走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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奥多摩タイムラリー ~本番編2~

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アルファ164オーナーズクラブではタイムラリーは定番となっているために、ドライバーズミーティングは「あっさりと」済ませるのですが、実際に聞いて見るとタイムラリーを走ったことがあるのはこのアルファ164オーナーズクラブのメンバーであるFIAT131のオーナーのO氏と、同じくメンバーでクイック・トレーディングを主治医とする赤スパのオーナーであるR君の2名だけでした。ですので、ドライバーズミーティングではタイムラリーのルールと出走時の注意事項などフルメニューで説明することにしました。
今回は中間に設定するチェックポイントにスタッフを配置しない替わりに、そこに行かなければ分からないクイズを出題してゴール時に答えてもらうようにしたのですが、それもプレッシャーになったようで、あちこちで配布したコマ地図を見ながら、すでに「分からないよぅ~」とか「ここってあそこの曲がり角だよね」とか話し合いが始まっています(笑)。

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ドライバーズミーティングで質問を受けたのですが、最近の殆どのクルマに装備されているGPSナビはタイムラリーには役に立ちません。理由は簡単で、ナビゲーションシステムは目的地を入力して道案内をするシステムですが、タイムラリーの目的地はスタート地点ですので、そのコースは結局コマ地図しか頼りにならないのです。これも永年コース設定をしてきた経験からなのですが、コマ地図にコース上の目標となる場所が分かるような表示をすると、そこをナビゲーションシステムに設定することができてしまい、興醒めとなってしまいますのでコマ地図を作成する際には工夫が必要なのです。
もちろん迷ってしまいリタイアして戻ってくる際にはこれほど便利なものはないのですが…(笑)

計時はストップウォッチ1個で行います。最初の1台がスタートする際に計時を始めます。今回は1分間隔でスタートしてもらったのですが、あらかじめ配布したゼッケンステッカーや名札などにこの出走番号を表示しておきます。計時のキモは出走番号順に正確な間隔でスタートしてもらうことで、これが狂うと後の集計がとても面倒になってしまいます。
集計にはあらかじめExcelなどの表計算ソフトに先頭車両のスタート時間を「0:00:00」と入力しておき、以降スタート時間を「0:01:00」、「0:02:00」というように入力しておきます。こうすることによって先頭車両がスタートしてからの累計時間のみをスプリットタイムとして計時して入力すれば、各車両の走行時間が計算できるというワケです。同じく各車両の走行時間と基準タイムとの差を計算する関数を入れておけば自動的に基準タイムとの差が計算され、それを並び替えることにより簡単に順位が集計できるのですが、会場にPCを持ち込むことができなかった時代ではこの集計作業は本当に大変でした。

さてドライバーズミーティグも終わりいよいよスタートです。皆さんにストラトスとFIAT131のランデブー走行を見ていただこうと、1番スタートをC.A.E.ストラトスに、そして2番スタートをFIAT131にしたのですが、他のドライバーはコマ地図に夢中でそれどころではなかったようです(苦笑)。むしろ大興奮だったのは周囲のギャラリーで、スタート地点はアイドルの撮影会のような様相を呈していました。
指を使ってファイブカウントでスタートしていただくのも少しでもラリーの雰囲気を味わっていただこうという演出でしたが、さすがに某クラブメンバーのようにそれに応えてロケットスタートをするような方はいらっしゃらず(苦笑)、皆さん静かなスタートとなりました。
また前記したスタート時のトラブルもちゃんと起こりました。一台がスタート前の整列の順番を間違えてしまったのですが、うまくスタート時間を調整し、そこだけ2分間隔でのスタートとすることにより混乱を最小限にすることができました。

全車がスタートしてもスタッフの仕事はなくなるワケではありません。先ほどのようなスタート時間の変更や出走順の変更があれば集計ソフトも変更しておかなければなりません。また、今回は寺島社長にお願いしたのですが、スイーパーと呼ばれる迷子になったクルマや万が一のトラブル車両を救援するための車両を様子を見ながらスタートさせなければなりません。
さらに今回はオマケがありました。こうして全車をスタートさせた後にギャラリーの方からの質問攻めに遭ってしまったのです。余程感激したようで、どういう集まりなのか?という質問には簡単に答えて済ませてしまえたのですが、ある方は自分たちもやりたいのでルールを教えて欲しいという質問で、運営方法など根掘り葉掘り聞かれてしまいました(苦笑)。

今回は基準タイムが約1時間のラリーですのでそれほどのんびりとはできなかったのですが、スタートから40分ほど経過するとミスコースをした参加車から連絡が入り始めます。コマ地図には番号が振ってありますので、何番までを通過したかを聞けばある程度の道案内をすることができ、リタイアせずにコースに復帰していただけるのですが、中には思い込みで連絡をせずに突っ走る方もいて(笑)、思ったより全車のゴールに時間がかかってしまいました。

今回は皆さんが初めてということもあり簡単なコース設定にしたのですが、それでもやはりミスコースする方が出てしまいました。まあそれも思い出で、本格的なラリーではありませんからミスコースも含めて楽しんでいただければと思っているのですが、実際にゴールしてからの話題はテストの答え合わせのように、出場者同士で「そこはまっすぐだったのかぁ」などと話に花が咲いていました。

当初は殆どの方が早着で、順位は熾烈な争いとなるだろうと予想していたのですが、実際は基準タイムより早くゴールした方は2名のみでその他の方は皆さん遅れてのゴールとなりました。
このゴールにもルールがあって、必ずしもゴール地点に到着した時間がゴールとはなりません。クルマを駐めて本部に申告に来たときに初めてストップウォッチを止めてゴール時間を計時するのですが、早着した方は自分の前後にスタートした車両のゴール状態から基準タイムを推理し、このゴール申告時間を調節することができます。
タイムラリーに慣れたドライバーはこうしてまずはミスコースせずに早着を目指し、ゴール地点で基準タイムを予想しながらゴール申告を行うのが上位入賞のための秘策?なのですが、それが必ずしも成功するとは限らないのもタイムラリーの面白いところです。
また、ゴール申告時にチェックポイントでのクイズの答えもお聞きしたのですが、皆さん正解でした。今回のクイズはチェックポイントに設定した道の駅での名物を答えるというものだったのですが、道の駅にはあちこちにこの名物の「のぼり」が出ているにも関わらず、売店の方にその由来まで聞いてきたドライバーもいて驚かされました。

今回、この「策に溺れた」のがタイムラリーのベテランであるR君で、実際にゴール地点に戻ってきたときにはかなり基準タイムに近い早着状態だったのですが、あまりに他のクルマが遅かったために様子見のため駐車場でたっぷりと時間をつぶし過ぎて、実際に申告したときには大幅に順位を落としてしまい折角の入賞を逃してしまいました。
もう一方のベテランであるFIAT131のO氏は痛恨のミスコースをしてしまい、大幅なタイムロスとなってしまったのですが、どうやらコースとは別のワインディングを楽しまれていたようで、ご本人は満足だったようです(笑)。
最終的に優勝されたドライバーは基準タイムの30秒差という素晴らしい成績で、これは策に溺れず自然体で走った無欲の勝利と呼べるでしょう。

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ゴールした後になってようやく皆さん余裕が出たようで、目玉車両?をたっぷりと見学されていましたが、スケジュールの都合上、ゴール後にあまり時間が取れなかったのが残念でした。私にとって一番の痛恨事はストラトス、FIAT131、LANCIA Deltaの三台を並べて記念写真を撮れなかったことで、もともとは撮影会をしようと考えていたのですが、残念ながらスケジュールの都合上叶いませんでした。

そしてお腹も空いたので昼食会場へ移動です。実は奥多摩の最大の問題は昼食場所で、私たちのようにまとまった台数のクルマが駐車できる場所が限られてしまうのです。そこで目をつけたのが周辺のキャンプ場で、そこのバーベキュー場を借りて昼食をいただくことにしました。これも下見が必要でキャンプ場の駐車場は荒れた場所が多いため、クルマによっては入ることができないケースもあるのです。
少し入場の際に混乱してしまいましたが、無事に用意していただいたバーベキューを楽しみ、表彰式を行って今回の第二回Quick Touring「秋の大運動会」は事故も無く終了することができました。

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Quick Touringでは初めての試みのタイムラリーでしたが、コース設定、基準タイムに加えて、参加車両も重要な要素であることはお分かりいただけたのではないかと思います。そして何より皆さんに楽しんでいただくことが最重要で、皆さんのご協力で事故も無く無事に終了できたことが何よりも有難いことだと思います。
タイムラリーのルールは奥が深く、さらに上級者向けの設定も可能ですので、皆さんの希望があればまた企画して見たいと思っています。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

あとこのイベントの場合の問題はいかにして一般車両をかわすかですね。
(奥多摩は自転車も多いので引っかかることがあります)
私の場合、必殺のランプポッド点灯で大抵のクルマが譲ってくれたのですが
相方が「それ、煽ってるから」と指摘したので途中で消しました。

  • 2011/10/08(土) 07:57:48 |
  • URL |
  • S氏 #-
  • [ 編集]

>Sさん
確かにあのクルマに後ろにつかれるとライトポッドを点灯してなくてもビビるでしょうね(笑)
遅いクルマやバスに引っかかることもありますが、その後のワインディングで時間調整?もできますから・・・。それに基準タイムは相当ゆっくりしたペースでの時間だったんですが(苦笑)

  • 2011/10/08(土) 08:55:59 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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