走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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新しい管理車

あれよあれよという間に身近に来ることになってしまったGiulia Sprint 2000GTVですが、オーナーの赴任の都合により見学から1週間で引き取ることになってしまいました。
勝手に乗っていけば・・・とも思うのですが、この友人の頼み方が絶妙で(苦笑)、仕方なく工具と牽引ロープを積んで伴走することとなりました。

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台風を避けて・・・と日程を変更したことが災いして引き取り当日は生憎の雨模様でした。折角のGiuliaを雨の中に廻送することは気が進みませんが、先方の都合もあるので仕方ありません。新しいオーナーである友人の運転で雨の環8を一路、主治医のもとに走り出したのですが、生憎の渋滞と雨でキャブレターの調子を崩しはしないか・・・と気が気ではありませんでした。
途中で運転を替わり、私も運転する機会があったのですが、確かに程度は抜群で、甘いブレーキを調整するだけで取り敢えずは乗れるのではと思うほどでした。ノンパワーのステアリングの感触は以前所有していた115Spider Sr.3と全く同じで、走り出してしまえばその重さは全く気になりませんでした。アクセルレスポンスは良く、踏み込むとエンジンは豪快に吹け上がりグイグイ加速していくのは、2000ccエンジンであることと、ATのギア比がマッチしているからでしょう。

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無事に主治医の許に到着して改めて観察して見ましたが、その佇まいはなかなかのものです。特にドアなどの各パネルのチリが合っているためにそう見えるのですが、Giulia Sprintに限らずドアが大きく重いクーペタイプの旧いクルマはドアが下がって来るために、それだけでボロく見えてしまうのです。もちろん、そんなものは修正すればすぐに治る部分ではあるのですが・・・(苦笑)

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Giulia Sprintの外観で重要なチャームポイントはフロントからリアにかけての2本のフェンダーラインだと思います。ボディサイドのプレスラインに加えて両脇に切り立ったエッジがあるのですが、事故でブツけたり、レストアでヘタな板金をしたりするとこのエッジが綺麗に再現されません。それは私のようなシロートでもじっくり観察すると分かるもので、この2本のラインがビシッと決まっていることが、その佇まいの重要なポイントだと思います。

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リアのトランク上部も同様で、このラインがGiuliaの微妙な曲面をシャープに見せるアクセントとなっていることが分かります。それにしても巨匠ジゥジアーロは天才です。

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雨足が強くなってきたので、ガレージに引き入れてさらにチェックをして行きます。全体的な外観は素晴らしいのですが、細かい部分には傷があります。これらはフツーに乗っていれば付いてしまう傷ですし、現代の鋼板と異なり当時の鋼板は粘性が弱く、ちょっとブツけただけですぐに傷がついてしまいます。

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一番目立つのが右リアのあて傷ですが、最近流行のデントリペアで十分対処できるレベルです。

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左後ろ上部にもドアのあて傷と思われる窪みがありました。115Spiderの場合も同様なのですが、このような曲面にドア傷をつけられると、本当にガッカリしてしまいます。ドアのエッジは鋼板が折り返されており、そこでブツけられるとちょうど鋭利なハンマーで叩かれたのと同じダメージを受けることになります。駐車場などで平気で隣のクルマにドアをブツけるヒトを見かけますが、特に隣が旧車の場合は気をつけたい行為です。

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右ドアにはタッチアップされた跡が残っていますが、色味が異なるために目立ってしまっています。

今後はまずはメカニカルな部分を重点的に初期化することになりますが、一段落したらこういった外観も手を付けたい部分です。

そして余談ですが、このGiulia Sprintの前オーナーの方のお母様が失礼を承知で言わせていただければタダ者ではありませんでした。ご自宅に最初にお伺いした際には115Spiderと916Spiderの2台でお邪魔し、引取りの際にはさらに見学者としてJunior-Zまで参加してお伺いしたのですが、一番目を輝かせて出て来られたのはお母様の方でした(笑)。
聞けば、以前はGiulia Sprint 1300Jに乗ってらっしゃったそうで、ご子息である前オーナーもそのGuliaで運転の練習をしたそうです。

そしてご自宅にある2台のクルマがこれまた驚愕の垂涎モノだったのです。

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テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

コメント

お久しぶりです、トルコのPlatです。
Giulia、すばらしいコンディションですね。
日本では下手な板金工に当たると大変だと聞きます。
更なる2台の車のお話、楽しみに待っています。

>Platanouseさん
お久しぶりですね。ずっとお読みいただき恐縮です。どうやら地獄クルマが集まってくるようで(苦笑)、なかなか天国だけというワケにはいかないようです。
このクルマもこれから・・・にご期待くださいね。

ドアパンチは「肘鉄」のようなものですね。ぶつける人はデリカシーがない以前にクルマに興味が全くないタイプの人が多いようです。
僕も駐車する時は営業車だとか、水垢タップリだとか、傷だらけのクルマの隣は避けるようにしています。それでもぶつけられちゃうんですけどね。

>驚愕の垂涎モノ
次回へつづく(あ~オイシイトコロで切るんだから~)

  • 2008/09/25(木) 19:33:31 |
  • URL |
  • IKEA #-
  • [ 編集]

このクルマも

超絶仕上げになっていくんでしょうね。
よくあるコンクールコンディションではなく、日常で使えるベストコンディションに仕上げるのが510さんなので楽しみにしていますよ。

>IKEAさん
隣のクルマに平気でブツけるヒトは運転も自分本位で強引な方が多いような気がします。あとは子供が乗り降りするときに介助しない親とかですね。
>驚愕の垂涎モノ
次回をお楽しみに♪

>こ~んずさん
確かにクルマは乗ってナンボ。走ってナンボだと思ってますので、例え頼まれたとしてもコンクールコンディションに仕上げるのは嫌かも知れませんね。
>日常で使えるベストコンディション
最高の褒め言葉ですね。とても嬉しいです。

ボディサイドにはBertoneのバッジですが右サイドのみで正解ですよ。
うちの2000GTVもそうでしたし、気になり調べましたが、それで良いようです、段付き時代は左右あったのにねぇ~
2000GTVのATですが、先月のカーマガジン個人売買欄にありましたよ。

  • 2008/09/26(金) 07:32:35 |
  • URL |
  • おかんの頭の頭 #5lgk84Pk
  • [ 編集]

>おかんの頭の頭さん
ありがとうございます。やはり右のみでしたか・・・。でも何かバランス悪いですねぇ(苦笑)
この個体はそのカーマガのヤツです。
友人もその売買欄で見て、「乗せ換えじゃないの?」と問い合わせたのがキッカケでした。縁は面白いですね。

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