走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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M体質とS体質

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やはり恐れていた事態が起こってしまいました。主治医も私もその可能性について考えてはいましたが、お互いに「大丈夫でしょう…」と言い合っていたのは、正直、考えたくなかったからとしか言いようがありません。

そして、届いたパーツを交換する際に主治医がヘッドを開けてチェックしたところ、その恐れていたバルブ曲がりを発見してしまいました。
確かにサーキットで体験したエンジンブローのときのように「ひん曲がった」状態ではありませんが、微妙に曲がってしまっているバルブは、例えそれが僅かであったとしても、交換しなければならないことには変わりありません。
いくら始動時とは言え、やはりテンショナープーリーが壊れるほどの力が一時的に加わったために、バルブを突いてしまったのでしょう。

こうなると、もはや「幸運」などとは言っていられない状態です。ヘタをすればヘッドオーバーホールとなってしまいます。前回のオーバーホールの経験から、そのおおよその金額は知っているだけに、さすがにすぐに、「お願いします」とは言えませんでした。

しかし、一方で今まで投入した金額を考えるとここで止めてしまうワケにも行かないのも事実ですし、また今現在、このアルファ164Q4以上に乗りたいクルマを思いつかないのも本心です。しばし悩んだ末に出した答えはやっぱり、「お願いします」でしかありませんでした。

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しかし、「幸いなことに」(泣笑)、バルブ曲がりは手前の片バンクのみで、奥側のバンクはかろうじて無事だったため、エンジンを下ろさずに手前のヘッドのみのオーバーホールを行うこととなりました。そしてそのチェックの際にカムの進角が微妙に狂っていることも発見し、修正することができました。

かくして再度、火が入ったエンジンは以前に比べると別物と言って良いほどの吹け上がりとスムーズさを取り戻していました。
主治医によるとアルファ・ロメオのV6エンジンは、マニュアル通りの規定値でカムシャフト、クランクなどを調整してやるだけで、びっくりするくらい調子が良くなるのだそうです。例え、新車のエンジンでも規定値どおりになっていない場合があるそうですので、タイミングベルトを交換するときには、少し余分に予算を使ってでもそのチェックと調整をしてもらうことをオススメします。

しかし、これほどのメに会ってもこのアルファ164Q4と別れられないとは、自分もつくづくM体質だなぁ…と思ってしまいましたが、どうやらそれだけでもないようです。

作業の進捗を覗きに夜の工場を訪れたときのことです。

誰もいないかに見えた薄暗い工場の中にある、ジャッキアップされた私のクルマの下から、声が漏れ聞こえて来ました。

「なんだよぅ。お前!こんどはそう来るのか!お前がその気ならこっちはこーしてやるっ!どーだ!参ったかっ!」

どうやら地獄巡りは、M体質のオーナーとS体質のメカニックの組み合わせがあってこそなのでしょう。

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