常は腹を押さえることにより先端でモノを摘むことができる通常のピンセットとは逆に、腹をつまむと先端が開くタイプのもので、こうして小物を挟んで塗装の際の持ち手として使える便利モノです。私の場合は100円ショップで見つけて大量買いしました。通常のピンセットと異なりそれほど先端の精度を要求しませんので、もし見つけたら買っておいて損はないと思います。
塗装スタンドは先日のスプレーブースを製作した際にあまったフィルターを利用しています。

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サーフェイサーが乾燥したら表面を1200番のペーパーで磨いてサーフェイサーの表面の梨地状になった塗装面を均します。この塗装前の処理は最終的に仕上げの艶を決める重要な工程ですので削り残しのないように注意深くペーパーをかけてやります。以前にも書きましたがペーパーがけは一点を削り過ぎないように満遍なくかけるのがコツで、今回は消しゴムをブロックがわりにペーパーを巻きつけて使いました。耐水ペーパーは過去にもイロイロ使って見たのですが、1000番手以上の細かいものはタミヤのものが一番優れています。一方でそれ以下の番手のものはホームセンターなどで売っている安いもので充分だと思いますので、使い分けると経済的です。(たかがしれていますが・・・)

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本来ならばこの段階でさらにコンパウンドで磨いて表面をツルツルにすると本塗装が美しく仕上がるのですが、今回はデカールの段差をなくすために最後にクリアー塗装をして磨きます(「研ぎ出し」といいます)ので、ここではペーパーがけに止めておくことにします。F-1やバイクモデルなどで鏡面仕上げを追求する場合は、サーフェイサー面もちゃんとコンパウンドまでかけておくと最後の塗装面の仕上がりが違います。

いよいよ本塗装の再チャレンジです。今回はタミヤのピュアホワイトを用意しました。以前にも書きましたが、缶スプレーはエアブラシと異なり細吹きができませんが、大面積を塗装するには適しています。またエア圧の調整もできませんので、最初は遠くからサッ…サッと一回スプレーしてまずは塗料を少しだけ吹き付けてやります。これは「砂吹き」と呼ばれるスプレーの吹き方で、その後のスプレー塗装で塗膜を均一に形成するための第一歩です。この砂吹きが終わったら一旦乾燥させます。

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砂吹き状態で乾燥後は、もう少しスプレーを近づけてボディ全体を塗装します。コツは一箇所で止まらず満遍なくスプレーし、ボディを一周したら少し休んでまた同じことを繰り返すという工程です。この少し休むのが重要で、表面の乾燥のためとスプレー缶のエア圧を戻すためにインターバルを取るようにします。スプレーはノズルから放射状に出ますので、塗装する面がスプレーに対して直角になっている状態が一番効率良く塗装されることになります。ですので、持ち手のペットボトルを様々な角度に動かしてボディの全ての面に満遍なく塗料が当たるようにします。同じ面に何度も同じ角度でスプレーするとそこの塗膜は厚くなり、一方で斜めに塗装された面は塗膜が薄くなってしまいます。塗装が終わった直後は大した違いはなくても、その後のペーパーがけやコンパウンド磨きの際に、この薄い塗装面を同じように削ると下地が出てしまいますので、意識して角度に気をつけながらスプレーします。また当然ですが同じ面にスプレーを吹きつけすぎると塗料タレを起こします。あせらず一回吹いては休みを繰り返すと綺麗に仕上げることができます。
この辺の感覚はなかなか文章にするのは難しく、実際にやってみて会得するしかないと思います。初めて挑戦される方は怖がらずに最初はペットボトルなどにスプレーして、距離感やどの程度で塗料タレを起こすか練習してみると良いと思います。

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塗装前の表面処理をきちんと行うと、単にスプレー塗装しただけでもこの程度の艶を出すことができます。
これでホワイトの塗装を終え、一旦乾燥させてからグリーンの塗装に移ります。

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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント

私はクリップピンセットの代わりに竹串を使ってましたね。
パーツの接合部に瞬間接着剤でくっつけます。
使い捨てできるのと、軽いので立掛けてる時の転倒の危険が少ないのが利点です。
何より安い。

  • 2011/12/22(木) 08:29:47 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
模型にはそうした工具に自分なりに凝ったり工夫したりする余地があって楽しいですよね。実は100均ショップやホームセンターはそうした工夫の宝庫で、ついつい模型材料として見てしまいます(笑)
特に昔は今のように様々な模型材料がない時代で、戦車の金網の表現に目の細かなメッシュが欲しくてプロ用の料理道具屋で裏ごしの網の目について質問してたら修行中の板前と間違われたことがあります(笑)

  • 2011/12/23(金) 00:33:49 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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