走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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Giuliaに満腹?

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気がつけば会場は105/115系と呼ばれるGiulia Sprint、Giulia Super、Spider Duetto、Spider Sr.2に加えてJunior-Z、そして今回のフューチャリングカーである1750/2000Berlina達で溢れかえっていました。
街中では一台でもすれ違うと、「おお~っ」と感激するクルマですが、こうも沢山目にしてしまうと、有り難味も薄れ、だんだん感覚が麻痺してしまいます。
カフェ・ド・ジュリアにやってくるクルマ達はその殆どが街乗り用の仕立てで、バリバリのレーシングチューンを施されたクルマはいません。確かにサーキットでGiuliaを見る機会は多いのですが、一方でこういったノーマル仕立てのGiuliaを数多く見る機会はここでしかないでしょう。

どういうワケかこういったイベントに仲間と来ると、何人かを引き連れてバスガイドよろしく各クルマを解説して歩く・・・という役回りとなってしまうため(苦笑)、今回も一台一台を仔細に見て廻ったのですが、その中で気になったクルマ達を皆さんにもご紹介したいと思います。

まずはGiulia Superです。クーペモデルのGiulia Sprintがあまりに有名ですが、生産台数はこのセダンのSuperの方が遥かに多かったにもかかわらず、残存台数は逆転して、今やSuperのほうが稀少車となっています。

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このSuperはその中でも珍しい1300TI(Touring International)でした。TIというモデルはSuperのハイパフォーマンスバージョンですが、当然生産台数は少なく、その中でも1300TIは稀少です。

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"Ugly Giulia"(醜いジュリア)と呼ばれたその独特な箱型のボディは、近くで見ると実はシンプルな箱などではなく、複雑な面構成を高度なプレス技術により製造されていることが分かります。
Berlinaとして見たときには、このGiulia Superはパッケージングが秀逸で同年代の同クラスのライバルの中では群を抜く居住性と走行性能を有していました。
しかし、後年の趣味クルマとして見たときにはどうしてもSprintボディの方が人気があるために、そのエンジンをSprintに移植するために随分とSuperが潰されたと聞いたことがあります。

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Junior-ZはGiuliaのシャーシーとエンジンをベースにしてザガートがそのボディデザインと製造を担当したスペシャルモデルですが、その中でも1600ccエンジンを搭載した後期モデルは生産台数が少なく稀少なモデルです。

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雑誌の表紙を飾った友人のJunior-Zですが、こちらも稀少な1600ccのモデルです。

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ようやく見つけた1300ccモデルです。バンパーの形状が1600ccと異なることがお分かりいただけるかと思います。
Junior-Zの先進的なデザインは現在の目で見ても充分魅力的だと思います。後のHONDA CR-XがこのJunior-Zのデザインを参考にしたことは有名です。

大好きなSpiderですが、Duettoと呼ばれる最初のモデルとSr.2と呼ばれるテールがコーダトロンカとなった二代目のモデルに参加資格が与えられています。

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DuettoとSr.2はフロントから見るとその違いはさほど大きいものではありませんが・・・

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リアセクションは全く別のクルマとなっています。文章表現としてリアを切り落とした・・・と書かれていますが、見てお分かりの通り、決して切り落としたのではなく全く別の設計です。
そして、そのどちらもが全くデザインとして違和感がないのがピニンファリーナの力量でしょう。

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このDuettoは1300Juniorという、当時では一番廉価なモデルです。

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しかし、この年代のクルマにとって新車当時の廉価版であるか否かはもはや何の違いでもなく、その個体の程度が全てであることは言うまでもないでしょう。

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そして加えて言うなら、アルファ・ロメオではそのモデルの魅力が一番詰まっているのが一番下のグレードと言っても過言ではないのです。

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今回の参加車の中で一番気合が入っていた?のがこのSpiderではなかったでしょうか。

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エンジンルームは徹底的に手が入れてあり、それは観賞用として飾っておきたい位の出来栄えでした。

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そして一番気に入ったのがこのDuettoでした。黒のボディに赤の内装という組み合わせがシックで、Duettoの持つ軽快で若々しい魅力に加えてオトナの色気を感じさせるものでした。
不思議なことにSpiderはその各モデルによって似合う色が違うと思います。Duettoに関して言えば、赤よりもむしろアイボリーやブルーといった色がしっくり来るのに対して、Sr.2は断然赤が似合うと思います。Sr,3なら赤若しくは黒で、Sr.4は・・・差し障りがあるので控えましょう(笑)

さて、Giulia系に限定したイベントが成立するのか?という答えはこのように「成立する」どころか、満腹状態です(笑)
そして、まだまだ見るべきクルマ達は尽きることがありません。いよいよ次回はGiulia Sprintに加えてこれもGiulia?といったモデルやオマケをご紹介したいと思います。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

「Sr.4はグリーン」で良いんじゃないですか?ブリティッシュ・レーシング呼ばれると悔しいですが。
Giulia系のデザインは美しさもさることながら、総じてマトをえた格好良さがありますよね。大好きです。

  • 2009/04/23(木) 12:26:12 |
  • URL |
  • pekepeke #-
  • [ 編集]

う~ん、すごいなあ。みんなやっとるなあ。ウチのは乗りっぱなしでボロイんですが、綺麗にしようという思いもあります。ただ、綺麗なデュエットは華奢で繊細で女性っぽ過ぎて、男の乗り物じゃあ無くなるように思うんですね。女の子がハンドル握って似合うような。それでレストアに手を出しあぐねているんですが、フェミニンにさせずに綺麗にする良いやり方って無いでしょうか?

  • 2009/04/23(木) 12:40:00 |
  • URL |
  • ただすけ #-
  • [ 編集]

>pekepekeさん
ご配慮?ありがとうございます(笑)
Giulia系のデザインの美しさはそのボディサイズにマッチしたラインにあると思います。実際に同じような形の2600SprintとGiulia Sprintを比べてみると、のびのびしているのはGiuliaのほうなんですよね。デザインは奥深いです。

>ただすけさん
流石にオーナーさんだけあって分かってらっしゃいますね!
Duettoは企画当初は良家のお嬢様が乗るようなイメージだったようです。実際に当時のカタログや宣伝写真では圧倒的に女性ドライバーが多く写っています。それをムリに硬派に仕立てるより、ボクはジゴロで彼女のクルマに乗ってます・・・と乗りこなしたほうが格好良いと思いますが・・・(爆)

観賞用として飾っておきたい位の出来栄え

私好みのエンジンルームですね(笑)
賛否両論あるでしょうが、オリジナルに拘りのまったくない私には魅力的に見えます(笑)
S30Zに乗ってた時を思い出すなぁ。

  • 2009/04/23(木) 19:15:08 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
ソレ・タコ・デュアルにエロイク・アールズですな(笑)
今の方々には何のことやら分からない暗号でしょうね。

間違い訂正

カフェ・ド・ジュリアについて一連の記事を書かせていただいたところ、主催者のクラブ・ビッシオーネの皆さんからメールを頂きました。うだうだ書かせていただいただけなのですが、過分なお褒めをいただき恐縮です。
また、同時に間違いをご指摘いただきました。そっと修正しようか(笑)とも思ったのですが、敢えて原文はそのままにして、ご指摘頂いた内容を以下にご紹介したいと思います。

ところで、差し出がましいとは思いますが、
「Giulia に満腹」の所の記事で「このSuperはその中でも珍しい1300TI(Touring International)でした。TIというモデルはSuperのハイパフォーマンスバージョンですが、当然生産台数は少なく、その中でも1300TIは稀少です。」

とありますが、多分「TI super 」と勘違いされていると思います。
1300TI は今でも安価で手に入れられます。
TI super は確かに生産台数は501台でホモロゲーションを取るために造られました。
この車はジュリアTI をベースに軽量化されてSSのハイチューンエンジンを搭載していました。
(当時伊藤忠オートにより1台だけ正規輸入されています)
TI やジュリアスーパーとは別物です。

全くその通りです(泣)
このようなご指摘は大歓迎ですのでこれからも是非よろしくお願いします。

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