走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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恐怖のタイベル

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アルファ・ロメオに搭載されているV6エンジンは、
「世界一官能的なV6エンジン」
と呼ばれています。このエンジン、起源は1979年にアルファ6(セイ)に搭載されて世に出たのですが、最後はヘッドが24バルブ化され排気量も3.2Lまで拡大され、現在のGM製のブロックを使用した新エンジンにバトンタッチしました。以前に乗っていたアルファ155V6はこのエンジンの2.5L SOHCを搭載していましたが、アルファ164Q4は排気量は3.0Lでヘッドは24バルブ化されています。

このように長寿なエンジンですが、エンジンそのものの馬力やトルクは決して優れているわけではありません。では何故このように永年にわたって使われてきたのでしょうか?
それは、このエンジンの特性が優れているからだけでなく、何よりも回転フィールやそのサウンドがアルファ・ロメオというクルマにマッチしており人間の感性に訴えかける魅力を持っているからに他なりません。正直、アルファ・ロメオに魅せられたヒトの中には、
「エンジンを買ったらボディがおまけに付いてきた」
と言い放つ方もいる程です。

このように説明すると良い点ばかりの素晴らしいエンジンかと思ってしまいますが、そうは行かないのがイタリア車で、最大の欠点がタイミングベルトです。タイミングベルトとはカムシャフトを同調させてバルブの開閉のタイミングを取るためのベルトです。アルファ・ロメオの4気筒エンジン(これも名機で長寿エンジンでした)はベルトではなくチェーンでしたが、
伝統のアルファ4気筒エンジン

アルファ・ロメオに限らず現在の殆どのエンジンがチェーンの重さと騒音を嫌って、ゴム製のベルトでタイミングを取っています。実はこのベルトが曲者で、突然「切れる」ことがあります。切れるとどうなるかって?
最悪はバルブが曲がりエンジンヘッドを全部交換するハメになります。しかもそれは突然やってきますから、まったく予防のしようがありません。経験のある工場は3万キロから4万キロで交換することを薦めていますが、前述したように予兆があるわけではありませんから、こまめに点検するしか方法はありません。またベルト交換の際にはテンショナーと呼ばれるベルトの張りを一定に保つ部品も併せて交換する必要があります。
20061115201716.jpg


写真は私が遭遇したとても珍しいケースで、何か硬いものを路面から拾って、それが偶然ベルトケースの中に飛び込み、ギアに噛み込んだ末にちょうどベルトの真ん中を突き破って外へ出て行ったものと思われます。ちょっとズレていたらベルトが切れて大事になっていたでしょう。
ちなみに現代の国産車のタイミングベルトは10万キロやそこらでは切れたりしませんのでご安心を…。
20061118020551.jpg

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テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

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