走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFA ROMEO Sport Collection 61

アルファ・ロメオが好きな方の中で、Giulia Sprintが嫌い・・・という方は恐らくいないのではないでしょうか。ベルトーネ時代の巨匠ジゥジアーロがデザインしたこのスタイリッシュなクーペは歴代のアルファ・ロメオの中にあって、いまだに代表作として人気を博しているモデルです。

2000GTAm.jpg

今回ご紹介するのは、そのGiulia Sprintの中にあってそのポテンシャルの極限と呼べる2000GTAmです。
1970年にETC(ヨーロッパ・ツーリングカー選手権)のチャンピオンシップが比較的改造自由度の高いグループ2に懸けられるようになると、アルファ・ロメオも従来のGiulia Sprint GTAを大幅に改造することになります。
GTAmと名付けられたこのモデルは、GTAがアルミボディであったことに対して、ノーマルのスチールボディをベースにしていました。しかしそのエンジンは大幅にチューニングされており、狭角ヘッドにスピカ製インジェクションを与えられ、その最高出力は2000GTAmでは1985ccの排気量から240hp/7500rpmにまで高められました。
ボディにも大幅な改造が施され、FRP製のオーバーフェンダーによりトレッドはノーマルの前/後1324mm/1274mmから1385mm/1360mmにまで広げられました。

この改造は実に的確で、結果として1970年にデビューした1750GTAmはライバルのBMW2800CSなどの大排気量車を寄せ付けず、全9戦中6戦で優勝し、ブッチギリでタイトルを獲得します。
そして1971年にETCのクラス分けが1.3L以下と2.0L以下に分けられたことに伴い、1750GTAmはその排気量をUPされ2000GTAmとなるのですが、結果、1.3L以下のクラスに投入されたGTA Juniorは8戦中7戦でクラス優勝。そして2000GTAmも6勝し、2年連続でタイトルを獲得します。1970年と71年のETCは当にアルファ・ロメオ一色であったと言えます。

しかし、1962年発表のGiulia Sprintを基本としたレーシングカーの戦闘力はいくらアウトデルタが渾身の改造を加えたとは言え、限界に達していました。
1972年にはタイトルをフォードエスコートRSに奪われてしまい、GTAmは次世代のAlfetta GTにそのレーシングベースを譲ることになるのですが、そのGiulia Sprintのレースヒストリーの最後を飾ったのがこの2000GTAmなのです。

いくら当時のレベルのレースとは言え、基本設計から8年が経過したモデルがタイトルを獲得することができたということは驚くべきことだと思います。それはGiulia Sprintの基本設計が優れていたこと、アウトデルタのチューニング技術が抜きん出ていたことに加えて、それをドライブしたドライバーの面々が最高であったことによるものです。
その中でも特に有名なのがトイネ・ヘイゼマンです。オランダ人の彼はアウトデルタと深い関係にあり、Giulia使いとして素晴らしい実績を残したドライバーだったのですが、彼の才能はそのドライビングテクニックだけでなく、レーシングカー製作そのものにも発揮されました。このGTAmの基本アイディアも彼によるもので、その実戦から得た改良の指摘はアウトデルタにとっても大変貴重だったと言われています。

付属するミニチュアモデルは、あまりに有名な1971年のスパ24時間にそのヘイゼマンのドライブで優勝したクルマそのものです。
マスタードイエローに塗られたボディと車番42の2000GTAmはメタルキットからダイキャストモデルまで数多くモデル化されていますが、このミニチュアはその中でも素晴らしい出来だと思います。

2000GTAm1.jpg

2000GTAm2.jpg

2000GTAm3.jpg

2000GTAm4.jpg

今尚、Giulia Sprintのオーナーがモディファイの理想とするGTAmですが、確かにこのGTAmがサーキットを走る姿は、明らかにアルファ・ロメオの黄金時代の象徴であったと思います。

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

コレ

カッコいいですよねぇ、知識が全然ないのでそれしか言えません(苦笑)

族車が好きなこ~んずさんはオバフェンだけでイッてしまうのでしょうね。
でも、この時代は羽根は付いてないんですよね(苦笑)

むむむ・・・

>族車が好きなこ~んずさん

ガセネタですね、私はそんなの嫌いです(笑)
でも羽根があったらもっと・・・(爆)

趣味悪っ!(爆)

羽根が無いなんてクルマじゃないゼ!

わははははぁ~~
 

  • 2008/01/16(水) 21:39:33 |
  • URL |
  • i-macco #-
  • [ 編集]

そんなに

褒められるとうれしいなぁ(爆)

>i-maccoさん
そういえば・・・ぷっ(笑)
>こ~んずさん
GTAmのマフラーはサイド出しですから、お好みにあってるでしょう。キックアップはしてませんが・・・(爆)

>族車が好きなこ~んずさん
こ~んず・・・そうだったんですね(泣)でも、このGTAmだったら筑波山でGT3ぶち抜けるんじゃないですか(爆)

>510さん
 早く、GTAm買ってくださいね!是だったら天国3回に地獄1回の割合でで逝けるんではないですか?(爆)


  • 2008/01/17(木) 00:28:41 |
  • URL |
  • kobu #-
  • [ 編集]

>↑こ~んずさん
 スミマセン(汗)冒頭で「さん」付け抜けてましたm(--)m

  • 2008/01/17(木) 00:31:16 |
  • URL |
  • kobu #-
  • [ 編集]

>kobuさん
ホンモノは売り物があったとして億でしょう(泣)
そして仮にホンモノ買ったら街乗りなんかできませ~ん(苦笑)

だぁかぁらぁ

>GTAmだったら筑波山でGT3ぶち抜ける

何でGT3・・・
思いっきり横向いてる86とかなら簡単に抜けるんですってば!
50~60kmくらいしか出てないから(苦笑)

格好いい!
フラットノーズの中にあって、ここまでのかっこよさはなかなか出せませんね。

  • 2008/01/17(木) 12:30:44 |
  • URL |
  • pekepeke #-
  • [ 編集]

>pekepekeさん
フラットノーズってジュリアの中では人気がないのですが、個人的には1750が一番好きなんですよね~(苦笑)

本当に美しいスタイルですね。
そして この車の美しさが時を超え 156などに脈々と受け継がれていくという伝統の深さには 思わずため息が出ます。

  • 2008/01/17(木) 23:12:25 |
  • URL |
  • fujiyama #-
  • [ 編集]

>fujiyamaさん
アルファ・ロメオの魅力の一つがそのデザインの連続性だと思いますね。
どこかで取り上げたいテーマです(笑)

トイネ・ヘイゼンマンGTAm27号車
あぁ~私の憧れモデルです。
美しいベルトーネ(ジュウジアロ)デザインのジュリアを切り貼りしたGTAmに異論もあるのでしょうが、サーキットでの勇士はやはりジュリアクーペの中で一番輝いて見えるのは、戦歴とオーラが揃っていたからかな?

  • 2008/01/18(金) 12:40:19 |
  • URL |
  • おかんの頭の頭 #a2H6GHBU
  • [ 編集]

>おかんの頭の頭さん
確かに一部の方に異論はありますね。でも格好良ければOK・・・というラテン気質が勝っちゃうんですよね~(苦笑)
たぶん作った連中も「おっぉ~」ってなもんだったのでは?

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