走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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良い燃焼

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かなり昔のことですが、エンジン整備の基本は「良い圧縮」「良い燃焼」「良い排気」の3点だと聞いたことがあります。確かに、様々なアプローチがあるにせよこの3点を押えておけばエンジンのパフォーマンスは最大限に引き出せるとは思いますが、それが難しいのが整備のタイヘンなところです(苦笑)

なかなか信じてはもらえないのですが、115Spiderは立ち往生するようなトラブルはなく、毎日の通勤のアシとして、また週末のドライブ教習車として何の問題もなく走っています。もちろん、それは予防保全というトラブルになる前のメンテナンスと、トラブル初期の段階での根治整備による解決によるものなのですが、それでもそこは齢を重ねたクルマですので細かいところが気になってきました。

暫く前から気にはなっていたのですが、最近は特にエンジン音のガサついた音が目立って聞こえるようになりました。それは複合音で、タペットノイズであったりカムチェーンの音であったりと様々な音が混じったものなのですが、この異音はエンジン全体が草臥れてきていることのサインだと思います。実際にオイル上がりの傾向が出てきており、加速時に白煙がたまに出るようになって来ました。
これらは対策を施すことにして、例によってアメリカに部品をオーダーしましたので、いずれエンジンのセミオーバーホールをやろうと思っていますが、気になったのがプラグコードのガタつきでした。特に3番の緩みが酷く、カタカタと異音が出ていましたので思い切ってプラグコードを交換することにしました。

プラグコードは結構重要で、「良い燃焼」のための「良い点火」を担う部分です。ここは定評のある永井電子製のプラグコードに交換することにしたのですが、ULTRAのブランド名でご存知の通り、世界的にも有名なメーカーですので安心してお願いすることにしました。今回は特注で主治医を通じてメタルシールドタイプのコードを用意してもらいました。

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はずしたプラグコードを見てみると接点が焼けているだけでなく、コードそのものも随分と劣化していましたので、やはり交換して正解でした。

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さらにプラグを抜いてみると、プラグホールにはオイルスラッジがべっとりと固着していました。これはプラグホールからオイルが漏れたために起こったもので、ガスケットの劣化を意味します。エンジンのセミオーバーホールを急がなければなりません。

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外したプラグをチェックして見ると、単に汚れているだけでなく火花が散るギャップの部分が劣化していました。このプラグを再度使う気にはなれませんでしたので、プラグも交換です。

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プラグはちょっと奮発して同じBOSCHでもプラチナ電極のものにしたのですが、プラグコードと一緒に交換してしまったので、効果のほどは良く分かりませんでした(苦笑)

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好き嫌いはあるかと思いますが、ULTRAの定番である赤いプラグコードはなかなか格好良いです。
もちろん決して格好で選ばれているワケではなく、性能で選ばれているのですが、交換して雰囲気が変わることも重要だと思います。

さて、実際に交換してみた感想ですが、中速域からの加速が速くなり、エンジンの回転もスムーズになりました。私だけでなくオーナーも実感できたそうなので、これは効果のある交換だったのではないでしょうか(笑)

さて、これで後はエンジンのセミオーバーホールだな・・・と思いながら、例によってドライブ教習にでかけたときのことです。運転していていきなりステアリングが重くなったと言うので、最寄の「道の駅」で停車してチェックすることにしました。しかし駐車スペースに停めることもままならない程、ステアリングが重くなってしまっています。
これはパワーステアリングポンプが逝ったか?と思い、エンジン下をチェックして見たのですがオイル漏れはありません。
じゃあパワーステアリングポンプのベルトでも切れたか・・・と思い、エンジンルームを開けて見ると、そこには目を疑うような光景がありました。

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こういうときに限ってカメラを忘れてしまったので携帯カメラの写真で見えにくいのですが、ナント!パワーステアリングポンプのプーリーが抜けてベルトが外れてしまっていたのです。ではなぜこのプーリーは外れたのでしょうか・・・?

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その原因はプーリーを固定している3本のボルトでした。このボルトが経年劣化で折れてしまい、プーリーが吹き飛んだのです。そう言えば、走行中にネジを踏んだらしくボディの下から何か落ちたような音が聞こえてきたのですが、それは落ちていたネジではなく自分のクルマから外れたボルトだったのです(泣)
それにしてもベルトが千切れたりせず、よく大事にならなかったものです。

また幸いなことに115Spiderの場合は、パワーステアリングポンプのベルトは独立しており、オルタネーターのベルトはナニゴトもなかったため、重いステアリングをガマンすれば走行することができます。
このまま主治医まで走って修理してもらい、事なきを得ましたが、本当に貴重な体験をしました。

最悪はローダーで搬送か・・・と覚悟したのですが、何とか「115Spider路上で立ち往生しない記録」は更新し続いています(笑)

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コメント

それは

不幸中の幸いでしたね!
私も少し前にオルタのプーリーが吹っ飛びましたが、エンジンルームから音が聞こえたのですぐに対処出来ました。
それにしても立ち往生がないなんて日頃の整備の賜物ですね、私は2度ほどローダーのお世話になっていますから(苦笑)

おおっ
地獄ネタの兆しでしたが、大事に至らず良かったですね。
ちなみに私のQVは永井のブルーのコードにしました。ホントは純正の黒が欲しかったんですが・・(塗ろうか)

んん~、しかしシルバーのspiderは本当に良い子ですね~、主役を完全に115spiderに奪われてますね(爆)

  • 2008/10/20(月) 23:42:18 |
  • URL |
  • kobu #-
  • [ 編集]

>こ~んずさん
確かに吹っ飛びどころが悪ければラジエーターを突き破っていたかも知れません。縦置きのエンジンですからプーリーはエンジンの先端に付いているんですよね(苦笑)

>kouichiさん
エンジンルームの色は好みの問題ですね。サムコのホースもブルーが嫌だというヒトもいますしね・・・(笑)

>kobuさん
916は地獄巡りには向かないんですよね(笑)
本当に優等生で有難いです。

私は

アールズのメッシュホースなんか好きで昔はエンジンルームをギラギラさせてましたよ(爆)
Mi16でやってみようかな?(笑)

>こ~んずさん
エンジンルームに凝るヒトもいますね。
ULTRA、SAMCO、EARLSなんかを奢ってヘッドをメッキ加工したら・・・アメリカ流のモディファイ?ですね。でも、街乗りではちょっとオーバーかな(笑)

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