走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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泥沼のエンジンオーバーホール

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ヘッド面研後…これが同じエンジンとは思えません。


踏ん切りがつかないまま始められたエンジンのオーバーホールですが、エンジンをバラして見て分かったこともあります。

まずはオーバーレヴの状況です。シフトダウンしたことによりクランクシャフト側から一気にパワーが伝わり、ヘッドを突き上げたようなのですが、そのパワーのほとんどがカムシャフトからタイミングベルト側に伝わったことと、すぐにクラッチを切ったためそれ以上のパワーが伝わらなかったことが分かりました。そしてそのことが幸いして、ピストンやシリンダーヘッドは無傷で、実際にはカムシャフトもヘッドの歪も全くありませんでした。

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無傷だったカムシャフト…ありがたや~


また、このエンジンは大当たりで、基本的な組み付けと部品の合わせが他のアルファV6エンジンと比較して素晴らしいということが分かったことも収穫でした。

「名器ですから頑張って復活させましょうね~」

という主治医の励ましはいただくのですが、毎晩のように跳ね上がる累計部品代には本当に身を切られる思いでした。
そしてついにエンジンが組みあがりました。やっとエンジンを載せるところまでこぎつけたのです。

しかし、それまでに行った作業は膨大でした。趣味でクルマを持っている方を除いて、そもそも現代のクルマでエンジンのオーバーホールなんてことをやる方はめったにいないのではないでしょうか?
当時の請求書から工賃が発生した作業を列挙して見ますと・・・

・シリンダーヘッドOH一式
・エンジンオーバーレブ修理
・テンショナーステー固着修理
・バルブ取りはすし
・左右ヘッド分解洗浄
・シリンダーヘッド面研
・バルブガイド入れ替え
・バルブガイドシステム内寸合わせ
・バルブシート研磨
・バルブすり合わせ

と記載してあります。こう書くと何か簡単そうに見えてしまうのですが、使用した部品は100点以上で、全て国内で部品が揃う国産車と異なり、イタリア本国、アメリカ、ドイツ、そして日本と八方手を尽くして部品を集めるだけでも本当に大変でした。折角エンジンを下ろしたのだからということで、併せてクラッチ、エンジンマウントも交換し、さていよいよ待ちに待った試運転となりました。

前日の「地獄通信」で

「明日はエンジンを載せて試運転をします。問題なければ週末にお渡しできます。」

とのことでしたので楽しみにしていたのですが…。

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