走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFA ROMEO Sport Collection38

戦後に、それまでの高級少量生産車メーカーから量産車メーカーに一大転換を図ったアルファ・ロメオにとって、その第一作目となる1900シリーズが成功するか否かは、これからの経営をどうするか…という点においても最大の問題であったろうと思います。
例えて言えば、エルメスが従来の特定の顧客からの受注生産から、大量生産に切り替えたようなもので、一歩間違えば顧客からそっぽを向かれ、それまで築いてきたブランド・アイデンティティをも失いかねない選択であったのです。

アルファ・ロメオにとっても同様で、もはや…、
「失敗だったから、また受注生産に戻ります」
とは言えない選択だったこの大転換の第一作が、1900シリーズでした。結果として従来の6Cモデルの2/3の価格で発売された1900シリーズは大ヒットとなり、アルファ・ロメオは量産車メーカーへの転進に成功するのですが、単に大量販売が見込めるBerlina(セダン)だけを生産したわけではないところが、アルファ・ロメオの所以でした。
本日ご紹介するのは、その1900シリーズをベースにザガートがそのボディをデザインした1900SSZです。

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1900シリーズは1950年のパリ・ショーで発表され、当初はBerlinaのみのラインアップでした。しかし、その搭載されるエンジンはアルファ・ロメオらしく1884ccのバルブ挟角90度のDOHCエンジンで、90hpという他の量産車とは異なる高性能を発揮していました。
発表の翌年にはホイールベースを2500mmに短縮しカロッツェリア・ツーリングがボディを架装したSprintが発表されます。さらに1953年にはエンジンをパワーアップし115hpまで高めたモデルに進化し、そのSprintボディはSuper Sprint(SS)と呼ばれるようになるのですが、このSSボディはツーリングの他にも多くのカロッツェリアがボディをデザインしています。
その代表的なものが、ピニンファリーナ、ベルトーネ、ギア、スタビリメンティ・ファリーナ、そしてザガートでした。
ザガートはこの1900SSをベースにボディを1000kgまで軽量化し、その最高速度は180km/hまで高められました。
ザガートボディの最大の特徴はボンネット上部のエアインレットとフロントからリアのテールランプに至るサイドキャラクターラインです。ツーリングのデザインしたSSも美しいのですが、単に美しさだけでなく力強さも併せ持ったこのザガートデザインのSSは、さながらカロッツェリアのデザインコンテストの様相を呈していたSSの中にあって、白眉と言えるデザインだと思います。

正直、1900SSZがレジンキットではなく、このようなダイキャストモデルで出るとは思ってもいませんでした。それほどまでに貴重なモデルなのですが、このモデルはその特徴を良く掴んでいる1956年のミレ・ミリア出場車です。

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実車はクラシックカーマニアで有名な某タレント氏が所有されており、女神湖のMeetingに自走でやって来ていました。
本来ならば、その某タレント氏に殺到するのがフツーなのでしょうが、参加者の皆さんは挨拶もそこそこに、この1900SSZに殺到していました(笑)
それにしても、日本で1900SSZを見ることができるなんて良い時代になったものです。

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