走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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奇跡のデルタ(続き)

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最初にこのデルタを見たときには仮ナンバーを付けていましたので、てっきりどこかのデッドストックを見つけて仕入れてきたのかと思いました。

確かにこのデルタ・HFインテグラーレ・コレツィオーネというモデルは最終の限定車であったこともあり、コレクターズ・アイテムになっている場合もあるそうですので、新車の状態で出てきたとしても不思議ではありません。しかし、近づいて良く見ると新車のまま保管され続けていた車両に見られる「ヤレ」が感じられないのです。

どんなに、最終モデルと言ってもすでに12年が経過したクルマです。12年間乗らずに置いておいたらどうなるかは、博物館の展示車を見れば容易に想像ができます。

聞けば、このクルマは暫く乗った後に放置状態で保管されていたそうです。その間に塗装はツヤ消し状態になり、機関のゴム類なども劣化してしまったため今回、車体をオーバーホールしたのだそうですが、その作業たるや職人の技の結晶と言える内容だったのです。

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まずは、エンジンルームからエンジンや補機類を全て取り払い、塗装はエンジンルームの内部にいたるまで、完全に塗りなおされました。その塗装は新車以上で、しっとりと濡れたようなコレツィオーネ特有の少しくすんだ赤が、新車の状態以上で再現されています。
そしてエンジンを元に戻すという作業を行ったそうですが、そこにはクイック・トレーディングが永年培ってきた、デルタの弱点を補強する知恵と工夫が詰め込まれています。

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デルタの進化の歴史は「熱との戦いの歴史」と言っていいと思います。もともとはFFの1.3Lエンジンを搭載してデビューしたクルマに、インテグラーレでは2.0LのDOHC16Vエンジンにターボを搭載して、無理やりエンジンルームに押し込んだのですから、その放熱対策はとにかく、

「穴を開ける」

しかなかったと言えます。
特に、正面から見たときには隙間という隙間には全て穴が開けられメッシュが入れられています。またボンネットにはそのエンジンルームの空気を外に逃がすために、更に穴が開けられているためボンネットも隙間だらけになっています。

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これだけ徹底した熱対策を施しても、オーバーヒートに悩まされ、それだけではなく、その熱のためにエンジンルーム内のゴムホースや配線などがたちまち劣化し、トラブルが発生するのがインテグラーレ以降のデルタなのです。

熱に晒される部分はシリコンホースや金属メッシュホースなどに交換されているのは、単に見栄ではなく本当に必要な改良と言えます。

デルタが改良され続けてこのコレツィオーネというモデルにまで至ったのは「奇跡」ではありますが、一方でそのクルマを12年後にこの状態にまで仕上げたのもある種、「奇跡」と言えるのではないでしょうか。

でもこの奇跡は「神様」が起こすのではなく、「職人」の地道な努力とオーナーの思い入れが起こすのです。

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コメント

ほっほほ~
やっと510さんのブログを見つけました。私が見ていたブログの更新されていないので・・
何かあると思いましたが、こちらでしたか。
私のQ4は四駆復活後1ヶ月もまたずに
アイドリング不調でO2センサ交換です。ははは・・・。これをネタに保護者と酒盛り
といつもパターンです。
また、書き込みさせて頂きます。
 

  • 2007/01/25(木) 00:02:02 |
  • URL |
  • Oh竹 #-
  • [ 編集]

あっ!見つかっちゃいました???
Q4の故障は楽しいでしょ~。ほぅら~アナタもM体質♪

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