走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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Discover Alfa155 ~番外編2~

前回に引き続き、アルファ155のカタログをご紹介して行きたいと思います。
カタログ前半では機能やデザインについて説明をしていますが、後半ではかなりのボリュームを割いて、新しい生産システムについて説明をしています。
曰く、ロボットによる品質チェックと自動生産なのですが、こんなシステムはその当時の日本では10年前から導入されているものです。恐らく日本のメーカーがこのカタログを見たら笑ってしまうのかも知れませんが、アルファ・ロメオにしてみれば画期的な新システムで、このおかげで製造品質が数段向上したことも確かです。

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誇らしげに製造ラインのロボットの写真を掲載していることからも、アルファ・ロメオが従来の製造品質に関する悪評を払拭したいと考えていたことが分かります。

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さらにカタログはインテリアの紹介へと続きます。アルファ75のインテリアが独創的であったことに対して、アルファ155のそれはコンベンショナルなレイアウトですが、パネルの組み付け精度は格段に向上していました。実際にアルファ75と比較するとそれは別世界で、ようやく「フツーのクルマ」になったと言えます。

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特筆すべきはシートで、このファブリックの素材といいシートの形状といい、とても座り心地の良いシートで、こればかりは日本車が未だに太刀打ちできない部分だと思います。椅子の文化の差でしょうか、ヨーロッパ車のシートは全体的に素晴らしく、中でも一番素晴らしいのがフランス車ではないでしょうか?
どんなに鈍感なヒトでも一度長距離ドライブをするとすぐに分かると思います。

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最後にもう一度エンジン特性について触れていますが、ナンだか中途半端な編集です。

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そして最後のページでアルファ・ロメオの盾をどーんと出すことにより、伝統をアピールしようとしています。しかも同じアングルで描かれた絵画(イラスト?)まで繰り返しで出すことにより、アルファ155がアルファ・ロメオの伝統の中から生まれたクルマであることを強調しています。

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このようにアルファ155は市場でどのような反応を持って迎えられるか、「戦線恐々として」発表されたような感じがします。エンジニアリングの側面では明らかに過去のモデルとは一線を画す、まさに現代のアルファ・ロメオのベースとなったのがこのアルファ155で、このモデルで確立された生産技術が後のアルファ156に生きていると言えます。

機会があれば、マイナーチェンジ後のアルファ155のカタログもご紹介できればと思っていますので、ご期待?ください。

クリック↓お願いします!
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テーマ:アルファロメオ - ジャンル:車・バイク

コメント

>一番素晴らしいのがフランス車

わはは~、フラ車のシートは最高だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(笑)

>マイナーチェンジ後のアルファ155のカタログもご紹介

そんなんいいからそれちょーだい(爆)

全般的にフランス車のシートは素晴らしいですね。私は腰痛もちなんですが、XMのシートに座ったときには思わず持って帰ろうかと思いました(笑)

>カタログはあげませんっ!

75→155の変化はかなりのものなんですね。
正直言うと75は最初はかなり変なデザインで、155になってかなり洗練されたと当時は思ってたのですが、最近気になるのは75の方なんです。
75って、あんなにかっこよかったでしたっけ?

  • 2008/07/06(日) 04:21:02 |
  • URL |
  • きゃつお #-
  • [ 編集]

>きゃつおさん
今見ると75は味がありますね~。
私も買ったときはヘンなデザインと思いましたが、乗っているうちにどんどん好きになって行きました。
特にエボは格好良いですよ~。

それは言わない約束でしょ?

これはフ○アット・テ○ーポですよね!?少なくとも欧州ではそういった認識でした。だから本国イタリアですら販売不振だったという。ちなみにTVCMはアレッサンドロ・ナニーニが出てやってました。DTMのレース・スーツ姿で最後に「アルファ・ロメ~オ!」と力強く叫ぶんですが・・・イタリアの人はそんなことで誤魔化されたりはしなかったんですわ。

  • 2008/07/06(日) 23:02:10 |
  • URL |
  • ただすけ #-
  • [ 編集]

>ただすけさん
アルファ155の本国での不評の原因はそこだったんですよね。日本ではフィアット・ティーポそのものの販売台数が少なかったので影響はなかったのですが、本国ではティーポは売れましたから、「それと同じじゃん・・・」ということで積極的にアルファ155を買う理由がなかったのでしょう。確かにいくらナニーニが叫んでもV6TIを売ってるワケじゃありませんものね(笑)

ハジメマシテ

愛車のPUNTO ELXからその昔憧れてitあ155に乗り換えられないものかと急に思い立って調べているうちにこちらのページに辿り着きました。
Discover Alfa155 その壱~参は大変勉強になりました。ありがとうございます。

ところで155の最終型にエゲツないバイオレットメタリックカラーがあったと記憶しているのですが、ご存じないでしょうか? もしご存知であればその正式なカラー名など教えて頂ければ幸いです。

  • 2012/04/26(木) 10:14:29 |
  • URL |
  • やっ #sn1p.Qns
  • [ 編集]

>やっさん
こちらこそ初めまして。
こんな記事でも参考にしていただければ幸いです。
さて、お問い合わせのバイオレットですが、残念ながら知りませんでした。
アルファ155も本国では不人気で最後は日本からのオーダーだけだったので、アルファ155は日本分のArrivederci Alfa155という限定車(といってもプレートが貼ってあるだけですが・・・)が最後の正式なラインモデルだったと思います。もし、バイオレットに塗られたものがあるとすればそれ以降に無理やり作ったものかと思います。
アルファ・ロメオはこの辺が結構適当で、工場では純正色だけではなく、「適当」に余っている色を塗って出荷していました。実際にアルファ75の最後のオーダーもすでに色もオプションも指定できず、「何が来るかお楽しみ」状態で、私が見たのはVerde Ingleseと言うブリティッシュグリーンでした。
ちなみに日本限定のアルファ155 Limited Versionも155Q4の製造終了に伴い、余ったQ4用の内装とオプション設定のZenderのエアロをくっつけてボディにデカールを貼った「やっつけ」モデルで、日本でしか売られなかったモデルでした。

  • 2012/04/26(木) 11:54:12 |
  • URL |
  • 510190 #-
  • [ 編集]

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