走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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スミ入れの検証

前回の記事で、スミ入れは「相手を選ぶ」ことも必要なのではないかと書きましたが、その考えを確かめるべく、笹本さんから依頼されたシルバーのKhamsinとイエローのMerakに加えて、手持ちのレッドのGhibliにもスミ入れをして、その効果について実験見ることにしました。この三台は流麗なボディデザインで、1/64スケールのような小さなモデルであれば、どちらかと言うとスミ入れをしないほうが良いのではと思われるクルマ達ですが、ボディカラーとのマッチングもあるかも知れません。

まずはKhamsinです。下の写真はスミ入れ前の状態です。Khamsinにはこのシルバーのボディカラーが最も似合うと思います。それはフロントノーズからリアにかけて、全く破綻がない美しい1本の曲線で纏め上げられているからで、当時の流行であったリトラクタブルヘッドライトもこのボディラインのためには必要不可欠な装備です。当時のベルトーネのチーフデザイナーであったガンディーニの傑作の一つと言われるKhamsinはこの時代のデザイントレンドの集大成とも言えるでしょう。正直、このボディにスミ入れをするのは気が進まなかったのですが(苦笑)・・・

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スミ入れ後はこんな感じになりました。ちょっと微妙ではあありますが、恐れていたほどボディラインを壊していないのは、シルバーのボディカラーのおかげではないかと思います。しかしやはり、スミ入れしたパネルラインが目立ちすぎです。
加えて1/64スケールという小さなモデルにダイキャスト製のボディということあり、パネルラインがシャープではないためにスミ入れしたラインが太くなってしまっています。プラスチックモデルの場合は、スミ入れしたいパネルラインのモールドに予めケガキ針でシャープな線を掘り込んでおきますので、ラインが太くなる心配はないのですが、完成済みのダイキャストモデルにはそういった後加工ができませんので、スミ入れのラインを細くすることは困難です。

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では、ガンディーニと比較されるギア時代のジゥジアーロのデザインによるGhibliはどうでしょうか。こちらはイタリア車で最も一般的と言えるソリッドの赤がボディカラーです。
Khamsinと比較すると一回り大きなボディのせいで間延びして見えます。こちらもスミ入れ前の状態です。

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スミ入れ後のGhibliです。こちらは微妙でも何でもなく、明らかにスミ入れをしたほうがボディが締まって見えます。スミ入れしたラインの太さもあまり気になりません。ということはスミ入れはボディラインというより、ボディカラーに依存するのかも知れません。

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最後に一番スミ入れが不安なイエローのMerakに挑戦してみましょう。MerakはBoraと同じくジゥジアーロのデザインで、他の2台と異なりエンジンをリアに搭載したモデルです。他の2台と比較すると一番コンパクトなサイズですが、ボディカラーのせいで一番大きく見えるのが不思議なクルマです。これもスミ入れ前はこんな感じです。

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ではスミ入れ後ですが、どうでしょうか?あえて他の2台と同じフラットブラックでスミ入れしたのですが、やはりパネルラインが目立ちすぎです。イエローのボディカラーの場合は、どうしてもスミ入れするのであれば、スミ入れするラインを極力細くするか、もう少し薄めのダークグレーくらいでスミ入れしたほうが良いと思います。

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参考として、もっとスクエアなクルマにスミ入れをしてみました。実験台は同じく1/64のFiat Pandaです。しかもスミ入れが最も目立つであろうホワイトのボディカラーを選んで見ました。

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いかがでしょう。残念ながら一番スミ入れの効果があったのが、このスクエアなFiat Pandaではないでしょうか。しかも最も目立つホワイトのボディカラーにも係わらず、スミ入れしたラインはこれ位太いほうがかえって効果を増しているように思います。

スミ入れはミニチュアモデルに効果があるかないかは皆さんの好みの問題で、正解はないと思います。やりたければやれば・・・という処理ですから気に入った方も、ちょっとクドいな・・・と思った方もいらっしゃるかと思います。
私自身は今回の実験から、対象となるモデルのスタイルとボディカラーによって効果がある場合とそうでない場合があると思いました。

さて、今度はこの3台を笹本氏のためにディスプレイするのですが、今回の笹本氏からのリクエストはさらにエスカレートしていました(泣)

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

銀カムシンは、もう少し薄い色でスミ入れしては?と書こうと思ったら、黄メラクのところにすでに書いてありました・・・。スミ入れは、ボディカラーや形状によって変えろ!ということなんですね?
なあんて偉そうに書いてますが、不器用なんでぼくにはできません。ぼくの1/43黒QVの窓枠とルーフは、K君にシルバーでスミ入れしてもらいました。カッコイイです、が・・・未完成です。窓をカットしてつけられません。
>510190様
↑やってくれませんか?お願いです。

クラブランのオークションで1750GTVのプラモが出品されて、
落札したら510さんがつくってくれると司会者さんがいってたんでを落札しました。
近いうちに送らせていただきますね。
よろしくお願いします。
510さんもつくりたいでしょ(笑)

  • 2009/09/20(日) 22:15:43 |
  • URL |
  • シケイン #i/Urw1Fw
  • [ 編集]

>BUSSOさん
すいませんが、他人が途中まで作ったものに手を入れるのは勘弁してください。そのままKさんにお願いして見てはいかがでしょうか・・・

>シケインさん
そんなものを落札したんですか(笑)
その司会者はおそらくどれだけ手間がかかるか・・・という想像力のカケラもない方でしょうね。少なくともDUCATI900の製作記事を読まれていればそんな無責任なことは言えるハズがないと思いますが(苦笑)
すいませんが頼まれものは暫く休ませていただきますので、お許しください(泣)

ホントだ
何でも黒くスミを入れればイイというものではないんですね
スケールが小さいと溝が割大になるからなんですかね?
でも確かに色によっても違うようで赤のギブリはイイ感じ・・・・
欲しいなぁ~・・・・
パンダもすごくイイ雰囲気・・・
欲しいなぁ~・・・

ん?赤には映えるってことは・・・
デイトナスパイダーは映えるのかな?

  • 2009/09/21(月) 11:24:00 |
  • URL |
  • 笹本隆太郎 #-
  • [ 編集]

>笹本さん
確かに1/64スケールだとラインの太さが目立ってしまうのは止むを得ないでしょうね。同じ太さでもこれが1/18スケールだとその幅は1/3以下になるワケですから、好き好きはあれどもどんなボディカラーでもOKだと思います。

>ギブリ
これは成り行き上、三台揃えたいでしょうから一緒にディスプレイして差し上げますね。

>パンダ
あげませんっ。これは次回のAccess Awardの記念品候補です(笑)

>デイトナ
ディスプレイベースに固定してしまってからだと拭き取りが難しいんですよね。
むしろ、スミ入れした赤ギブリとの差を楽しんでください(笑)

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