走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ユメノマタユメノクルマ

引き続き展示車をご紹介して行きましょう。

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自動車のブランドとしてこのROLLS-ROYSEほど有名なものはないでしょう。外観でROLLSをROLLSたらしめている最大のポイントはこのパルテノン神殿をモチーフにしたと言われるラジエーターグリルで、時代を超越してROLLS-ROYSEのシンボルとなっています。先日、TVで中国で作られたROLLS-ROYSEを堂々と?パクったクルマを見ましたが、その広報担当者はインタビューでこれまた堂々と…、
「ROLLS-ROYSEに似ているのではなく、デザインするに当たってパルテノン神殿をモチーフにした結果ではないか?」
と強弁していました(苦笑)。
ちなみにクルマの後方で囲まれている方はあの小林彰太郎氏です。

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ルーズベルト大統領の専用車であったパッカード トゥエルヴです。当たり前ですが多くの先進国は自国のクルマを最高指導者のクルマとしているのですが、戦前の日本はROLLS-ROYSEやメルセデスでした。自動車を工業力と技術の象徴と見るのであれば当時の日本はまだアメリカやイギリスと戦争をしてはいけないレベルだったのかも知れません。

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自動車に造詣の深いタイサンの千葉社長が持ち込んだ1924年Le Mans24時間レースで優勝したBENTLEYです。貴重なクルマですが、「走らせてナンボ」と考える千葉社長はこのクルマでクラシックカーラリーにも出場しており、コクピットにはラリーコンピューターを装備していました。

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今回の展示車の中で最も興味深かったのがこの1922年 SUNBEAM GRANPRIXです。SUNBEAMは今は亡きイギリスのメーカーですが、このレーシングカーには当時の最新技術が詰め込まれています。

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エンジンは何と!DOHCです。当時の航空機エンジンでも稀であったDOHCメカニズムを搭載したのは小排気量で高出力を出すためですが、当時のイギリスの技術力の高さを象徴しています。

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当時のグランプリカーはシングルシーターではなく助手席にメカニックが同乗して走行していました。狭いコクピットに少し後方にずらして取り付けられた助手席に乗ってサーキットを走らなければならなかったメカニック氏はさぞかし大変だったでしょう。

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一気に現代に戻って気になったのはBMW-M1です。BMWがランボルギーニと組んでエキゾチックカー市場に進出しようとしたプロジェクトがこのM1プロジェクトで、当時のグループ4ホモロゲーションを取得するために400台の生産が計画されスタートしたのですが、組んだ相手がランボルギーニということもあり(笑)、計画は遅れに遅れてやっと完成したときにはFIAレギュレーションの変更により参戦するレースがなくなってしまうというお粗末な結果となってしまいました。それでもあきらめきれないBMWはF-1の前座レースとしてこのM1のワンメイクレースを企画したのですが、F-1パイロットが掛け持ちで出場するとあっては盛り上がらないワケはなく、本番のF-1レースではマシンの差に泣くドライバーもワンメイクでは純粋にウデの差とばかりに熱くなり、興業としては大成功したレースでした。

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ストラダーレは意外にマトモで(笑)、内装もBMWクオリティでした。イタリアの同様のモデルがレース出場を主眼においていたために、ストラダーレモデルは「仕方なく」作りました感が満点なのですが、この辺りもドイツ人の生真面目さの現れなのかも知れません。

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そうこうしているうちにパレードランに出かけていたイタリア車が帰ってきました。

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Coppa di Tokyoでは数多く参加していたALFA ROMEO Junior-Zでしたが、今回は一台だけでした。

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LANCIA FULVIA HFは最近気になり始めたクルマです。個人的にはZAGATOモデルよりこの「お尻の薄い」FULVIAの方がお気に入りです。

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ALFA ROMEO SPIDER DUETTOも参加していました。このスタイリングは不変の美しさで、見学者も足を止めて見入っていました。

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そういった意味では分かりにくいのがALFA ROMEO GIULIA SPRINTで、一見すると普通のクーペに見えてしまいます(苦笑)

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フランス車は参加が少なく、目を引いたのがこのALPINE A110くらいしかありませんでした。SMやDSならばもっと一般の見学者にもアピールしたかも知れません。

自動車メーカーが主催するこうしたイベントの意義は、自動車という自分たちの製品が世の中をどれだけ豊かにして来たかを提示し、そして未来への夢と希望に繋げていくことにあると思います。
実際にトヨタが自動車博物館を持ち、自社の過去の製品だけでなく自動車全体の歴史的な展示を行っているのもそのためですし、その点においてはMuseo AlfaRomeoのように自分たちのデザイン・技術ヒストリーのみを展示する博物館よりその意義は高いのかも知れません。
しかしながら、その意義が霞んでしまうほどクルマそのものの社会的意義が危ぶまれている現在、どのように未来を提示するかが自動車メーカーだけでなく、私たちユーザーにとっても最大のテーマではないかと思います。

実際にこうした過去のクルマを見ることにより私たちは未来を思い浮かべることができるのでしょうか…。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

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