走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

灼熱のConcours d'Elegance~その弐~

会場で一番大きなホスピタリティテントの中に入ると寒いくらいに効いた冷房が迎えてくれました。
そして正面に展示されていたのが、

2010CD027.jpg

INFINITI ESSENCEという日産のコンセプトカーでした。チーフデザイナーはあの中村史郎さんで昨年3月にジュネーヴショーで発表されたモデルです。
そのスタイリング全体は新旧の様々なFRスポーツモデルに共有されたロングノーズ/ショートデッキの伸びやかなラインを持ちながらそのディテールは随所に独自性を表現しています。個人的にはちょっとゴテゴテし過ぎかなとも思うのですが、コンセプトモデルですから様々な実験的手法が試されているのでしょう。

2010CD028.jpg

インテリアも左右で異なるなどこれも実験なのでしょうが、家具屋のショールームのようであまり好きにはなれませんでした。
 
 2010CD029.jpg

ラゲッジルームにはスーツケースが造りつけられていました。そのことそのものは決して新しい手法ではありません。しかし、こうしたクルマの購買層が実際にそのクルマを購入する動機は、単にスタイリングだけでもありませんし、性能だけでもなく、そのクルマ全体としての伝統と格式を含めた「立ち位置」だと思います。
ですので、こうした仕掛けにはスケドーニであれエルメスであれ、何かブランドがそれに関わることが重要なのかも知れません。

2010CD030.jpg

テントの奥にはあのバット・モービルが展示されていました。

2010CD031.jpg

恐らく見学者の子供向けなのかも知れませんが、一番見入っていたのは「オトナ」でした(苦笑)

2010CD032.jpg

それにしてもエグい形ですが、実際に撮影では走行したのですから、クルマとして成立しているのでしょう。もしこのままで登録できるのであれば欲しい方も多いのではないでしょうか…。

2010CD033.jpg

さて、随分と涼むこともできましたので、いよいよ覚悟を決めてコンクールの参加車両を見に行くことにしましょう。
ご紹介するのは実際に見た順番ではありませんが、分かりやすいように各クラス毎にします。
どうもこのブログをご覧いただいている皆さんは、こうしたイベントの紹介記事では各車の詳細な解説を期待されるので困ってしまいます(苦笑)が、何とか頑張ってご紹介して行きたいと思っています。

コンクールは4つのカテゴリーに分かれており、それぞれのクラスの中での審査と総合審査により様々な賞典が設定されています。
まずはClass-A Vintageと呼ばれる1910年から1930年までに製造されたクルマ達です。

1909年 La Licorneというクルマです。Licorneとはフランス語でユニコーン(一角獣)のことで、La Licorneはそのユニコーンをエンブレムとして1901年から1950年まで自動車の生産を続けたメーカーです。何となくド・ディオン・ブートンに似ていると思っていたらこのクルマはド・ディオン・ブートンのエンジンを搭載したモデルでした。

2010CD034.jpg

1921年のBetley 3Litre Tourer by Gairnです。このクルマはBentleyが初めて製造したモデルで、この個体は現存するBentleyの中でも5番目に旧く、しかも製造されたときのボディがそのまま残されていることからトータルでは世界一旧いBentleyと言われている個体だそうです。最もオリジナル性が保たれているクルマということで日本クラッシックカー賞を受賞しました。

2010CD035.jpg

1924年 Bentley 3Litre Speed Modelです。タイサンの千葉社長が所有している有名なBentleyで、様々なイベントに出場していますので、走行しているこのクルマをご覧になった方も多いでしょう。

2010CD036.jpg

1926年 Bugatti Type 37Aです。Type37は直列4気筒1.5Lエンジンを搭載しており、さらにこの37Aはスーパーチャージャーを装備してGPマシーンと同等の性能を発揮したと言われています。日本に限らずクラッシックブガッティの人気は近年さらに増しており、日本に新しくやって来るクルマも増えているそうです。いずれも丁寧にレストアされているのが特徴で、このクルマはクラス3位を受賞しました。

2010CD037.jpg

1927年 Rolls-Royce Phantom Ⅰ Tourer by Bakerです。有名なシルバーゴーストの後継モデルとして発表されたのがこのPhantomで、その後もPhantom Ⅱ,Ⅲ…とPantomはロールスの最上級モデルとして君臨し続けます。

2010CD038.jpg

1930年 Rally ABCというクルマです。Rallyは戦前のフランスの自動車メーカーで、戦前のフランスは中小のスポーツカーメーカーが乱立するスポーツカー王国でした。このRally ABCはそのナンバープレートからも分かるように1932年!に日本に輸入され戦禍を生き延びて来た個体です。こんなクルマが日本にあることを私たちは誇りに思うべきでしょう。2010年度の最優秀賞であるベスト・オブ・ショウを受賞したのは当然だと思います。

2010CD039.jpg

もう一台参加していたのが1930年 Bugatti Type35TCです。35TCは直列8気筒エンジンにスーパーチャジャーを装備した最強モデルで、このクルマはクラス2位を受賞しました。

2010CD040.jpg

次回はClass-B Classicと呼ばれる1931年から1945年までに生産されたクルマのクラスからご紹介しましょう。

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 車ブログ アルファロメオへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

バット・モービル、個人的にはTVシリーズ版の破綻しかけ(笑)のデザインが好きです。

  • 2010/08/02(月) 12:29:18 |
  • URL |
  • pekepeke #-
  • [ 編集]

>pekepekeさん
それ私持ってました。確かコーギーのミニチュアカーで転がすと後ろから赤いプラスチックの炎が出たり入ったりした記憶があります。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ig510190.blog83.fc2.com/tb.php/780-17b6d8a7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。