走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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極東の1000マイル~その参~

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ご紹介したいクルマがあまりに多いため、すでに2回に亘って連載しているLa Festa Mille Migliaの参加車両ですが、アルファ164オーナーズクラブの仲間であり、このブログの読者でもあるもりおかさんが、ご家族で福島県を旅行中に、喜多方で偶然遭遇したという参加車両の写真を送ってくれました。
私の場合はスタート前の徐行中の写真ですが、もりおかさんの写真は喜多方の市街を疾走する?参加車両です。同じ車両の写真でも、生き生きとした様子が伝わって来ますので許可を得てご紹介したいと思います。

最初のブログでご紹介した1947年のFIAT STANGUELIINI 1100 SPORT BARCHETTAの雄姿です。
無事にここまでたどり着いたのですからドライバーもナビゲーターの感慨もひとしおでしょう。今回はスタートこそ小雨だったものの、その後の2日間は晴天に恵まれ、オープンの参加車両にとっては絶好のコンディションでした。

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前回ご紹介した1957年のMERCEDES BENZ 300SLSです。ドライバーのスターリング・モス氏も相変わらず楽しそうにドライブしている様子が伝わってきます。それにしてもご夫婦ともに元気です(笑)。

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再びスタート地点に戻りましょう。これは1955年のOSCA MT4です。OSCAも様々なボディを身に纏っていますので、一見すると同じモデルには見えません。

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1963年のALFA ROMEO GIULIA SPIDERです。ドライバーはあのパンツェッタ・ジローラモ氏で、陽気な彼は人気の的でした。

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そのサイズにも関わらずグラマラスなボディで大きく見えた1955年のFIAT LOMBARDO 1100Sです。
このモデルについては全く知らなかったのですが、ひと目で気に入ってしまいました。

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素晴らしいコンディションの1960年ALFA ROMEO GIULIETTA SSです。もはや何も言うことはありませんが、いつ見てもこのボディは美しくため息がでます。

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この車両にはもりおかさんも注目したようで、バッチリと写真に撮ってくれました。

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こちらはホワイトの1957年のALFA ROMEO GIULIETTA SPIDERです。ジローラモ氏のGIULIA SPIDERとの見た目の違いはボンネット上のエアスクープがないことで、個人的にはこのシンプルなGIULIETTAの方が好きなのですが、実際に所有するとなると別で、GIULIAの方が扱い易いのは言うまでもありません。

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思わず涎が出そうになったのがこの1954年ALFA ROMEO 1900 SS ZAGATOです。このZAGATOボディは傑作だと思うのですが、決して見かけだけではなく、その軽量化されたボディにより他のカロッツェリアがデザインした1900シリーズをベースにしたモデルよりも性能が良かったと言われています。

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このリアからの眺めが堪りません(苦笑)。暫くは見入ってしまいました。

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イタリアのピッコロセダンも補助ランプを取り付けると途端にレーシーな雰囲気になるから不思議です。これは1954年のFIAT 1100TVです。
実はMille Migliaにはワークスエントリーとは別に、こういった日常で使っている自分のクルマでエントリーするプライベーターも多かったのです。

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エントリーリストには1955年のABARTH 207A BOANOと記されているのですが、ひょっとしたら間違いではないでしょうか。この前衛的なデザインは注目の的だったのですが・・・、

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リアのエンブレムにはCISITALIAと記されていました。それにしても凄いデザインで、現代の目で見ても十分センセーショナルです。ちょっとマッハ号に似ていると思ったのは私だけでしょうか(笑)

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皆さん良くご存知の1959年FIAT 500 SPORTです。最近のトレピウーノの本家(笑)なのですが、そのサイズは雲泥の差があります。これも女性から大人気でした。

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この2台は別の車両ですが、同じ1957年のALFA ROMEO GIULIETTA SPRINT VELOCEです。どちらもレーシングモディファイが施されていましたが、それが過度でなく好感が持てました。この辺りの微妙さはオーナーのセンスが問われる部分だと思います。もし、私が所有したなら・・・という目で観察できた車両でした。

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1959年のFIAT ABARTH 750 RECORD MONZAです。ABARTHの中でも有名なモデルですが、間近で見るとやはり小さく、勇ましいと言うより可愛いと言ったほうが適当なデザインでした。しかしその性能は侮れないところがABARTHの魅力だと思います。

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この2台も別の車両ですが同じ1961年のALFA ROMEO GIULIETTA SPIDERです。先ほどご紹介した2台のSPRINT VELOCEと異なり、どちらもバリバリのレーシングモディファイが施されています。フロントスクリーンは取り払われ、小さなウインドスクリーンに替えられています。これは定番のモディファイで軽量化と空気抵抗を減らすためのものですが、当然ながら幌はできす、雨だとコクピットは剥き出しとなってしまいます。
これはこれでとても格好良く、そそられるのですが一方で雨の日は乗らないという潔さも必要となります。

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もりおかさん撮影による走行中の雄姿です。う~ん。やっぱり私も所有していたらやってしまうかも知れません(苦笑)

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FIATをベースにしていても、この1965年のABARTH 850 TC CORSAは、そのベースモデルから最もかけ離れた過激なモデルではないでしょうか。、もはやABARTHによる独自のモデルと言って良いと思います。

20081011LaFestaMilleMiglia 053

もりおかさんもやはり撮ってました(苦笑)

DSC06255.jpg

こうしたイベントは参加するのが一番楽しいのは当然なのですが、仮に出場できる車両を保有していても、実際に出場するには幾多の障害があると思います。それはクルマのコンディションだけでなく、ドライバーやナビゲーターの時間的、資金的な余裕も必要でしょう。そして単に自分たちが楽しむだけでなく沿道で応援してくれる人たちやレース進行を手伝ってくれるスタッフに対する感謝の気持ちなど、紳士としてのマナーも要求されるでしょう。

ひと昔前であれば単に暴走族の集会と同じように扱われたこういったクルマのイベントがここまで認知されるようになったのは、スタッフの努力とエントラントの真摯なマナーによるところが大なのです。
あまり聞きたくないハナシも聞こえては来ますが、どうかこれからも発展して行って、私が出場できるようになる時まで続いて欲しいイベントだと思います(笑)。

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テーマ:イベント - ジャンル:車・バイク

コメント

掲載ありがとうございます。
こうやって見ると、私の写真は背景がイケていませんねぇ・・。
民家だったり駐車場だったりコメリ(農業用品店)だったり・・・

  • 2008/10/18(土) 01:45:54 |
  • URL |
  • もりおか #-
  • [ 編集]

こりゃマジでお腹いっぱいだ・・・

それにしても全部ナンバーつけて走ってるってすごいですよね
感覚が麻痺しそうだ
来年は観にいこうかな・・・西田ひかる

  • 2008/10/18(土) 12:26:07 |
  • URL |
  • 笹本隆太郎 #-
  • [ 編集]

>もりおかさん
撮影ポイントでカメラを構えていたワケじゃないのですから当然です。
逆にもっとベタな場所のほうが臨場感があって良かったかもですよ。
個人的には旧い日本家屋とのコントラストなんか好きですね、

>笹本さん
実際に目の前を通りすぎる車両を見ていると感覚がマヒして来ますよ。な~んだ。ジュリエッタか・・・なんてね(笑)
パドックパスが手に入ると、西田ひかる嬢とおハナシができるかも・・・。

おハナシができるかも・・・。

ヨシ!来年こそ!(笑)

>こ~んずさん
マニアですねぇ(爆)

確かに感覚がマヒしそう(笑)
どれも凄いヒストリーのある名車ばかりですが、維持も相当に大変でしょうね。
2台のABARTH、どちらも好きなクルマです。ホント、ツクヅクこういう小さいクルマ好きだよね(笑)

  • 2008/10/19(日) 14:15:52 |
  • URL |
  • IKEA #-
  • [ 編集]

そうそう

>ABARTH 207A BOANO

間違いじゃないですよ。
Cisitaliaはカルロ・アバルトが最初にいた会社で戦後イタリアで一番最初にスポーツカーを出したメーカーです。49年に資金難に陥って、その後をABARTHが引き継いでいます。
207AのAはABARTHの頭文字から取ったそうですよ。

  • 2008/10/19(日) 14:31:04 |
  • URL |
  • IKEA #-
  • [ 編集]

>IKEAさん
目からウロコでした(苦笑)
そう言えばCISIALIAはABARTHの前身だったと聞いたことがありました。
それにしてもこのクルマは本当に綺麗でした。この時代のデザインとしては白眉だと思いますね。

マニアック過ぎて

まったくついて行けません(苦笑)

このレース仕様は?

ナンバー112と113のジュリエッタですが、あれは日本でオーナーが自分の好みで改造したのでしょうか?それともイタリアでどこかのレースチームが製作してFIAのペーパーとかも備えたものなのでしょうか?パッと見ただけでは判断がつかないと思いますが、どんな雰囲気だったか教えて下さい。

>ただすけさん
Giuliettaのレーシングモディファイで有名なのはSebling Spiderと呼ばれる仕様ですが、この2台は後に改造されたものですね。というかオリジナルも改造車ですから・・・(笑)
FIAペーパーまでは確認できませんでしたが、この状態でのレーシングヒストリーはないと思いますよ。

湧き出てくる知識はどこから?

確かにこの年代の車って、理屈抜きでデザインがいいなぁと思ってしまいますが、それにしてもみなさん、マニアックすぎてついていけません(汗)

  • 2008/10/20(月) 20:34:34 |
  • URL |
  • きゃつお #-
  • [ 編集]

>きゃつおさん
皆さんは私よりもずっとヲタクですから・・・(笑)

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