走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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エンリコ・フミア氏

Enrico Fumia氏
1948年イタリア・トリノ市生まれ。1966年にカロッツェリア・ベルトーネの新人コンクールに優勝して以来、カーデザインの道を歩み続ける。1976年にピニンファリーナに入社し、開発部長、役員を歴任し、1991年ランチア・デザインセンター所長を経て、2002年独立しフミアデザイン・アソチアーティを設立し現在に至る。
量産車の代表作は、アルファ164、アルファGTV/Spider、ランチア・イプシロン、ランチア・リブラなどが挙げられる。

こうして他人の経歴を書くのは簡単なのですが、その経歴を裏付ける人生哲学を理解するのは容易ではありません。

彼は私の親友といって良いでしょう。少なくとも私はそう思っています。
彼との出会いは2003年。私が事務局をやっているアルファ164オーナーズクラブが彼を招いてパーティを催すことになり、その打ち合わせの席でした。
それまで、私はアルファ164をデザインしたのが彼であることを知っている程度で、彼自身のことは正直あまり知りませんでした。ところが会って見ると、彼がイタリア人の陽気さとフランス人のウイットに富んだユーモア、そしてドイツ人の勤勉さに加えて日本人の繊細さを持つ、稀有な国際人であることが分かりました。そして私は彼が大好きになってしまいそれ以来、一緒に日本国内を旅行したり食事をしたり親しくお付き合いをさせて頂くようになりました。

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親しく話をするにつれ、彼のデザインに対する姿勢と哲学に感銘を受け尊敬の念が強くなって行きました。
私から見た彼の作品の特徴はEver Greenです。彼のデザインは何かをモチーフにすることはあっても、決して追従することはありません。それは過去の自分の作品も含めて「何かに似ている」ことを極力排した、そのものにしかない強烈な個性と未来への提言が含まれています。アルファ164がピニンファリーナをして「ピニンファリーナのデザイン史のなかで最も美しいセダン」と言われ、いまだに美しいセダンの理想形であることも、アルファSpider/GTVがその最初のデザインから20年を経過しようとしているにも関わらず、新鮮でヒトを振り返らせる魅力を持っているのも、デザインの隅々にまで、彼のこの哲学が貫かれているからではないでしょうか?

独立してからの彼は様々な工業デザインを手がける中で、大好きなカーデザインの可能性を追求するのを止めませんでした。そしてランチア100周年を記念して一つのデザインが実を結ぼうとしています。しかも彼はそのデザインを「自分」の提案ではなく、「自分たち」の提案として世に問おうとしたのです。
(続く…)

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