走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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Coppa di Tokyo ~その四~

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本来のCoppa di Tokyoは4クラスに分かれており、Eco Car & Cycle Carと名づけられた小排気量のクルマ。Barchettaと名づけられた50年代までのオープン。Vintage & Post Vintageという戦前のクルマ。そして50年代と60年代のスポーツカーのクラスとなっています。
全体の順位だけではなく、各クラスでの順位も付けられるのですから、自分のクルマがどのクラスに該当するのかは結構重要でしょう。ラリーそのものの勝敗は、コース最初の部分に設けられた数箇所の計時ポイントで、いかに指示どおりの区間タイムで走るかと、コース上に設けられたチェックポイントを通過することで、正しいコースを走行しているかという両方で順位が決められます。
しかし、実際にはミスコースはあまり考えられないため、正確な区間タイムが勝敗の決め手で、その計時も1/100秒単位で計測されるとのことですので、僅差による接戦が予想されます。
ドライバーとナビゲーターは最初の計時ポイントで自分たちのストップウォッチをスタートさせ、計時ポイントの各区間をいかに正確に走るかを競うのですが、スタート直後の写真を撮るために最初の計時ポイントでカメラを構えていると、クルマからカラダを乗り出して計時線上できちんとストップウォッチを押す真剣な出場者もいれば、勝負は時の運…とばかり計時ポイントをかっ飛ばす出場者もおり、青筋を立てて競い合うギスギスしたラリーではない、ほのぼのとした雰囲気が伝わって来ます。

まずは小排気量のクラスですが、近年このクラスに属するバブルカーがブーム?で昔からのオーナーに加えて新しくオーナーになった若い方が増えているそうです。確かに近年のEcoブームと旧車趣味の両立が可能な車種だと思いますが、やっと手に入れても減税も補助金も出ないところが日本の行政が本来の目的意識を失くしていることを象徴しています(苦笑)

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1960年 MESSERSCHMITT KR200です。恐らくこのクルマがバブルカーの代表格ではないかと思います。メッサーシュミットは言わずと知れた航空機メーカーで、ドイツの敗戦後は航空機の製造が禁止されたために、こうしたバブルカーの製造に転進したメーカーです。そういう目で見れば何となく飛行機に見えるデザインで、コクピットに乗る際には屋根全体を横に開けるところなどは、第二次世界大戦で活躍したドイツ戦闘機メッサーシュミットBf-109を彷彿とさせます。

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同じバブルカーのもう一つの代表がこの1960年 BMW ISETTAです。BMW社は今でこそ自動車メーカーとして有名ですが、もともとは航空機エンジンのメーカーでもあり、前述のメッサーシュミット社と同様に戦後の苦しい時期にこうしたバブルカーを製造していました。

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戦前の小排気量車として有名なのがこのAUSTIN 7で、このモデルは1929年のSPLと言うスポーツモデルです。

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AUSTIN 7は様々なボディが作られ、セダンからこうしたスポーツモデルまで、バックヤードビルダーによるワンオフに近いクルマを含めると数え切れないモデルが製造されました。

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1933年 MORGAN SUPER SPORTSです。空冷エンジンをフロントに剥き出しに搭載し、三輪で走行するこのMORGANは乗り味がまるで第一次世界大戦で活躍した複葉戦闘機に乗っているようと評されるファンの多いモデルです。

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実際にはオートバイとクルマの中間といったクルマで、コーナーを曲がる際にはオートバイと同様にドライバーの荷重移動が必要なクルマだそうです。

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スタートするまで全くノーマークだった(苦笑)1962年 FIAT 600Dです。カラーリングが素晴らしいクルマでした。

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1953年 STANGUELLINI 750S MMです。50年代のイタリアではこうした小さなレーシングカーが数多く作られたのですが、その代表格がこのスタンゲリーニです。

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1951年 GIAUR 750Sです。これも可愛いフォルムを持つモデルなのですが、残念ながらノーマークでした。

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1952年 SIATA 300BCです。スリークなボディラインが特徴で、最初はAC BLISTOLか?と思ってしまいました(苦笑)

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珍しい1954年 D.B.HBR PANHARDです。フレンチブルーはイタリアンレッドの洪水の中で一際目立っていました。

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1947年 STANGUELLINI 1100S FRUAです。カロッツェリアであったフルアがそのボディをデザインしたクルマです。

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1948年 CISITALIA 202S MMです。当時の理論で空力を最大限に追求したデザインで、リアのフィンやタイヤハウスのカバーなど、その効果はともかく美しいフォルムです。

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1954年 OSCA MT4です。これまた後でゆっくり見ようと思いながら逃してしまったクルマです。

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ご紹介しているようなクルマを間近に見ることができ、その走る姿を眺めることができるのは夢のような経験なのですが、あまりに数が多すぎるのも考えもので、じっくりと観察しようと近づいても視界に他の獲物?が入ってくるために気が散ってしまいます。もし、私がヌーの群れに向かうライオンならば迷って獲物をしとめることができないダメライオンでしょう(笑)

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