走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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高知の桃源郷~その壱

Shikoku6.jpg

やっとのことでたどり着いた四国自動車博物館にはそう簡単には入場できませんでした。それは入館料を払う前の展示品がすでに垂涎ものだったからなのですが、その場所故になかなか訪れることができない方のために、展示車を順番にご紹介して行きたいと思います。

Carrera10.jpg

入り口横に外から見える状態で展示してあるのはPORSCHE Carrera10です。日本人にとってはあまりに有名なクルマなのですが、当時の日本グランプリをナマで見たことがなくても日産R381との死闘は映像にも残されていますので、ご覧になった方も多いでしょう。
当時は立派な敵役?だったのですが、日産がワークスのフル体制で挑んだのに対して、カレラ10はプライベーター出場でクルマはほとんど「吊るし」状態であったことを思うと、当時の彼我の技術力の差は歴然としていました。

しばし見とれた後にようやく入り口を入ると、目前に横たわっているのはFERRARIのF-1です。ここはミュージアムショップとなっており、まだ入場料を払う前の前室です。F-1のモデル名は詳しくありませんので、どなたか詳しい方に説明して頂ければと思います(苦笑)

FerrariF1.jpg

好きな方にとってはここまででも既に腹八分目だと思います(笑)。失礼を承知で言わせて頂きますと、ここは御殿場でも那須でもなく、四国の高知なのです。一体どれほどこういった展示車に造詣のある方がいるのか?と思う土地に、これほどまでのコレクションが存在していることに驚くことしきりですが、いよいよ内扉を開けるとそこはまさに桃源郷でした。

Museum1.jpg

なんと素晴らしい光景でしょう。奥行きのたっぷりある展示スペースの左右には整然と展示車が並べられており、周囲の壁は鏡で展示車のリアも見ることができるよう配慮されています。そして何より展示車が「近い」ことが素晴らしく、手を触れることのできる距離からじっくりと眺めることができます。
聞けば個人のコレクションとのことですが、来館者を信用していなければこのような展示形態は取れないと思います。さらに写真撮影も自由で、そのおおらかさに我を忘れて一台一台にカメラを向け続けてしまいました。

全体を見ていくと、どうやらコレクションのテーマはオーナーの「好きなクルマ」であろうと思われます(笑)。
しかし、その趣味は私と一致しているためにどのクルマの前も素通りすることができません。本当に困った博物館です(苦笑)

Jagd Wagen1
Jagd Wagen2

軍用車両も好きな私ですが、このクルマについては全く知りませんでした。一見すると第二次大戦中のドイツで使用されていた水陸両用の軍用車両であるシュビム・ワーゲンに似ていますが、これは1955年にPORSHCEが製造した597Jagd Wagenというクルマです。予定より製造コストが嵩み(苦笑)、正式採用されなかったのがいかにもポルシェらしいですが、そんなマニアックなクルマがポンと置いてあるところがこれからの展示物の凄さを予感させてくれます。

Porsce356.jpg

その隣は同じくPORSCHEの356Aですが、ただの356ではありません。Carrera GSと名づけられたハイパフォーマンスモデルです。

550Spider.jpg

続けてPORSCHEですがこれは550Spiderというモデルで、あのジェームス・ディーンがこのクルマで事故死したことで不本意ながら有名になったクルマです。しかもこの個体はそのジェームス・ディーンの愛車と同時にアメリカに輸入された個体で、本来ならば彼とともに仲間がレースに出場する予定だったクルマだそうです。

427SC.jpg

SHELBY Cobra 427SCというCobraの中でも最もアグレッシヴなモデルです。このクルマのオーナーによると乗るためには筋トレが必要で、ヘッドレストのないシートでは特に首を鍛えなければムチウチのように傷めてしまうそうです(苦笑)

Fiat Abarth Sport Spider2000

いよいよ大好きなオカズとなってきました。ABARTHの2000Sport Spiderです。イベントでもたまに見かけることがありますが、ABARTHらしからぬデザインがあまり好きではなかったのですが、実際に間近で見るとやはりそれはABARTHで、その意外にコンパクトなボディサイズが好ましく、認識を改めさせられてしまいました。

Abarth1000SP.jpg
Abarth1000SP2.jpg

こちらは以前から好きなABARTH 1000SPです。コンパクトなボディと高回転まで回るエンジンで大排気量のライバルを追い回すというABARTHの王道を演じることができるクルマです。

Abarth Record MonzaLM

ル・マン24時間レースに出場するために製作されたABARTH Record Monza LMというクルマです。これもABARTHのエッセンスが詰まったクルマです。可愛らしい外観に似合わない迫力ある排気音とその高性能のギャップがABARTH好きにはたまらない魅力なのでしょう。

ここまで来て、すでにお腹いっぱい状態なのですが、「デザートは別腹」ならぬ「アルファ・ロメオは別腹」で、気を引き締めていよいよ目指すアルファ・ロメオです。

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もはや説明の必要のないGiulia TZ1です。この四国博物館には以前TZ2が所蔵されており、それは日本に一台だけであったのですが、残念なことに今は売却されてしまいました。それでもこのTZ1は充分に美しく、しばし見とれてしまいました。

GiuliaMonz1.jpg
GiuliuaMonz2.jpg
GiuliaMonz3.jpg

その隣に鎮座しているのはGiulia 1300GTA Juniorのグループ5レーシングです。当時のセミワークスであったMONZEGLIOによってチューニングされたチャンピオンマシンで、チームカラーであった黄色に塗られたこのクルマは、昔カーグラフィックで特集されていたので日本でも有名になった個体です。

ここまで来てデザートでもお腹一杯になりましたので、ちょっと休憩させていただいてまた続きをご紹介したいと思います。

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テーマ:ドライブ旅行 - ジャンル:車・バイク

コメント

四国ツーリングお疲れ様でした!
でもこの博物館、リアスタイルを堪能できるようにミラーを配置していたり、
観覧客からほど近く車両を設置していたりと好きな人たちのツボを押さえ
まくっていますね!いつかチェックしてみたい施設リストに入ること間違い
なしです 笑

最初の数台でこのラインナップですから、この先がどうなっているかを
考えると卒倒しそうです 笑

  • 2009/03/27(金) 19:40:09 |
  • URL |
  • chifurinn #UwkW36/E
  • [ 編集]

記憶によれば

はじめまして。
いつも興味深く拝見させてもらっております。

素晴らしいコレクションですね。
オーナーはもしかして、地元トヨペットの社長さんではなかったかと思います。
確か、SCGでTZ2が紹介されていたと思いますが。

  • 2009/03/27(金) 20:56:12 |
  • URL |
  • ジャンニ #90LdKUd6
  • [ 編集]

>chifurinnさん
ありがとうございます。波乱万丈のツーリングでした(苦笑)
ここは凄いですよ~。是非行ってみてくださいね。

うっひょ~!

よだれが・・・(笑)
TZ1て250GTOみたい!

  • 2009/03/27(金) 22:34:09 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>ジャンニさん
初めまして!いつもご愛読いただきありがとうございます。確かにオーナーさんは地元のディーラーの社長さんのようですね。それにしてもスゴい趣味というか、資産というか・・・(笑)
TZ2は過去に各誌に取材されているのですが、実物が見られなかったのが本当に残念でなりません。

>こ~んずさん
実物は写真より数段格好良いですよ。
250GTOよりもコンパクトですが、存在感は同等ですね。これをオカズにすればお茶碗5杯は行けますね(爆)

このMONZEGLIO、素敵過ぎで卒倒しそうです。
どちらかサイドが凹んでたと思うのですが、実際の使用で凹んだのでしょうね。

  • 2009/03/29(日) 23:10:14 |
  • URL |
  • pekepeke #-
  • [ 編集]

>pekepekeさん
CGTVでも走ってるところを特集していたので見たことがあるかも知れませんね。当時はGTV6のETCチャンピオンカーと一緒でした。痺れましたよ・・・。

凄いコレクションですねぇ。どれも大好物なのでご飯はどんぶりで6杯は逝けそうです(爆)
F1マシンなんですがサイドポンツーンの形状やホイールからすると90~91年辺りのマシンなんじゃないでしょうか。27番車はアラン・プロストだったと思います。最初F412Tかと思ったんですがホイールが違います。

  • 2009/04/05(日) 13:15:08 |
  • URL |
  • IKEA #-
  • [ 編集]

>IKEAさん
イッキのコメントありがとうございます(笑)
それにしてもこのコレクションは琴線に触れるでしょ?

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