走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミニチュアモデルのディスプレイベース

私の場合、昔から仕事が忙しくなると手作業をしたくなる悪い癖があります。
ステッカーを複製してみたり、耐久レースに出場するクルマのカラーリングに凝ってみたりするのは、決してヒマだからやっているワケではなく、むしろ仕事が多忙なときのストレス解消のために無性にやりたくなるようです。
かくして睡眠時間は激減するのですが、それでも眠い目をこすりながら夜中にゴソゴソと手を使う作業をやってしまいます。

実は以前からチャレンジして見たかったのが、このディスプレイベースの製作です。
もともとはデコパージュの材料として販売されていた木製の飾り台を、ミニチュアモデルの飾り台として利用できないかと思っていたのですが、今回ストレス解消のために手をつけてしまいました。

材料としての飾り台の材質は、一般的にはアガチスと呼ばれる南洋桂が用いられています。ホームセンターや東急ハンズなどに行けばこのように加工した状態で販売されています。
写真の手前がそのアガチス材で、その特徴は木目が柾目であることと、柔らかく加工がし易いことにあります。一方で耐水性は弱く、キズがつきやすいため、表面にニスなどを塗って保護しなければそのままでは使えない材木です。
奥のものは参考で購入したチーク材ですが、こちらは固く、加工が難しい材質ではありますが、一方で表面をペーパーでならすだけで充分使用できるという利点があります。
今回は、アガチス材を使用してニス仕上げにチャレンジしてみました。

DSC00782.jpg

用意するものはニス、サンドペーパー(240番、400番)と筆です。
ニスはウレタンニスを選んでみました。ウレタンは水溶性ですので臭いがなく、ツヤも出るのですが、ラッカーニスに比べて乾燥が遅いという欠点があります。この乾燥のスピードとツヤには相反関係があり、一般的には乾燥が速いものはツヤがなく、乾燥が遅いものはツヤが出るという傾向があります。
筆はウレタン用のナイロン筆を使用します。豚毛などの筆を使用すると筆の毛にウレタン塗料が浸透してしまい、筆が固まってしてしまうのです。

DSC00784.jpg

まずは240番のサンドペーパーで表面のケバなどを削り滑らかにします。

DSC00786.jpg

ニスを塗る前に表面を歯ブラシなどで綺麗にし、削りカスをニスで塗り込めてしまわないようにします。アガチス材の場合には水洗いは前述した理由により厳禁です。

DSC00787.jpg

いよいよニスを塗るのですが、手が汚れないように、空になったスプレー缶を利用して持ち手を作って見ました。ガムテープを袋状にしてスプレー缶の上部に貼り付け、飾り台を固定します。
これはプラモデルを塗装するときのテクニックで、トイレットペーパーの芯の部分などを捨てずに取っておくと便利に使えます。

DSC00789.jpg

久しぶりに筆塗りをしたので、手が慣れるまでに時間がかかってしまいました。子供の頃は限られたお小遣いでしたので、高いスプレー缶を買う余裕がなく全て筆で塗装していましたから、どうやってムラなく塗るかという技術を磨いたものですが、現在は面塗りは全てスプレーでやってしまいますので、平筆を使ったのは本当に久しぶりでした(苦笑)

DSC00790.jpg

下地塗りとして2回に分けてウレタンニスを塗った状態です。本来水溶性ウレタンの乾燥には時間がかかるので、一度塗ったら大体2時間位乾燥させています。これでも速乾性ウレタンですので2時間ですが、そうでなければ何日も放置しなければ乾燥しないので、ウレタン塗料は嫌いだったのですが、技術の進歩はありがたく、2時間ならまだ許せる範囲だと思います。

DSC00814.jpg

この状態だと最初の下地磨きの後に取り切れなかった削りカスなどが、僅かに表面に塗り込められています。
そこで、次に仕上げ塗りを行う前に、表面を400番のサンドペーパーでもう一度削り、表面を滑らかにします。この作業により、塗り込めてしまった削りカスを取り除き、下地塗りのときにできた筆ムラも消すことができます。

DSC00823.jpg

さらに仕上げ塗りを2回行った状態です。この位のツヤが出れば充分だと思いましたが、今回は実験ですのでさらにコンパウンドで磨くことにより、顔が映りこむ位に仕上げて見ました。

DSC00833.jpg

素材の状態からすると見違えるようになりました。やってみると思ったより簡単に出来ましたので、実験は成功と言って良いでしょう。
さて、この飾り台を使って今度はディスプレイ方法を考えて見たいと思います。

クリック↓お願いします!
b_01.gif

スポンサーサイト

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

凄いなぁ・・・
私なんかすべて買っていますから(^^;
510さんは何でも器用なんですね。

  • 2007/07/20(金) 22:16:21 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
またホメ殺しですね(笑)
私にもできる・・・ってことは誰にでもできるってことですよ~

これは正に、才能の独占禁止法違反や~(彦摩呂風)
これもホメ殺しではありませんよ。

  • 2007/07/21(土) 18:39:50 |
  • URL |
  • みや #-
  • [ 編集]

>私にもできる・・・ってことは誰にでもできるってことですよ~

いえいえ、私にはとても出来ませんよ。
みやさん、面白すぎ~(^^)

  • 2007/07/21(土) 19:16:44 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>みやさん
ボケ防止の手慰みですから・・・(爆)

>こ~んずさん
ボケ防止にいかがですか?夏休みの工作みたいで楽しいですよ~

塗料といえば

>>5103
いろいろやっていますねぇ! ところで塗装といえばエポキシ塗料も良いですよ。先日ベースギターの補修用に買ってみたのですが、ラッカーやアクリル塗料とは全く違った質感でラッカーとは比較にならない厚塗りで鏡面仕上げが出来ます。問題は「2液混合の割合がシビア」「乾燥(エポキシの場合は固着)に時間が掛かる」「高い」「入手困難」等ありますが仕上がりはバッチリです。エポキシは釣具用の塗料として出回っていますが、それは耐水性はあっても仕上がりがあまり良くないので家具や楽器用の表面コーティング用の製品の方が良いです。私はここ↓の「ミラーコート」を使いました。
http://www.woodencanoe.net/epoxy/epoxy-1.html
模型用にはお勧めしませんが、木製の展示台なら家具のように光りますよ。

  • 2007/07/22(日) 11:33:25 |
  • URL |
  • もりおか #viFXLnGQ
  • [ 編集]

>もりおかさん
おぉぉっ!これイイですね~。
以前に模型用にウレタンクリアを使ってみたことがあるのですが、確かにキレイだったのですが、個人的にはキレイすぎて模型用には?でした。エポキシはパテとか接着剤は知っていたのですが、この使い方もアリですね。是非、機会があればチャレンジして見たいと思います。
で、もりおかさんは最近作ってます?

そうですね、いくつかの例外を除けばここ10年くらい本格的には作っていませんねぇ。以前はセナのマシンのメタルキットをメインで作っていたので、事故後は製作意欲があまり湧かないこと、そもそも最近のF1は空力フォルムが複雑すぎてメタルキットに向かないこと、部屋が狭く作業スペースがないこと、忙しいことなどが理由ですが、5103の本文を読めば忙しいことは理由にはなりませんね。Cカーのいいキットがあればつくりたいですね。

  • 2007/07/23(月) 01:06:09 |
  • URL |
  • もりおか #-
  • [ 編集]

>もりおかさん
他の方には怒られるかもしれませんが、こんな作業は作ったウチに入らないですよね。私も暫く作ってませんので、そろそろ古いキットを引っ張り出してきて作ろうかな・・・と思い始めています。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ig510190.blog83.fc2.com/tb.php/257-b66b975c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。