走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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朝箱の楽しみ方

ヤギさんコーナーに集まってくるグループは様々です。平日は観光客も少なく、その替わりに雑誌の撮影スタッフやら試乗取材のグループなどで賑わうのですが、休日の早朝は私たちのようなオーナーの集まりが中心となります。早朝はまだレストハウスも営業前ですので、せいぜい自動販売機で飲み物を買う程度しかできないので、今回は事前に暖かいスープとパンを用意して行くことにしました。
それは昨年の朝箱が寒く、折角のヤギさんコーナーでの歓談も寒さを我慢して…というものであった教訓と、今回のスケジュールではギャラリーアバルト自動車美術館を見学した後に昼食という順番だったためきっとお腹が空くだろうと思ってのことでした。しかし、嬉しいことに当初の予想に反して?参加者が多くなってしまい、結局25人分のスープを用意することになってしまいました。
スープは体が温まるようにとパンプキンスープを作ることにしたのですが、通常作る量とはケタ外れで、大鍋を115spiderに積んで持ち込むこととなりました。
今年の朝箱は意外に暖かかったため、スープの威力はさほどなかったかも知れませんが、皆さん美味しく食べてくれたのが何よりでした。
それにしても、ヤギさんコーナーでそんなことをしているグループなぞ他にはいないため、ただでさえ異様な集団が更に周囲には異様に見えたかも知れません(苦笑)

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今回はスケジュールが押していたため、ヤギさんコーナーではあまりゆっくりすることができませんでしたが、それでも歓談するヒト、試乗に行くヒトなど思い思いに楽しんでいます。
そんなときに公式カメラマン?であるメンバーのCさんが走行写真を撮影したいと言い出しました。それはSpiderをカメラカーにして後方を走るクルマの写真を撮るというもので、雑誌の写真撮影などに良く使われる方法です。早速数台のメンバーが名乗りを上げ、即興の撮影会が始まりました。私も以前にやったことがあるのですが、後ろを向いてカメラを構えるのは結構大変で、これから進入するコーナーを予測できないために体が振られます。しかもCさんは結構な体格ですので、大きな二人が小さなSpiderに乗り込みヨタヨタと走りながら撮影する様は、これまた異様な光景だったかも知れません(爆)

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(撮影:○竹さん)

そんなヤギさんコーナーでの楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよギャラリーアバルト自動車美術館へ向けて出発です。箱根スカイラインは更にクルマも少なく、素晴らしい景色を堪能しながらのドライブです。

Asahako2009-009.jpg
(撮影:青ガエルさん)

しかし20台以上の大移動となるため、グループを3つに分けて美術館へ向かったのですが、空いているルートを選んだつもりが路肩に故障して止まっているトラックのために大渋滞に遭ってしまいました。
美術館のオーナーである小坂さんには事前に訪問する旨をお伝えしていたのですが、午後からは閉めてしまうとのことでしたので、遅れそうなことを連絡したところ待っていてくれるという嬉しいお返事をいただき、何とか美術館もあきらめずに見学することができました。
本来ならば来館者用の駐車場にクルマを停めるのですが、私たちより前に美術館を訪問していた115Spiderのグループがまだ駐車場で歓談されていたために、小坂さんの計らいで美術館の中庭にクルマを駐車することができました。
この建物は小坂さんのコダワリの集大成であり、建物そのものもピニンファリーナがデザインした素晴らしいものですので、その中庭にクルマを置けるのはとても有難いことなのです。

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早速、館内に入ったのですが久しぶりに訪れたギャラリーは随分と様変わりしていました。
何よりもクルマが増えていたことに驚いたのですが、更にそのクルマ達のコンディションに感激しました。館内は撮影禁止でしたので是非、機会があれば皆さんの目で確かめていただきたいのですが、常日頃から書いている剥製と生きた動物の違いが明らかで、小坂さんのコレクションは皆生きていました。目指す、カングーロは特別に置かれている分けではなく、他のクルマ達と一緒に当たり前のように置かれていました。

1964年に当時ベルトーネのチーフデザイナーであった若き日のジゥジアーロがデザインしたこのカングーロはアルファ・ロメオ、ひいてはイタリア車のデザイン史の中でも非常に重要なクルマだと言えるのですが、残念なことに雑誌記者が試乗中に事故を起こしてしまい、その後に長らく行方不明になっていました。それを小坂さんが発見し、レストアしたのですが、もはやそれは個人の趣味ではなく文化財を復元するという公共のための文化事業と言えるものであったと思います。
ジゥジアーロ自身もカングーロが事故の後に行方不明となったことを非常に残念に思っており、小坂さんの偉業に感激していたそうですので、彼自身もこのカングーロに強い思い入れがあったのではないでしょうか。

初めて見るカングーロは写真で見る以上にダイナミックでグラマラスなクルマでした。そのサイズ以上に存在感に溢れ、エレガンスとダイナミズムが融合した見事なデザインだと思います。またショーモデルというだけあって試験的なディテールも見受けられ、リアクォーターに描かれたクワドリフォリオは写真で見ると単なるステッカーだと思っていたのですが、実は葉の部分に穴があけられエアアウトレットになっているところなど、実車を仔細に観察したからこそ分かるディテールはこうした美術館の存在意義の一つだと思います。

しかし、他のクルマ達もお目当てのカングーロが霞むほどのコレクションで、様々なアバルトに加えて同じくショーモデルのフェラーリをベースにしたピニンファリーナのミトスやGiulia TZ1など一日居ても飽きない場所です。しかもその日はオーナーの小坂さんに加えて、イタリアから帰国された内田盾男さんもいらっしゃりお話をすることができたのも楽しく有意義な時間でした。

そうこうしている内にお腹も空いて来たので、後ろ髪を引かれる思いで最後のスケジュールである昼食場所へ移動することにしました。
いつもこうしたイベントで悩むのがこの食事場所で、究極は一人が一台のクルマに乗ってくるワケですから、それだけの駐車スペースがある場所でないと食事をすることもできないのです(苦笑)
さらに、折角ですからクルマを眺めながら…とか自分たちだけでのんびりと食事したい…などと要求を重ねて行くと、食事をする場所探しに奔走しなければなりません。
今回も、あちこち問い合わせてやっと見つけたのが山中湖のペンション ステップハウスさんで、本来ならばお昼はお休みのペンションに無理を言って昼食をお願いすることができました。

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山中湖畔から細い道を入り、行き止まりの斜面にそのペンションは建っていました。最初に連絡し、アルファ・ロメオの集まりであることを告げると、私たちのペンションで大丈夫でしょうか?と謙遜されていたのですが、実際に訪れて見るとそれは素晴らしいロケーションでした。駐車場所が斜面であったことがむしろ幸いして、ダイニングルームの窓からのクルマの眺めもなかなかのものです。

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決して凝った料理ではなかったのですが、オーナーのご家族の心のこもったおもてなしをしてもらいました。しかも他には誰も客はいないのですから、自分たちだけでのんびりと食事を楽しむことができることは何にも増してありがたいことです。
お昼を食べて解散の予定が結局午後3時を過ぎてしまいましたが、これから遠方に帰るメンバーは恐らく帰りが深夜になってしまうでしょう。それでもこうして遠方からでも参加するのですから、これが箱根という場所の魅力なのだと思います。
そして今回も晩秋の箱根を堪能することができました。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

カボチャのスープほんと美味しかったです♪
カングーロは以前ENGINE誌でストーリーを熟読していたこともあり対面できた時は感激でした!
ギャラリーアバルト美術館は何度行っても飽きることはありませんよね♪

164オーナークラブ

190さんどうも。御殿場の写真を見ても、いい天気でしたね。

秋はイベントシーズン週末のコッパは、40kmを2時間で走りました。
週末の渋滞のあるなかのタイムラリーここでタイムを出せる人はすごい。

なかなか贅沢な集まりのはじに寄せてもらえました。

190さんの写真に期待。

  • 2009/11/25(水) 08:43:12 |
  • URL |
  • 青ガエル #-
  • [ 編集]

centrostileさん
こちらこそ喜んでいただけたなら嬉しいです。
ギャラリーアバルトではtipo33が見られなかったのが残念でしたが、また次の楽しみができました。
機会があればまた行きましょう!

  • 2009/11/25(水) 16:27:02 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

青ガエルさん
箱根は良かったですね。一台で行くのも楽しいですが久しぶりに前も後ろもアルファという眺めを楽しめました。
この前のイベントでは、一眼レフを持って行かなかったのでスナップ程度ですが記事にしますのでお楽しみに(笑)

  • 2009/11/25(水) 16:31:44 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

ペンションをお昼に貸し切りはいいかも知れないですね。でもあちらは大変ですよね。
スパイダー10台以上だと狂った集団ですし(汗)
164の皆様の方が全然上手か(爆)

  • 2009/11/26(木) 13:21:35 |
  • URL |
  • ESタケ #DdMDrPns
  • [ 編集]

>ESタケさん
某クラブメンバーは酒さえ飲まなければ結構紳士的ですよ(笑)
ただ、一部の過激分子がいるため良からぬ評判が立っているのも確かですが・・・。

ギャラリーアバルト、再開してるのですね。
10年ほど前に行きましたがそれ以来ずっと
ご無沙汰です。

カングーロの実車があるとは!
ぜひ行かねば、ですねー

  • 2009/11/28(土) 20:41:02 |
  • URL |
  • chifurinn #UwkW36/E
  • [ 編集]

>chifurinnさん
ぜひ訪れてみてください。
お茶碗で5杯はいけますよ(笑)

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