走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFA ROMEO Sport Collection 51

昨日ご紹介したキワモノ?のアルファ・ロメオから打って変わって、本日ご紹介するのはこのコレクションの王道とも言える、Tipo33.3litri Sport Prototipoです。

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2LのV8エンジンでスタートしたTipo33は最終的には3Lの水平対向12気筒を搭載するまでに発展したのですが、そのバランスに最も優れていたのが、3LのV8エンジンだったと思います。
このエンジンは1969年にデビューしたのですが、ライバルであった5Lクラスのポルシェやフェラーリに対抗するために、年々熟成が進み、当初は400hp/9000rpmであったのですが、最終的には440hp/9800rpmまでにチューンされることになります。
軽量化への取り組みも同様で、当初700kgであった車重は650kgにまで軽量化され、それにより最高速度は310km/hから330km/hに到達しました。

3Lエンジンを搭載したスポーツプロトタイプとして見たときに、このTipo33は最高の1台だと言えます。しかし、このTipo33の真のライバルは同クラスではなく、あくまで総合優勝を争う5Lクラスのクルマでした。
1969年から1970年は目だった成績を残すことができなかったTipo33も、1971年にはようやくその結果を出し始めます。タルガ・フローリオ、ブランズハッチ、ワトキンス・グレンで総合優勝し結果、メイクスランキング2位でシーズンを終えることができたのです。

では、5Lのポルシェ917やフェラーリ512に対して、Tipo33は何が優れていたのでしょうか。
まずは、そのエンジンの耐久性が挙げられます。2LでスタートしたこのV8エンジンは排気量UPに伴って各パーツの信頼性も向上し、安定して最高出力を出し続けることができたと言われています。
次に、空力特性の良い、高速安定性に優れたボディデザインが挙げられます。Tipo33開発当初に苦しんだ高速安定性に関して、アウトデルタは急速に学習したのです。
先日ご紹介したTipo33.2"Fleron"とこのTipo33.3を比べて見ると、明らかにその空力特性が向上していることが分かります。
そして、ライバル達に対して3Lであることによる車重の軽さがブレーキングに好影響し、実際のレースでは大排気量のライバルに対しても充分な戦闘力を与えたのです。

このように、この時代のTipo33の活躍は、力で迫り来るライバルに対して、小回りの効く技で挑むという日本人の感性に訴える小気味良さがあったと思います。
それだけでなく、このTipo33.3はレーシングカーとしても美しく、フェラーリ312と並び、スポーツプロトタイプの完成形と言えると思います。

付属するミニチュアモデルは1971年のセブリング12時間レースに出場したモデルです。

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以前にご紹介した同じく1971年のタルガ・フローリオ出場車と比べて、そのライトカバーを取った状態もなかなか格好良いと思います。

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

なかなか

カッコいいじゃないですか~
それにしても1971年とかで300kmOVERだったんですね。
レーシングカーって凄い!
でも当時のタイヤの性能とか考えるとちょっと怖そうだなぁ(笑)

>こ~んずさん
格好良さの基準がこの辺で止まってるんですよね(笑)
当時はまだグリップ走行ではなく、ドリフトでコーナーを抜けてましたから迫力ありましたね。

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