走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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LANCIA Storatos HF 製作記3

いよいよサーフェイサー塗装ですが、先日ダンボール箱で製作した塗装ブースの登場です(笑)

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まず、サーフェイサーを吹く前にボディを中性洗剤で洗ってやります。これはボディ表面の脱脂と削りカスを取り除いてやるための作業です。ボディはスジ掘りを中心に歯ブラシを使って溝の削りカスを取りますが、私は柔らかい豚毛の歯ブラシを使用しています。自分の歯を磨く歯ブラシはナイロン製に対して、模型用には豚毛を奮発するというのも忸怩たる思いがありますが(苦笑)、ボディを傷つけないためにはなるべく柔らかい毛のものを用意してください。
洗った後に水滴が残ったまま自然乾燥させると、水分に含まれた不純物がボディに残ってしまいますので、エアダスターなどで水分を強制的に吹き飛ばして乾燥させます。

塗装に当たっては写真のようにペットボトルの蓋に両面テープなどを貼り、ボディの持ち手として利用します。外部排気の塗装ブースを使うとしても一応、作業マスクは必須です。
サーフェイサーはボディ下面から吹きつけ、ペットボトルを動かしながらスプレーの吹きつけ面がボディにまんべんなく当たるように向きを変えて吹き付けてやります。

さて、塗装ブースを使って見た感想ですが、一番心配であった排気能力がやはり少し不足気味でした。しかし、連続して大面積を塗装しない限りきちんと排気してくれますし、室内に臭いも残りません。必要にして充分といったところでしょうか。窓に取り付けた換気扇に排気ダクトを直接取り付ける方法もありますが、そうすると常に塗装ブースが作業机の上にあることになってしまいますので、部屋が狭いと作業効率に影響してしまいます。
ブースの大きさも1/48スケールの飛行機程度までであれば充分な大きさですので、当面は使い続けようと思っています。

Sto033.jpg

サーフェイサーが乾燥したらボディ表面をチェックします。特にパテで修正した部分やスジ掘りを追加した部分などは要チェックで、傷やヒケを見つけたらさらに溶きパテを使って修正してやります。

Sto036.jpg

ここで大失敗を発見してしまいました。サイドミラーの取り付け穴をピンバイスで開けていたのですが、調子に乗って運転席側だけで良かったものを助手席側も開けてしまっていたのです。

Sto034.jpg

急遽穴を塞ぐことにしたのですが、それには余ったランナーを火であぶって伸ばし、穴に差し込んで接着します。
接着剤が乾いたら余分な部分をカットしてヤスリで削って仕上げます。

Sto035.jpg

最後は全体を1200番~1500番程度の耐水ペーパーで磨いてやり、本塗装に移ります。

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今回のボディ塗装はホワイトとグリーンの2トーンです。グリーン部分はデカールで用意されていますがシンプルな塗り分けですので塗装で表現しようと思います。まずは全体をホワイトで塗装しますが、こうした全面塗装はエアブラシではなく缶スプレーの方が手っ取り早くて簡単です。
しかし、缶スプレーはある程度の広い面積を塗るには良いのですが、エアブラシのようにニードルを絞って細吹きをすることができないために、複雑な形状をした部分にはうまく塗料が入っていかないケースがあります。それを回避するためには、スプレーの吹きつけ方向を意識しボディの角度を変えながら細かくスプレー吹きを繰り返して奥まった部分にも塗膜を形成してやらなければなりません。

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ここでまたまた失敗してしまいました。あまりに古い缶スプレーを使ったために缶内のガスが抜けてしまっており、こんな状態になってしまいました(泣)。ブランクがあると本当にロクなことがありません。相当ヘコむ状況ですが、これでリカバリーの方法もご説明できるとポジティブに考えることにしましょう。

このようにスプレー塗装に失敗した場合は、残念ながらペイントリムーバーを使って塗料を剥離するしかありません。しかし、実車と同様にこのペイントリムーバーはその臭いが酷く、とても室内では使えないシロモノでした。しかし、最近は便利なリムーバーが販売されています。それは塗装バスターというリムーバーで、従来の有機溶剤ではなく植物性の原料から作られたリムーバーで、臭いも殆どなく拭き取ったティッシュなどの後始末も普通のゴミとして捨てることができるというスグレ物です。確かに有機溶剤系のリムーバーより若干性能が落ちるような気がしますが、臭いがないという長所はナニモノにも替えがたく、オススメできる製品です。

Sto039.jpg

使い方はティッシュなどに薬品を染み込ませて拭くようにと書いてありますが、塗装が乾かないうちであればまだしも、一度乾燥してしまった塗膜はそんなことではビクともしません。
イロイロと試してみたのですが、一番効率が良かった方法は、まずは筆でたっぷりとリムーバーを塗ってやり、しばらく放置し固まった塗料を溶かします。そして塗面がぬるぬるになったらまずはキムワイプで大まかに拭き取ります。
次に再度、筆でリムーバーを塗って筆でこすりながら残りの塗料を溶かします。そうするとリムーバーに塗料が溶け出しますので、その色の付いたリムーバーをキムワイプに吸わせます。モールドの中やエッジに残った塗料は爪楊枝でこそげ取り、細かな部分は綿棒でこすり取るときれいに取り除くことができます。

Sto040.jpg

残念ながらサーフェイサーも一緒に剥離してしまいますし、ラッカーパテも同時に剥がれてしまいますので、再度パテ盛りからやり直しとなってしまいます。

Sto041.jpg

剥離作業はとにかく根気勝負で、上記の作業を地道に行ってようやく元の状態に戻すことができましたが、古い缶スプレーを使ってしまった代償は大きく、面倒な作業を強いられることとなってしまいました。
戻り作業となってしまいますが、引き続き塗装準備を進めていきます。

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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント

キムワイプ大活躍ですね!
この剥離、ティッシュでやってたら泣きたくなる作業だったと思います。

ところで、ロゴ類はデカールですよね。私の1/1CAEストラトスは
下地色で色変化しないようにアリタリアの部分は薄いグレーのシートを
下に貼ったそうです。

あと、ミラーは両方つけないと私仕様になりませんよ!

  • 2011/11/25(金) 07:31:10 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
たしかにティッシュを使うと、ティッシュの切れ端がボディに付着してしまい、それが固まると二次災害を起こしてしまうのですが、キムワイプだとそんなことはなく、きれいに拭き取ることができました。
あと、今回製作している仕様はCar No.11のBijorn Waldgardがドライブしたチャンピオンカーですので悪しからず(笑)

  • 2011/11/25(金) 21:18:20 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

おはようございます。
とても興味深く、勉強になります!
今回の総剥離もそうですが、ちょい失敗のリカバリー等も経験と知識がモノをいいますね。
ラッカーパテも落ちてしまうとは。。。残念ですが、これも分かった上でやるのと、そうで無いのとでは、モチベーションに大きく影響しそうです。
なにしろ自分は途中で作業が続かなくなる場合も多い根性無しですので^^;
キムワイプという便利なウエス(?でしょうか)もあるのですね。
後でググってみます。

  • 2011/11/26(土) 05:42:42 |
  • URL |
  • tanos #zSoPAyEI
  • [ 編集]

>tanosさん
こっそり作っていたのなら放置してたでしょうね(爆)
でも小さな部品レベルの剥離(色間違い)などであれば、空の塗料ビンにリムーバーを入れてドブ漬けにするのが一番簡単だと思います。
ちなみにキムワイプを一箱買いするのであれば東急ハンズやYellow Submarineなどで取り扱っていますよ。

  • 2011/11/26(土) 11:13:20 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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