走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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Festa dell'Alfa Romeo 2009 a Kagawa ~その弐

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参加した車両はやはり最近のアルファ・ロメオが多く、アルファ156や147が中心でしたが、皆さん思い思いのドレスアップが施され、その点でも一般の見学者も身近なクルマとして親しみが湧いたのではと思います。

しかし誰にとっても今回のイベントの本命は、1900SS Ghia Aigleでしょう。

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聞けば世界に2台!というクルマですが、そもそもこの1900シリーズはアルファ・ロメオが第二次世界大戦後に量産車メーカーとして転換を果たした最初のシリーズです。
しかし、それでも戦前のようにシャーシーとエンジンを基本として様々なカロッツェリアがボディデザインをするという手法は残されており、このGhiaもそんなカロッツェリアの1社でした。Ghiaと聞けばVWのBeetleをベースにGhiaがデザインし、カルマン社がクーペボディを製造したカルマン・ギアが有名ですが、Ghiaそのものはデザインだけでなく、実際のボディ製造も行える会社でした。

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このGhia Aigleは1900シリーズの中にあっても異色で、もともとは量産車であるこのシャーシーとエンジンを使って、ピニンファリーナなどの他のカロッツェリアとは異なり、高級グランドツアラーとして仕立てられています。全体のデザインは当時のアメリカ車のテールフィンの影響を受けたものですが、全体として造りは高級で、リアのエンブレム一つを取ってみてもこれだけの懲りようです。そこにはプラスチックメッキなどというチャチな仕立ては微塵もありません。

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サイドのメッキラインもこのようにデザインされ、Ghia社の仕立てであることを主張しています。

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エンジンは1900シリーズの標準ブロックのようですが、ツインキャブでパワーアップされていました。それにしても最近のクルマのエンジンとは異なり、本当に美しい眺めです。

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ホイールは垂涎のボラーニ製です。センタースピンナーのALFA ROMEOのロゴが泣かせます。
このクルマが三重から自走で来た・・・と言うのですから恐れ入ります。

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そして隣にはこれまた程度抜群のAlfetta 2000GTVがいました。

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そしてさらにAlfa75 Turbo Evoluzioneの三連発です(笑)。こんな光景はめったに見られないでしょう。
私を誘ってくれたMさんの愛車である一台はIMSA仕様のカーボン製大型リアスポイラーを装着していました。

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ミニチュアモデルではお馴染みのこのスポイラーも実物を見ると大迫力ですが、聞けば後方視界は劣悪とのことでした。もともとAlfa75はリアがハイデッキで後方視界が悪かったのですが、さらのその視界の半分をこのスポイラーが塞ぐのですから、白黒車に追尾されたらひとたまりもないでしょう(笑)

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個人的に懐かしかったのはこのフィラーキャップで、私もかつての愛車であったアルファ75T/Sに装着していたイタリアのRomeo Racing製のアルミキャップです。このフィラーキャップはレース車両に良く見られるクイックフィラータイプを模したものなのですが、すこぶる開けにくいシロモノで、キーを折られてしまうので、ガソリンスタンドでは降りて自分で開けなければならなかったのを懐かしく思い出してしまいました。

エンジンは1.8LのDOHCをベースにインタークーラー付きのターボチャージャーが装着されています。

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しかもこのインタークーラーはデカく、残念なことにブースト圧を聞きそびれてしまいましたが、現在の穏やかなターボチャージャーと異なり、恐らくドッカンターボなのだろうと思います。

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Giulia系の参加が少なかったのは意外でした。Giulia Sprintのいないアルファ・ロメオのイベントも珍しいのではないでしょうか(苦笑)。
そんな中にあって、唯一参加していたのが、このGiulia Superなのですが、これまた程度抜群で美しい個体でした。

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こうして無事にイベントも終わり、いよいよ東京へ帰ることとなりましたが、同乗者は仕事の都合もあり、飛行機で東京に戻ることにしたので、途中で高松空港に寄ることにしました。地方の空港は市街から近くにあるためにこうしたときに本当に助かります。ただ、この日の東京は強風でフライトスケジュールが相当乱れていましたので、結局同乗者が家に帰りついたのは夜遅くなってしまいました。

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無事に空港まで送り届け、私自身はいよいよ東京までは単独ドライブとなったのですが、実は不安な要素がありました。
その朝、ホテルから会場までクルマを動かすときに、ブレーキを引きずるような異音がしていたので、主催者の一人であるMさんにお願いして、アルファ・ロメオ高松の工場でチェックしてもらうことにしていました。
しかし、東京の主治医とも電話で相談し、ギアをニュートラルにして車体を手で押してみたところ、音がしなかったのでブレーキではないだろうと考えて、そのまま走行することにしたのですが、その判断のせいで、その後の悲劇が訪れることになろうとはその時は考えても見なかったのです。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

イベント記事、興味深く拝見しました。ジュリア系が少ないとは確かに意外ですね。アルファに乗る人の世代交代が進んでいるのでしょうか。

コンクールで受賞できて良かったですね。やっぱり、直前に行ったこだわりの板金・再塗装が効いたのでしょうか(笑)。塞翁が馬ですね~。あるいは賞を取るために当初からの計画的犯行だったりして(笑)。

  • 2009/03/31(火) 14:35:19 |
  • URL |
  • ただすけ #-
  • [ 編集]

>ただすけさん
Giulia系のオーナーの皆さんは悪天候を嫌ったのかも知れません(苦笑)
でも、あと10年するとアルファ156もネオ・ヒストリックの仲間入りでしょう。
賞を得るためなら本当は右側のほうをブツけて欲しかったんですけどねぇ(笑)

キターーー!そろそろ本題?に突入ですね

  • 2009/03/31(火) 23:28:24 |
  • URL |
  • レボ #bOQz3XWI
  • [ 編集]

>レボさん
そんなに期待されてもねぇ(苦笑)
みんなヒトの地獄が見たいのね・・・

レボさんは良く分かっているから決して面白がって書いている訳ではないので余計な事を言ってしまいますが、もしココを見ている人で本当に人の困っているのを見て愉快に思っている人が見ているとしたらハッキリ言ってそれは許せないかもです。
実際に我が身に降りかからないとその痛みは・・・。

  • 2009/04/01(水) 13:17:36 |
  • URL |
  • Chousuke #-
  • [ 編集]

>Chousukeさん
まぁ、そんなヒトはいないと思いますよ(苦笑)
でも、M体質だと思われているようですから、私自身が楽しんでいると思われてるかも知れませんが・・・。

決して・・・

面白がっている訳ではないです。言葉足らずですいません。

  • 2009/04/01(水) 19:32:38 |
  • URL |
  • レボ #COSg1Z5.
  • [ 編集]

>レボさん
大丈夫ですよ(笑)
どうぞお気楽に読み飛ばしてください。
それが一番嬉しいんですから・・・。

僕は順序を逆に読んでしまったのでこの先がわかっているのですが、この後のトラブルを考えるとその落差たるや…まさにブログタイトル通りの展開。
さて75EVOが3台は違った意味で凄いですね。
このクルマのサイドデザインは出た当時ぜんぜん意味がわかりませんでした。今になって「いいな」と思うようになりました。
ジツは75EVO、1度手を出しそうになったことがあります(笑)

  • 2009/04/05(日) 15:27:01 |
  • URL |
  • IKEA #-
  • [ 編集]

>IKEAさん
75のデザインは確かに良く分かりませんでしたね。私も新車で買ったときに、周囲から「ヘンなクルマ」と言われて腐った記憶があります(苦笑)
75Evoはハンパに手を出してはいけないクルマですよ。ベース車の75そのものがかなり難物に加えて、ホモロゲモデルですからね~(苦笑)

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