走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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オイル管理の重要性

緑スパはオイル漏れを止めるべく、ヘッドオーバーホールを行っていますが、実際にエンジンを開けてみるとその状態は、オイル管理が悪いとエンジン内部はどうなるか・・・という見本のようになっていました。
今回は主治医が撮影してくれた写真でその状態をご紹介したいと思います。

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エンジンオイルはエンジン内部の駆動部の潤滑とシールを主目的としていますが、副次的には汚れを除去するのも重要な目的です。
最近のクルマは国産車に限らず、メンテナンスフリーが進み、エンジンオイルも1万キロ以上無交換は当たり前で、10万キロ無交換などというエンジンもあるそうです。
これは化学合成油によるオイル劣化の抑制など、エンジンオイルの性能が上がったことや、エンジンそのものの機械工作の精度が上がったことによるのですが、そのことそのものは廃油の処理も含め、環境に良いのは確かだとは思いますが、一方でエンジンの洗浄という点ではそんなに交換しなくても大丈夫?と疑問を持ってしまいます。

IMG_3212.jpg

エンジンオイルはオイルポンプによりエンジン内部を循環して汚れを取る役割もありますので、汚れたエンジンオイルほど良くシゴトをしたオイル・・・と言うことができます。どんなに性能が劣化しなくても、汚れてしまったエンジンオイルはその汚れを再びエンジン内部に戻してしまうことになるのですから、エンジンに良いはずはないと思います。
しかも、一度こびりついたカーボンやスラッジはオイルの循環程度ではなかなか除去することができませんから、一番適切なのは新車時のエンジンが新品の時から、定期的にエンジンオイルを交換し、汚れがつかないようにすることだと思いますが、中古車の場合は前オーナーのこの管理が悪いと、その後でどんなにエンジンオイルを交換しても手遅れになってしまいます。

別件ですが、主治医のところに入院してきたあるクルマは、エンジンオイルを全く交換せず、継ぎ足しで使用していたそうなのですが、開けて見るとエンジン内部はドロドロ状態でした。秘伝のタレではありませんので、継ぎ足しでどんなに新しいオイルを足しても、それは汚れたオイルに混ざるだけで、汚れの総量は増える一方で、最終的にはエンジンオーバーホールとなってしまうのです。

さて、緑スパも私たちの手許にやって来てからは定期的にエンジンオイルの交換をしていましたが、案の定以前は相当いい加減だったようで、実際に開けて見ると燃焼室内部にはカーボンがこびり付いていました。

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バルブもこのようにドロドロでしたので、余程オイル交換をしなかったのだろうと思われます。

IMG_3230.jpg
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ご承知のようにエンジンの燃焼サイクルは、吸気バルブが開いて新鮮な空気を燃焼室に入れ、インジェクターからガソリンを噴射し、その空気に混ぜることによりガソリン混合気を作り、プラグからの火花で爆発させてピストンを押し下げ、クランクシャフトを廻したピストンは再び上がって来て、開いた排気バルブから燃焼後のガスを排気し、再び吸気バルブが開き・・・というものなのですが、このサイクルを効率よく廻すためには空気の流れが重要になってきます。
その空気の流れを妨げるのがこの汚れですから、単に汚いだけではなく、エンジン性能に大きな影響を与えるのはお分かりいただけると思います。
実際にこの燃焼室内部を研磨し鏡面のように仕上げることにより、エンジンのパワーはアップするのですから汚れなどもってのほかなのでしょう。

今回はこの内部を洗浄するに留めましたが、本来ならば鏡面加工もしたいところでした。それでも軽く洗浄しただけでここまで綺麗になるのですから、古くなったエンジンは一度はオーバーホールをしてみる価値はあると思います。

DSC02621.jpg

次回はヘッド研磨終了の模様をご紹介したいと思います。

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コメント

ヘッド研磨終了の模様をご紹介

えっ、ポートは?(笑)

  • 2008/12/26(金) 17:57:52 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
シーッ!それはナイショ(謎)

自分は安いオイルにする代わり交換時期を3,000~3,500Kmくらいの早めの交換を心がけてますが、正直なところオイルもよくわからない分野でして(苦笑)

  • 2008/12/27(土) 05:59:48 |
  • URL |
  • きゃつお #-
  • [ 編集]

>きゃつおさん
それで良いと思いますよ。潤滑を中心に考えるのであれば良いオイルを、汚れ除去を中心に考えるのであれば、安いオイルをコマメに・・というのが基本ではないでしょうか。
でも・・・一度MOTULなんて入れると戻れなくなっちゃうんですよね(苦笑)

164を買ったとき、店がオイル交換して納車したのか、綺麗な色でした。2000キロほど走った後で、某メーカーのフラッシング・オイルを入れて上まで回しながら主治医のところまで走り、オイル交換をしたところ、かなり汚れたアブラが出てきましたよ。

ちなみに、スパイダーも164もそのエンジンが設計された当時のオイルが宜しいんじゃないか、ということで鉱物油を入れています。選択肢が限られてくるのでオイル交換の楽しみも余り無いのですが。

  • 2008/12/27(土) 19:59:08 |
  • URL |
  • 名無しのアルフ #-
  • [ 編集]

↑すみません、上のは僕です。パソコンのHDがぶち壊れて交換修理をしたのでいろんな設定が初期化されていて…。

>ただすけさん
確かにクリアランスが大きいエンジンの場合は鉱物油のほうが良いでしょうね。ただマルチグレードがないので、夏と冬で番手を変えなければならないのが面倒ですが、BPのCORSE CLASSICは私も愛用してますよ。

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