走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ご先祖さまとの対面

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宿泊したホテルはイベントの会場の隣という好立地の全日空ホテルクレメント高松で、ここは主催者の一人でありアルファ164オーナーズクラブのメンバーであるMさんが手配してくれたホテルでした。Mさんは旅行代理店に勤務しているため、今回のイベントでは各企業に協賛をお願いしたり、遠方から来る私たちのような参加者の宿泊手配など大変なご苦労をされていました。
そして、そのホテルが用意してくれた部屋は客室最上階のオーシャンビューの部屋で、その部屋からの眺めは本当に最高でした。眼下には自分たちが乗ってきたフェリーが見え、彼方には高松のシンボルでもある屋島が見えます。ちょうど屋根の形をしているため屋島と呼ばれるのですが、時間があればここも訪れてみたい場所です。

夕食はホテルのフロントで予約してもらった地元のお寿司屋さんに行ったのですが、あまりの空腹で写真を撮るのを忘れてしまいました(苦笑)。
高松に限らず瀬戸内海に面した場所は魚が美味しく、ご主人のお奨めのまま地魚をメインに頂いたのですが、その味は絶品であるだけでなく、お値段もリーズナブルで大満足の夕食でした。

一夜明けると昨日の豪雨がウソのような晴天でした。今回のイベントではイベント当日だけでなく遠方から来る参加者のために、前日にオプションイベントが企画されていました。当日の準備だけでも大変なのに、わざわざ時間を割いてこういった企画をしていただけるのは本当に有難く、私たちも午後からの四国自動車博物館へのツーリングに参加することにしたのですが、午前中の讃岐うどん食べ歩きツアーに参加しなかったのにはワケがありました。

私の父は出身が高松で、実家の家業は漆塗りの名家でした。残念なことに父も私たち兄弟も後を継がず、漆塗りは途絶えてしまうところだったのですが、職人として勤めてくれていた方に名前を使ってもらうことにより、現在も途絶えることなく引き継がれているのです。
その漆塗りの技法は独特で、漆塗りの世界では有名なのだそうですが、漆そのものの配合は門外不出で、実際に塗っている職人にも明かされず、漆が無くなると主人が奥の間で配合して渡していたそうですから、現在作られているものはその伝統の配合ではなく、見よう見まねで作られた厳密に言うとオリジナルではないのだと、すでに他界した祖母は生前に言っていました。

午前中は、その漆塗りの創始者である私のご先祖さまの作品が展示してある栗林公園を訪れることにしました。

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栗林公園は高松市内の中心にある公園で、その起源は天正時代(1572年~1593年)に遡る由緒ある庭園です。その後歴代の藩主によって造園が繰り返され現代の形となっているのですが、背景の紫雲山を借景として大小の池を作り、自然と調和した日本庭園の典型とも言える場所です。

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桜の開花には少し早く、一方で梅の時期は終わってしまっていたために少し寂しい庭園でしたが、ところどころに咲く彼岸桜は満開で、その桜色が緑に映えて美しく感じられました。

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それにしても天気は最高だったのですが、連休の中日にも関わらず訪れる観光客も少なく、おかげでのんびりと散策を楽しむことができました。

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目指す民芸館は栗林公園の中にあり、公園の入場料さえ払って中に入れば入場無料というのが嬉しい配慮です(笑)

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中に入ると、ご先祖さまの作品は一番目立つ場所に展示してありました。

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この漆塗りは使うほどに朱の色が増すために、展示してあるものはまだこれから・・・といった色合いでした。確かに料亭などで永年使用されていたものは鮮やかな朱色となり、風合いが素晴らしいのですが、ずっと使わずに展示されていたために、その本来の狙いであった使い込まれた末の朱色が出ていなかったのが少し残念でした。

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館内の販売店では現在製作されているものが販売されていましたが、そのお値段は・・・結構なもので、残念ながら手が出ませんでした(苦笑)。
素晴らしい晴天に午後からのツーリングに期待を膨らませながら栗林公園を後にした私たちは、いよいよ集合場所である高速道路のSAに向かいました。

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テーマ:ドライブ旅行 - ジャンル:車・バイク

コメント

510さんて

由緒正しい家柄に育ったんですね。
それなのになぜ密輸なんか・・・(核爆)

最上階の雰囲気抜群の部屋でハッスルしましたか!(笑)

  • 2009/03/25(水) 22:25:43 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

栗林公園では、お茶とお菓子が頂けますよね。あそこでお茶を頂きながら見る庭園は時間が止まります。懐かしいです。
私は徳島の阿波加茂が父の実家のあるところです。この頃は飛行機で高松空港+レンタカーなんで高松市内はご無沙汰です。宇高連絡船の中のうどんが忘れられません。

  • 2009/03/25(水) 22:25:59 |
  • URL |
  • ESタケ #DdMDrPns
  • [ 編集]

>こ~んずさん
誉められてるのか貶されてるのか・・・(笑)
でも、今回のツーリングは本当に疲れて爆睡してました。

>ESタケさん
今回は駆け足で見たのでのんびりとお茶を頂くことはできませんでした。鯉にもエサをやらず(笑)、ただぐるっと見て回っただけでしたが、仰るとおり、街中にこんな別世界がある街は素敵ですね。

なるほど、なるほど、510190さんは漆をタミヤカラーに持ち替えたのですね(笑)高松は出張でよく行っていたので懐かしいです、高松駅が綺麗になってるのでビックリされたのではないですか?

  • 2009/03/25(水) 23:23:05 |
  • URL |
  • kobu #-
  • [ 編集]

>kobuさん
手先を使って何か作るのが好きなのは因縁なのかも知れませんね。
私が中学生のときに高松から名前を継いでくれた方が家に来て、私と私の兄のどちらかに修行に来ないかと誘われたことがありました。先方は名前を名乗る以上、血筋である私たちのどちらかに次代を継いでもらおうと考えていたようですが、当時は漆塗りの職人は・・・と断ってしまいました。特にその方は私の部屋のプラモデルの山を見て、嬉しそうにしていたのが印象的でしたが、やはり当時は漆塗りに興味が湧かなかったのです(苦笑)。しかしこの年齢になってようやく気になりだしたのですがもう遅いですね。
高松は全く変わっていてビックリしました。昔の高松は宇高連絡船が着く波止場が賑やかだったことを憶えていますが、古新町界隈の商店街は何となく昔の面影が残っていました。

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