走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ジェットコースターの最前列

この1Fの室内展示スペースは広大で、昨日お伝えした90式戦車の他にも、射撃シュミレーター(というかTVゲームですな)やフライトシュミレーターなどの参加型展示に加えて、服装体験コーナーという、コスプレが楽しめたり、装備体験コーナーという自衛隊員の装備を装着してその重さを体験するコーナーなどもあります…が、今回は次に目指すAH-1Sコブラと呼ばれる攻撃ヘリコプターをご紹介しましょう。

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このヘリコプターはアメリカのベル・ヘリコプター・テキストロン(ベル・エアクラフト)社というヘリコプターメーカーの老舗が、そのベストセラー機であるUH-1を元に開発した、世界初の攻撃ヘリコプターです。

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第二次大戦後、特に1960年代になってヘリコプターは、それまでの兵士の機動力に画期的な革命をもたらしました。
軍隊においてはいかに短時間に多くの兵力を移動させることができるかは、戦略上重要な鍵となるのですが、徒歩から馬、そして機械化(トラック)に続いて実用化されたこのヘリコプターという手段は、それまでのパラシュート部隊のみが可能であった、二次元的な「線」による移動から「点」の移動を、通常の兵士と装備で可能にしたため、作戦を立てる上でも従来の考え方から全く異なった展開ができるようになったのです。

しかし、このヘリコプターによって強襲という、いきなり敵の中心部を攻めるという戦い方は、敵も充分な兵力を持っているため、特にホバリング中に攻撃されることが多く、そこで考え出されたのが輸送ヘリコプターに機関銃やロケット弾などで武装するという方法だったのです。しかしもともとが輸送ヘリコプターだったので速度や機動性に制限があり、攻撃を専門に行うヘリコプターが開発されたのです。

では、固定翼機による攻撃とヘリコプターによる攻撃のナニが違うかというと、通常の攻撃機ですと目標周辺を一気に攻撃してしまうため、敵味方が近い状況ですと味方にまで被害が出る恐れがあります。さらに反復攻撃に時間がかかるため、その間に味方に被害が出るという欠点があるのですが、ヘリコプターの場合は目標により接近できるので誤射が少なく、さらに反復攻撃が可能なために、近接支援には最適なのです。

そう考えると「専守防衛」の自衛隊にとってこの攻撃ヘリコプターは、侵攻してきた敵を撃退するには、最適な兵器ということができます。しかも日本の地形を考えるとヘリコプターが隠れる場所はゴマンとあります。
昨日紹介した90式戦車なぞは恐らく移動できる場所には限界があるでしょうし、北海道から九州に…なんて展開はすぐにはムリでしょうから、ますますこのヘリコプターの方が実用的だと思うのですが、意外に自衛隊での採用は1982年からと遅く、何故もっと早く導入しなかったのかと思います。
ちなみに日本では機体は富士重工(あのスバルのメーカーです)がライセンス生産し、エンジンは川崎重工が供給している国産機です。

さて、間近にこのAH-1Sを見てみると、攻撃を専門に行うために、ヒトやモノを載せる必要のなくなった胴体はスリムになり、その胴体横には機体を安定させるため小さな安定翼と呼ばれる翼をつけ、そこに様々な「飛び道具」を吊り下げています。さらに機首には20mmM197三連装ガトリング砲という機関銃のバケモノが装備されており、これが主武装となっています。
兵装の最大の特徴は、この20mmガトリング砲と胴体横に吊り下げられたTOW(Tube-launched、Optically-tracked、Wire-guided )と呼ばれる対戦車ミサイルです。
このTOWは安価で7年間メンテナンスフリーなことに加えて命中率95%以上という、素晴らしいミサイルではあるのですが、誘導方式は光学照準で、ミサイルの出す光と照準中心とのズレを「有線」で、修正する事で誘導されています。もっと簡単に言えば、ミサイルが「ひも付き」で飛んで行くのですね。そのため発射から着弾まで射手が照準中心に目標を捕らえ続け、そのワイヤーを通じてミサイルに信号を送り続け、当たるまで誘導する必要があるのです。ミサイルが当たるまでじっとしていなければならないのは最大の問題で、その間に敵も反撃して来ますから、そんなに美味しいハナシはない兵器の好例です。

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タンデムに配置されたコクピットの後席が操縦士で、前席の一等地はガンナーと呼ばれる射撃オペレーターの席です。気になったのはこの前席に座る気分で、自分で操縦してはいないワケですから、ちょうど、どこへ行くのか分からないジェットコースターの最前列に座っている気分でしょう。しかも敵に相対し、TOWが当たるまで誘導し続けなければならないのですから、この仕事は結構キツいでしょうね。

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だんだん、ナニのブログか分からなくなって来ましたが(笑)、さらに玄関から見えなかった中庭にはこんな光景が展開しているのです。これはもう徹底的に観察するしかないでしょう…。

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コメント

みりたり~わーるど炸裂~(笑)

嫌いじゃないけど、ここはどこ?
何のBLOG??o(・_・= ・_・)o
って感じですー(笑)

>yossuieさん
すいませんねぇ(笑)
私もキライじゃないもんで・・・つい・・・ねぇ。まぁ、クルマ好きの視点で書きますんで・・・(苦笑)

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  • 2007/03/30(金) 17:00:07 |
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