走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

DUCATI 900 の製作~基本+エンジン~

グダグダ言っていてもはじまらないので(苦笑)、笹本氏より依頼のDUCATI 900の製作に取りかかろうと思います。
プラモデルも作風というものがあり、フィニッシャーによって出来上がりが異なるものです。今回はあくまで「素組み」を前提に追加工作を行わずに製作しますので、その個性は塗装でしか発揮できませんが、これから改めてプラモデルを作ってみようという方にも参考になるように、ご説明して行きたいと思います。
ただ、お断りしておかなければならないのは、私自身はプロのフィニッシャーでも何でもありませんので手先は十人並ですし、持っている工具も高価なものはありません。また、しばらくプラモデルを作っていませんでしたので、「手が慣れる」までに時間がかかってしまい、自分自身でも納得がいかない部分も多々あります・・・。と言い訳はこのくらいにして、まずはエンジンの組み立てです。

DUCATI 900はL型ツインと呼ばれる90度のバンクを持った2気筒エンジンを搭載しています。このタミヤのモデルに限らず、バイクのモデルはエンジンが見せ場ですので、このエンジンをどう表現するかは出来上がりに大きく影響する部分です。

プラモデルを製作するための工具はそれほど特殊なものは必要ありません。もちろん凝りだすと様々な特殊工具もあるのですが、一般的なものは以下の写真のようなものです。

DSC01902.jpg

左はヤスリですがこれもホームセンターなどで売っているもので充分だと思います。ハサミもクラフトハサミと呼ばれる文具店などで売っている工作用のハサミです。私が使っている右のニッパーは電工用のものですが、刃先が揃っているものであれば通常のニッパーでOKです。カッターナイフは普通のものに加えて刃先の鋭いアートナイフと呼ばれるものは重宝しますので、これは持っていなければ買っておいてください。
コダワルべき道具はピンセットで、小さな部品を摘んで接着したりするのに必要です。必ずしも高いものが良いワケではありませんが、先端が揃っていることと、握ってみて指の力がちゃんと先端に過不足なく伝わるものでないと、部品を飛ばしてしまったりして最悪は失くしてしまったりしますので、このピンセットだけは自分に合ったものをじっくり選んで購入してください。

DSC01903.jpg

プラモデルはランナーと呼ばれる枠の内部に部品が成型されています。子供の頃は手でむしって部品を取り外したものですが、部品に傷をつけてしまいますので、ニッパーを使って丁寧に切り離します。このランナーは小さな部品を塗装したりするときの持ち手になったりしますので、必ずしも全て切り離してしまわずに、次の作業を考えてわざと残したりもします。

DSC01904.jpg

シリンダーは3層を重ね合わせるように接着していくのですが、私の場合、使用する接着剤は用途に応じて3種類のものを使っています。
まずはスチロール樹脂用接着剤と呼ばれるプラモデル用のサラサラしたタイプです。この接着剤はプラスチックの表面を溶かして接着するもので、接着するまでに時間がかかるのですが、面の接着には向いています。接着までに時間がかかるということは貼り合わせてから位置を調整できるというメリットもあるのですが、接着面が小さいと接着力が弱くなってしまうので小さな部品の接着には向きません。
次はクリアボンドと呼ばれるゴム系の接着剤です。これは接着剤そのものが硬化するタイプですので、小さな部品やプラスチックと他の素材(ゴムなど)との接着に向いています。これも接着までに少し時間がかかりますので微調整が可能です。
そしてアロンアルファなどの瞬間接着剤です。接着力が強力ですので小さな部品同士の接着には向いているのですが、一発で位置を決めなければならないのと接着する際に白濁してしまうので、目立たない場所の部品や接着してから再度塗装するような場所に使います。

今回、シリンダーの接着には最初にご紹介したスチロール樹脂用接着剤を使用しましたので、接着するまでには動かないように固定しておく必要がありました。私はマイクロバークランプと呼ばれる秘密兵器?を使用しましたが、洗濯バサミや輪ゴムでも充分です。

DSC01905.jpg

シリンダーとクランクケースが組みあがりましたので、これから塗装に入ります。今回は2台を並行して組み上げるために、作業は倍になってしまいますが、部品を混ぜたりしなければ比較的効率よく作業を進めることができました。

DSC01906.jpg

塗装をするためには、極力部品を手で触る必要がないように準備しなければなりません。私の場合は爪楊枝を使ったり、カマボコ板にガムテープを輪にして両面テープのようにして部品を固定して塗っています。また前述したように、小さな部品の場合はわざとランナーから切り離してしまわずに、ランナー毎切り離しておくと塗装のときに部品に触らずにすみます。このカマボコ板は小さな部品をカッターで切ったりするときにも重宝しますので、カマボコを食べた際には捨てずに取っておくと良いでしょう。

DSC01907.jpg

メッキパーツにもエナメル系の塗料だと直接塗ることができます。そもそもは塗装せずに組み立てる場合を想定して、あらかじめメッキを付けてくれているのですが、安っぽいメッキだとギラギラしてしまい、どうしてもオモチャ然としてしまいます。こういう場合は面倒ですが、私はメッキを全て剥がして再度塗装をしてしまいますが、有難いことにタミヤ模型のメッキパーツは品質が高いものを使っていますので、少しツヤを抑える処理を最後にすれば、実物同様にメッキパーツの美しさを再現することができます。

DSC01908.jpg

プラモデルは雄型と雌型と呼ばれる2対の金型で成型されます。ちょうど鯛焼きだと思っていただければ分かりやすいと思います。ですのでどうしても金型の合わせ目にパーティングラインと呼ばれるスジが入ってしまいます。実物にはないスジですので、金型を設計するときにいかに目立たない部分にこのパーティングラインを持ってくるかが設計の極意なのですが、その点でもタミヤ模型は群を抜いています。それでも部品によっては目立ってしまうところもありますので、ヤスリやナイフを使ってこの線を削り取ってやります。小さな部品のパーテイングラインはデザインナイフの刃先を立てて削ぐように動かしてやれば盛り上がった線を削ってやることができます。

DSC01909.jpg

今回は「素組み」をテーマにしましたので、本来ならばキャブレターのエアフィルター金網は実際に金網を加工して置き換えてしまうのですが、敢えて塗装で表現して見ました。フラットブラックを塗ってからクロームシルバーを筆に付けて、筆に付いた余分な塗料を拭きとってから筆の腹の部分で表面をなぞるように塗ってやれば、モールドされた網の部分にだけ塗料を付けることができます。

DSC01910.jpg

こうしてエンジンブロックは組みあがりましたが、同じシルバーでもフラットアルミ、クロームシルバー、メタリックグレィと三種類のシルバー系塗料を使って塗装しています。それでもまだ少しのっぺりして見えてしまいますので、このエンジンブロックにスミ入れをして行きます。

DSC01911.jpg

スミ入れは過去にもご紹介したのですが、シンナーで薄めた塗料を塗ってやることにより、毛細管現象で窪みに塗料が溜まり、部品の凹凸が強調されるというテクニックです。また部品の余計なツヤを抑えて統一感を出すという効果もありますので、エンジンなどの精密感を出したい部品には効果的だと思います。今回はセミグロスブラックを薄く溶いて全体に塗って見ました。
右がスミ入れ後で左がスミ入れ前ですが、いかがでしょうか?

DSC01914.jpg

そして最後にパイピングをしてエンジンブロックの組み立ては終了です。これからいよいよフレームを組み立ててこのエンジンを搭載していく工程となります。

DSC01917.jpg

ここまでの作業に約2晩で延べ4時間程度かかってしまいました。もう少しスピードアップして行きましょう(苦笑)

それにしてもだんだん何のブログか分からなくなってしまいました(泣)

クリック↓お願いします!
b_01.gif

スポンサーサイト

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント

プラモ製作始まりましたね

自分も中学生のときにかなりハマりました。
(もっぱらペイント中心ですが)
今回は素組みでということでしたが、ご説明の
時点でもかなりの凝りようになっていると感じました。
そんなに工具持ってないし…(笑)仕上がりが楽しみですね

  • 2008/04/16(水) 13:02:49 |
  • URL |
  • chifurinn #hSWcRhrM
  • [ 編集]

>chifurinnさん
40代の方でしたら確実にハマった経験があると思うんですが・・・(笑)
でも、今回は本当に基本を思い出しながらの「素組み」で行こうと思ってますので、凝ってはいないんですよ(苦笑)

前々から思ってたんですが、製作風景の撮影で、両手が写ってる写真は、どのように撮ってるんでしょうか?
得意のアクロバチックな体位で撮影してるのか?それとも誰か女子が撮影してるんでしょうか?

  • 2008/04/16(水) 14:47:39 |
  • URL |
  • BUSSO #-
  • [ 編集]

>BUSSOさん
前も説明したんですが・・・三脚にカメラを載せてセルフタイマーで撮ってるだけですよ(苦笑)

道具

持ってるじゃないですか(笑)
それにしても510さんは器用ですねぇ、私じゃ絶対出来ません(^^;

>こ~んずさん
道具といっても文具店やコンビニでも買えるようなものですよ。今回は極力秘密兵器を使わずに(笑)、仕上げますよ~。

すっ、すげぇ~
右のエンジンまるで本物みたいだ!
190さん、いよいよ始まってくれましたね!
こりゃもう完成が楽しみです。
じっくり丁寧にお願いします。
仕事が終わってからの作業で大変ですが身体に無理しないでくださいね。
写真の手をみると完全にメタボリックなので僕はとても心配です。

追伸:コメント削除のやり方わかりました。
ありがとうございました。

  • 2008/04/16(水) 20:28:31 |
  • URL |
  • 笹本隆太郎 #-
  • [ 編集]

>笹本さん
バイクは難しいですね。久しぶりに造りましたがゴマカシが効かないので大変です。頑張ってメタボな手で(苦笑)造りますのでお待ちくださいね。というか自分で造りなさいよ~。

>何のブログか分からなくなってしまいました(泣)

 この後、フィギュアの塗装に入ってドカに跨がせるってのはどうでしょうか?(爆)

  • 2008/04/16(水) 22:15:47 |
  • URL |
  • kobu #-
  • [ 編集]

エクスドライバーの理沙ちゃんなんかを乗せようかな~ってアホな!
・・・とノリツッコミをしてみました(苦笑)

ちなみに某氏の自宅にお邪魔すると1/8のテスタロッサにリカちゃんが乗ってます。正直キモいです(爆)

すげぇ

墨入れまでしますか! すごいですね。
私はエンジンつくるのがかったるいので、メタル/レジンキットに転向しましたが・・(笑)
ところで塗装前には中性洗剤で洗い流しですね?

  • 2008/04/16(水) 23:03:03 |
  • URL |
  • もりおか #-
  • [ 編集]

>もりおかさん
ランナーごとパーツは軽く洗いましたが、タミヤは離型剤もあんまり残ってないようですね。
カウルなどの本塗装前にはペーパーで研ぎますので再度水洗いですね・・・。ちなみに一緒に風呂には入りませんよ(笑)

190さん
なんでキモいんですか?
それなら今度リカちゃんの○○のところに墨入れしてください。

ところで実際のところリカちゃんは1/6サイズくらいですかね?
1/8テスタに乗せるとややキツイです。
あのコちょっとアタマがでかいみたいです。
あ、バイクの次は1/8テスタのミラーを削り出しで作ってもらえませんか?

  • 2008/04/17(木) 15:40:17 |
  • URL |
  • 笹本隆太郎 #-
  • [ 編集]

あれっ?笹本さんのことだなんて言ってないないのに・・・(笑)
リカ」ちゃんのスケールは良く分かりませんが、それをクルマに乗せて遊んでいるアナタはちょっとアブナイと思いますよ~。
>1/8テスタのミラーを削り出しで作ってもらえませんか?
私の手持ちのキットの部品から型を取れば出来ないことはないと思いますが、レジン型なんて面倒なんで・・・(泣)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ig510190.blog83.fc2.com/tb.php/436-e8521fa6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。