走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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究極のエンジン

20070414194017.jpg

先日の一連のブログテーマである「ハイブリッド車では地球を救えない?」は大反響で、コメントを寄せていただいた皆さんだけでなく、多くの方から賛同やら反論やらのメールを頂きました。
本来のブログテーマからは逸脱した内容ではあったのですが、やはり私のブログを読んで頂いているであろうアルファ・ロメオ好き、クルマ好きの皆さんも環境問題は関心事なのだなぁと実感しました。
私自身もこのテーマでブログを書くに当たってイロイロと勉強にもなりましたし、どうしても分からない数字があって国土交通省に問い合わせたりもしました。

正直、どれほど邪険にされるのであろうか…とダメもとで電話してみたのですが、電話をかける前はきっと悪名高い?官庁の「たらい回し」に逢うのだろうと覚悟していました。
結局は電話をして総合受付から3人目でやっと担当の方に繋がったのですが、驚いたのがその繋がり方です。
普通は民間でも「お客様相談センター」とか「サービスデスク」に電話して、担当が替わるごとに最初からまた説明をしなければならないという経験をした方は多いと思います。
ところが、今回の国土交通省への問い合わせは、私の質問内容までちゃんと申し送りされ、最後の担当の方に行きついた時には、先に必要なデータを用意して電話に出て頂いたのです。しかも最後に「他に必要なデータはありませんか?」とまで聞き返されたのです。
少なくとも行政サービスに関しては、確実に「行政改革」は達成されていると実感できるデキゴトでした。

ZagatoSZ852eg.jpg

そして、このテーマのブログを書いていて思い出したエピソードがあります。
仮にOさんとしておきましょう。Oさんは日本で経常利益第1位を誇り、ハイブリッド車製造でも世界第一位の自動車メーカー(分かっちゃいますよね)のエンジニアです。この方とは以前のコンサルティングの仕事で知り合ったのですが、私がクルマ好きということもあり、仕事を離れても仲良くさせていただきました。
Oさんは技術系の大学を卒業してこのメーカーに入社し、技術開発を担当し、当時は新事業開発という少し畑違いのお仕事を担当されていました。そのストレスもあったのでしょう。よくお酒を飲まれ、その持論を拝聴させられた(苦笑)のですが、きっと技術開発の現場に戻りたいのだろうと思った私は、Oさんにその質問をブツけて見たことがあります。
しかし、そのときに返ってきた答えは私の予想とは違っていました。彼の答えは…、

「究極のエンジンを開発させてくれないのだったら別に戻りたくない」

だったのです。

daytona_carb.jpg

私自身は技術系出身ではありませんが、大学を卒業して就職した会社は半導体メーカーで、その後外資系の化学メーカーを経てコンサルタントとなり、現在も精密光学機器メーカーに勤務していますので、製造業の経験が殆どと言っていいでしょう。
従って、少しは働いているエンジニアの皆さんの気持ちは分かる気でいました。エンジニアの方はモノを考えるだけでなく、それを実際にカタチにするというクリエイティブな仕事にこそ「やりがい」を感じるのであって、実績を上げその達成感を経験した方ほど、その現場から離れることを極度に嫌いますし、現場に復帰できるチャンスがあれば、一も二もなくそのチャンスに飛びつくものだと思います。
しかもOさんほどのキャリアになれば、現場に復帰できるとすればそこそこのポジションが用意されているハズですが、彼は条件付きでしか戻りたくないと言うのです。

Oさんが就職したときの自動車産業は、ようやく排ガス規制をクリアし、より性能の高いクルマの開発途中でした。その当時の現場は開発予算も潤沢で、各メーカーとも性能UPに鎬を削っていた時期です。そして働くエンジニアの方々は自分たちの仕事の成果が会社に利益をもたらすというより、世のヒトに歓迎され、世の中のために役立っているという気持ちがあったと言います。
しかし、時代は変わり自動車そのものが環境に悪い影響を及ぼすモノという印象を植え付けられ、その自動車から社会全体は大きな利益を得ているにもかかわらず、その存在は「仕方がないから」、「早くナントカすべきな」モノになってしまったとOさんは言うのです。

「ハイブリッドだろうが水素電池車であろうが、社会に向かって下げるアタマの角度が違うだけで、アタマを下げて売ることには変わりはない」

とOさんは私に言いました。

「社会に向かって、この程度なんで許してくださいな。とアタマを下げながら造るモノは決して長続きしないし、いつか世のヒトからもういらないと言われても文句が言えないんだよね」

とOさんは嘆き、実は究極のエンジンを作りたいんだ…とご自身の夢を語り始めました。それは…、

「CO2を主燃料とし、走れば走るほどCO2が少なくなり酸素が排出される光合成エンジンなんだ…」

というもので、Oさんによると理論的にはエネルギー変換だからデキると言うのです。これなら世間にアタマを下げずに売ることができ、本当にバカ高くてもそのクルマに乗ることが世の中のヒトから尊敬と感謝をされ、どんどん買いましょうと堂々とPRできると彼は考えているのです。

そのときのOさんの表情は、それまでの新事業開発という、どうやってクルマ以外で儲けましょうか…という社命のシゴトではなく、夢を語る一人のエンジニアの顔でした。
シゴトだからとか、儲かるからではなく、世の中に役に立つモノを造りたいと考えるエンジニアがいる限り、私たちは直面するこの問題を何とか乗り越えることができると信じています。

でもこの後、Oさんは単なる酔っ払いとなり、唄うわ踊るわの大騒ぎだったのですが…(泣)

さて、今回紹介したエンジンの写真は本文とは何も関係ありませんが、どの車種のエンジンでしょうか?分かった方はコメント欄に答えをお寄せください(笑)

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テーマ:その他 - ジャンル:車・バイク

コメント

そういうエンジニアがいてこそ、モータリゼーションは発展するんでしょうね。
将来的にどんなエンジンが出てくるのか楽しみです。
フェラーリエンジンですが・・・
何だろう?365GTB4?275?250GT?
書籍をひっくり返して調べよう(笑)

  • 2007/04/15(日) 00:38:43 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

アルファのエンジンはSZ?

  • 2007/04/15(日) 02:58:16 |
  • URL |
  • こ~んず #JalddpaA
  • [ 編集]

>こ~んずさん
いつもご愛読ありがとうございます。正解は写真で発表しますので、あと1台(Topの写真)について考えてみてくださいね~

上からTZ、ES30、デイトナの6C
はい、賞品をください。

  • 2007/04/15(日) 18:12:10 |
  • URL |
  • BUSSO #-
  • [ 編集]

下2つは写真の上にマウスカーソルを持ってくると、ファイル名でわかっちゃいますね^^;)ES30は普段?目にしているので、すぐにわかりましたが。

  • 2007/04/15(日) 23:12:41 |
  • URL |
  • Shigeru #-
  • [ 編集]

>BUSSOさん
一台しかあってませんがな・・・
>Shigeruさん
うわっ。気がつきませんでした(泣)では、一番難問の上のエンジンを考えておいてくださいな。

げっ、ホントだ!でも、下二台はあってるじゃないの?
あっ、わかった一番上。ツインスパークだから、TZ2のカングーロ。

  • 2007/04/16(月) 13:39:54 |
  • URL |
  • BUSSO #-
  • [ 編集]

あっ、待ってください。
キャブが向こう側にあるし、よく見りゃABARTHぢゃないですか。フードの開き方でRRぢゃないし、ミッドエンジンかな? OTの1300では?

  • 2007/04/16(月) 14:14:34 |
  • URL |
  • BUSSO #-
  • [ 編集]

え~とりあえず。
1枚目はアバルトOT2000クーペ。
2枚目はアルファロメオSZ(ES30)
3枚目はフェラーリ356GTB/4
ではないでしょうか?

  • 2007/04/16(月) 15:16:13 |
  • URL |
  • o #L9SytcTM
  • [ 編集]

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