走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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フェラーリ250GTOの製作~はじめに~

ようやく頼まれ物が一段落したので、自分のためのプラスチックモデルを作ることができます(苦笑)

おかげさまでDUCATI900を作ったことで、少し手先の感覚が戻ってきました。どんな手作業であれ、一旦身に着けた感覚を維持するためにはその作業を続けることが一番で、ブランクが開いてしまうとどうしても元の感覚を取り戻すまでに時間がかかってしまうものです。
今回は来るべき老後に備え(笑)、なるべくその感覚を忘れないように作り続けておこうと思ったのですが、やはりいきなりアルファ・ロメオに行くのにはまだ抵抗があり、リハビリとしてフェラーリ250GTOを作ることにしました。

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ご存知のようにあまたあるフェラーリのモデルを通じて、今尚、「最も美しいフェラーリ」と呼ばれているのがこの250GTOです。
1961年に新たにFIAがチャンピオンシップをかけることにしたGTカテゴリーにエントリーするために開発されたのがこの250GTOで、1961年にそのプロトタイプが発表され、改良を重ねて1962年にデビューしました。ベースとなったのは250SWBで、その鋼管チューブラーフレームをさらに軽量化し、250Testarossa譲りの3.0L 12気筒エンジンを搭載し最高速度は300km/hと言われています。
その美しいボディはスカリエッティによるアルミ製で、全てが手作業による製造であったために、その生産数39台(4.0Lエンジン搭載のものも含む)のボディ形状は全て異なっていると言われています。外観上での一番大きな違いは1962年に製造された初期モデルはボディサイドのスリットが2本で、1963年のものから3本となっていることに加えて、リアのダックテールスポイラーが初期モデルはリベット留めであることに対して、1963年以降のモデルはボディと一体となっているのですが、アクシデントでボディを修復されたりしているため、必ずしも現存するモデルがこの通りとは限りません。

プラスチックモデルでは1/24スケールで旧くはフランスのエレール社(記憶ベースですが・・・)、そして永らく決定版であったグンゼ産業、イタリアのイタレリ社のものに加えて、最新作でフジミ社のものがあります。

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今回は最新作のフジミのものを組み立てようと思うのですが、手許にあるグンゼ産業のものとそのボディ形状を比較して見ると、大変興味深いものがあります。
グンゼ産業のものは発売されたのが25年前になりますが、発売当時にはそのボディ形状は決定版と言われ、永らく250GTOのベストモデルとして君臨したものです。ハイテクモデルというプラスチック素材に加えてホワイトメタル、エッチングパーツなどが組み合わされたこのシリーズはその車種ラインアップが完全にオトナ志向で、現在は生産休止となってしまっているのが惜しまれるモデルですが、新しく発売されたフジミの250GTOとはそのボディ形状が明らかに異なっています。

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上の写真の左側、ボンネットのない方がフジミ製で、右がグンゼ産業のものなのですが、全体的にグンゼ産業のほうがトレッドが広いことに加えて、顕著な違いは二点あり、その一つはフロントノーズの絞込みで、グンゼ産業のものがスクエアであることに対してフジミのものは先すぼみな形状です。

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また、リアはグンゼ産業のものと比べて尻下がりとなっているのが違いなのですが、これらの違いにより全体的な印象としてはフジミのボディの方がスリークな形状をしています。

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前述したように、250GTOのボディは各車が微妙に異なっているので、シャーシNo.を特定して再現していなければ間違いとは言えず、むしろ好みの問題だと思うのですが、こうして比較して見ると、グンゼ産業のものが力強くグラマラスな250GTOを再現しようとしていることに対して、フジミのものはもう少し繊細な250GTOを表現しようとしているのではないかと思います。

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グンゼ産業のものはハイテクモデルというだけあって、モデルのハイライトとなるボラーニ製のワイヤースポークホイールがエッチングで再現されています。ワイヤースポークホイールはミニチュアモデルの最大の問題で、どんなに繊細なプラスチックパーツであったとしても、やはりエッチング製には敵いません。

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フジミのキットに付属しているプラスチック製のホイールもプラスチック製としては素晴らしい出来なのですが、ご覧の通りエッチング製に比べると見劣りがしてしまいます。
ここはグンゼ産業のホイールをコンバートしようと思ったのですが、残念なことにホイールの直径が微妙に異なっており、アキラメざるを得ませんでした。どうしたものか・・・と思っていたら、ちゃんとエッチング製のグレードアップパーツが出ていることが分かったので、それを入手することにしました。しかし流用できる他のエッチングパーツは極力使用することにして、仕上げていこうと思います。
グンゼ産業のものをツブしてしまうのは残念ですが、持っていても恐らく一生完成しないでしょうから(苦笑)、ここはフジミ製のために流用してやるのが供養というものです。

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バイクのモデルと異なり、クルマの場合はどこにハイライトを置くかを考えて製作しなければいつまでたっても完成しなくなってしまいます。250GTOの最大の特徴はやはりその美しいボディスタイリングだと思いますので、今回はリハビリということもあり(笑)、エンジンルームやコクピットにはあまり凝らずに製作にあたってはボディの塗装に重点を置くことにしましょう。

今回は自分のためのモデルですので、のんびりゆっくりと楽しませていただこうと思っています。
でもその前に・・・笹本さんの宿題を仕上げなければ(苦笑)

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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント

おお!

250GTOじゃないですか!
私の為にありがとうございますっ(笑)
エンジンルームはGTOのハイライトでもありますので凝りに凝って作ってください。
お待ちしてます(爆)

  • 2009/09/07(月) 07:45:29 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
何か勘違いをされているのでは・・・(爆)
思い入れが強すぎるクルマを作ると行き着くところはフルディテールモデルとなってしまい完成しなくなっちゃうんですよね。今回はリハビリですのでエンジンはバッサリと切り捨てるつもりです(苦笑)

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