走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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100周年目のALFAROMEO DAY ~その参~

笹本氏のブログで詳細な解説をしろという指示でしたが、既に私のブログでは折に触れて書き尽くした感がありますので(苦笑)、「簡単に」展示車を順番にご紹介していきましょう。
スタートはGiulietta Spiderです。

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アルファ・ロメオが戦後にそれまでの少量生産の高級車メーカーから量産車メーカーへの転進を成功させたモデルがこのGiuliettaシリーズだと言えます。もちろん最初の量産車は1900シリーズでしたが、販売台数からするとこのGiuliettaシリーズの比ではありませんでした。最近は映画NINEで登場し、アルファ・ロメオを知らない方からも「あのクルマは何?」と聞かれるようになりました。

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隣は同じくGiuliettaシリーズのSprintと呼ばれるクーペモデルです。Spiderのボディデザインがピニンファリーナであったことに対して、こちらのSprintはベルトーネによるデザインでした。しかもこのモデルはVeloceと呼ばれた高性能モデルで、キャブレターがツインとなっています。

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少し遅れてやってきたのは同じくGiulietta Sprintです。こちらはVeloceモデルではなく標準モデルです。

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Giulietta SZはGiuliettaをベースにZAGATOがアルミでボディをデザインし軽量化したスペシャルモデルです。

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生産台数は圧倒的に多いのですが、残存するという意味では希少モデルがこのGiulietta Berlinaです。

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こちらもスペシャルモデルです。6気筒エンジンを搭載した2600SprintをベースにZAGATOが仕立てたのがこの2600SZです。先ほどのGiulietta SZが軽量化したレーシングモデルであったことに対してこちらはグランド・ツアラーで、どちらかと言うと豪華な仕立てでした。

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アルファ・ロメオはGiuliettaをベースにしたスペシャルモデルの構想を持っており、それがこのベルトーネのSS(Super Sprint)でした。当初はレーシングモデルとして企画されたのですが、先ほどご紹介したSZのほうが性能が優れていたため、急遽グランド・ツアラーとして企画し直したモデルです。こちらはその後期型のGiulia SSです。

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Giulia Sprint GTCは、Giulietta Spiderの製造中止と新しいSpider Duetto発表の狭間を埋めるために1年間だけ生産された希少なモデルです。同時にアルファ・ロメオの歴史の中でも珍しいコンバーチブルモデルでもあります。

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Giulietta Sprintは前期型と後期型が存在します。細かい変更点はともかくとして、オリジナルデザインが当時のベルトーネのチーフデザイナーであったフランコ・スカリオーネによるものであることに対して、後期になるとベルトーネのチーフデザイナーが交代することになります。それが若き日のジョルジェット・ジゥジアーロで、後期型はスカリオーネとジゥジアーロの共同デザインというナンとも贅沢なモデルです。

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あまりに有名なGiulia Sprint GTA 1300Juniorです。もとがスリークなGiulia Sprintのボディをワイドフェンダーで獰猛な印象に変えています。

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こちらも同じくGiulia Sprint GTA 1300Juniorですが、大阪のボンバ・ロッサのメンバーの皆さんは自走して来られるのが信条?で、今回も貴重なモデルをキャリアカーではなく自走で持ち込んでいただきました。クルマが貴重であることもともかく、長距離のドライブがさぞ疲れることでしょう。

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こちらはノーマル?のGiulia Sprint GTA 1600です。ご存知のようにGiulia Sprintのボディをアルミで軽量化し、ツインプラグヘッドなどでエンジンをチューンしたレーシングホモロゲーションモデルがこのGTAで、アルファ・ロメオのレースシーンでの黄金時代を築いたのがこのGTAです。

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GiuliaをベースにしたJunior-ZはZAGATOが手がけた量産モデルです。もともとZAGATOはアルミボディを得意としたカロツェリアだったのですが、このJunior-Zは軽量化というよりZAGATOの先進的なデザインが素晴らしいモデルです。こちらは1300ccのエンジンを搭載した初期モデルです。

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一方こちらは後期型の1600ccモデルです。実は生産台数からするとこの後期型のほうが遥かに少なく希少なモデルです。

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Guilia Sprintの殆どのモデルが揃うのはカフェ・ド・ジュリアとALFAROEMO DAYくらいのものでしょう。元気な姿を見せてくれたのは以前ブログでご紹介したGiulia Sprint GT 1300 Juniorです。

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こちらは「段付き」でなくなった後期型のJuniorです。1300ccと1600ccのモデルがあるのですが、こちらは1600ccエンジンを搭載した最後期のモデルです。

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Giulia Sprintの歴史も排気量アップと装備の増加による車重アップの歴史と言えます。だからこそ、軽量版のJuniorの存在が光るのですが、馬力アップと重量アップのバランスが最も取れているモデルがこの1750GTVではないかと思います。

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これも「御馴染みの」2000GTVです。身近にある某君の2000GTVの外観と比べるのは酷なほど素晴らしいコンディションです。是非某君には目指してもらいたいものです。

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Giulia系のモデルはSprintモデルがあまりに有名ですが、モデルとしての本流はBerlinaで販売台数も多かったのですが残存台数となると逆転し、Berlinaモデルは希少となっています。
Giuliaシリーズは先代のGiuliettaと異なり、このBerlinaを最初に発表しました。Giulia 1300T.I.(Touring Internazionale)と呼ばれた新しいBerlinaはその独特のスタイリングから「醜いジュリア」と呼ばれました。

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Giulia Sprintと同様に排気量が徐々にアップされて行きました。Giulia Super 1600は排気量を1300ccから1600ccにアップし、それまでのシングルキャブからツインキャブに変更したSuperなGiuliaでしkた。

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こちらはGiuliaの兄貴分である2000Berlinaです。Giuliaより一回り大きく内装も豪華なモデルで6気筒の2600シリーズとの間を埋めるモデルでした。アルファ・ロメオの業績が安定して連続したラインアップを企画できるようになったのです。

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一方でGiuliaは長寿モデルとなりました。2000Berlinaの後継としてAlfettaがデビューした際も、その下のレンジを埋めるモデルは次期Nuova Giuliettaの登場まで待たなければならなかったのです。最後のマイナーチェンジを受けたGiuliaはGiulia Nuova Superと呼ばれ1978年まで生産されることになります。

特別展示車は参加車のなかから選ばれているため、Museo Alfaromeoの展示車のように歴史的なモデルやレーシングヒストリーのある個体ではありませんが、その分オーナーの愛情がたっぷり詰まった展示車ばかりで楽しませてくれます。
次回も引き続き特別展示車をご紹介して行きたいと思っています。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

我が家のクルマもご紹介頂き、大変恐縮です。普段はあまり洗車をしないのですが、この日ばかりは一生懸命磨きあげていきました。ただ、左側から写真を撮ると、前輪ホイールキャップのALFAROMEOロゴが無いので(どこかで落としてそのままです…)ちょっと恥ずかしい感じがします(^.^)

  • 2010/05/17(月) 01:05:19 |
  • URL |
  • mamezo #-
  • [ 編集]

>mamezoさん
なかなか佇まいの良いGiuliaでしたよ。ちゃんとメンテナンスしてあれば、気を使うことなくこうして元気に様々なイベントに来ることができるのですから、きっとオーナーの日常の心がけが良いのでしょう。

僕はこの時代のALFAは前期型と後期型の見分け方などがよくわからなかったりするので、やはり190さんの解説はわかりやすくてためになります。

カフェ・ド・ジュリア以来、やたらと気になるベルリーナですが、今回はゆっくり観ることが出来ず、この写真で紹介されているクルマも見過ごしていました。
ジュリアスーパー・・・カッコイイですね!

  • 2010/05/17(月) 12:00:28 |
  • URL |
  • 笹本隆太郎 #-
  • [ 編集]

>笹本さん
そんなにマジメにコメントされると・・・(笑)
私も最近「ハコ」に目が行ってしまいます。若いときには絶対クーペだったんですけどね。

  • 2010/05/17(月) 13:21:57 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

僕はまだ若い(?)のでスプリントですね。GT1300Jr。
最近は1750にも毒されてきましたが、やはり盾の素敵さは段付が上!

  • 2010/05/18(火) 12:37:58 |
  • URL |
  • pekepeke #-
  • [ 編集]

>pekepekeさん
ムリしなくていいんですよ。
素直に「ハコが好きっ」とカミングアウトしても誰もじーさん扱いしませんからね。

訂正

記事中段に後期型のGiulietta Sprintと説明させていただきましたが、正しくはGiulia Sprintです。Giulia Sprintは後の105系が有名ですが、この101系のGiulia Sprintはその最後に1年だけ生産されたモデルだそうです。
謹んで訂正させていただきます。
ご指摘ありがとうございました。

  • 2010/05/26(水) 18:40:32 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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