走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFA ROMEO Sport Collection 54

本日ご紹介するのは隠れた名車?Alfetta 2000GTVです。

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おおよそアルファ・ロメオほど「レースというレースに出まくった」メーカーはないと思います。
古くは戦前からの公道レースである、ミッレ・ミリアやタルガ・フローリオに始まり、現代のF-1の起源であるGPレースに参戦し、戦後になるとさらにツーリングカーレースにスポーツプロトタイプ、加えてF-1にトドメに世界ラリー選手権です。

市販車の販売促進のためであれば、そのレース資金を優勝が狙える特定のカテゴリーに集中して投入し、明らかに不利なカテゴリーには参戦しないのが常識ですが、アルファ・ロメオはとにかくレースがしたかったのでしょう。その結果、経営は破綻し、倒産を免れたアルファ・ロメオは国営企業になってしまうのですが、それでもレースを止めなかったのですから、最早ビョーキとしか言いようがありません。

そんな1972年にさすがに古くなったGiuliaシリーズの後継モデルとして誕生したAlfettaは、その名前が示す通り戦前のGPカーであるTipo159 Alfettaの名前が引き継がれていました。
その理由は、パワートレインのレイアウトとそのサスペンスションが、Tipo159のそれを踏襲していたからなのですが、トランスアクスルと呼ばれる、ギアボックスを後輪前に配置し、ド・ディオン形式のサスペンスションレイアウトという、大よそ市販モデルには贅沢すぎるそのメカニズムは、その目的を操縦性の向上においていました。副次的なキャビンスペースの拡大や乗り心地の向上などは、本来目指したものではなく、アルファ・ロメオはその新しいモデルに従来に増してコンペティションを意識したメカニズムを与えたのです。

結果、1974年に発表されたクーペモデルのAlfetta GTはその2年後にはエンジンを当初の1.6Lから2.0Lに拡大し、ヨーロッパツーリングカー選手権でクラス優勝を成し遂げるのです。
当時、さすがにアウトデルタはTipo33にかかりきりでしたので、Alfettaがレースに参戦し始めた1973年には目立った結果は残せなかったのですが、過去にご紹介したようにTipo33が一旦、レース活動を止めた1976年には、アウトデルタは「総出で」このAlfetta GTのレース活動をサポートし、ホンキを出したアルファ・ロメオはちゃんとその結果を出したと言えます。

そして、一方で世界ラリー選手権にもこのAlfetta GTは参戦しました。ターマック(舗装路)が中心のラリーにおいては、その重量配分に優れたAlfettaはそこそこ戦闘力もあり、1975年のエルバ島ラリーで優勝、ツール・ド・コルスで3位、そしてサンレモラリーで7位という結果を残しています。
おりしも、ラリーの世界においてはラリー専用に設計されたランチア・ストラトスなどが台頭してきた時期で、それまでの市販車をちょっと改造した程度では、シリーズチャンピオンを狙うにはムリがありすぎたのですが、それでも撤退せずに戦い続けたのは、アルファ・ロメオが根っからのレース好きであったことの証明でしょう。

付属するミニチュアモデルは1978年のサンレモラリー出場車です。このAlfetta GTも微妙な曲線で構成されているため、ミニチュアモデルにし難い車種だと思いますが、このモデルは上手くこなしているのではと思います。

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

Alfetta 2000GTV

実車って見た事ないんですよねぇ。
とはいえ、なかなかカッコいいじゃないですか^^

最近はイベントでしか見かけなくなりましたね。確かに日本では伊藤忠が輸入し、その後インポーターがなくなってしまったアルファ・ロメオ不遇の時代のクルマですから、もともとの数は少ないのですが、このスラントしたリアと、ちゃんと座れる後席など、クーペのデザインとして秀逸だと思います。

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