走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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いよいよ中へ・・・

玄関先の「軽装甲機動車」で結構ハマってしまいました(苦笑)。
それでは意を決して?内部へ潜入して見ましょうって、別にフツーに入館しただけなんですが、特に入館手続きなどはなく、入館料も取られず(当たり前か)、すんなりと中へ入ったのですが、そこはやはり「広報センター」ですので、受付の婦人自衛官のオネーサンからまずは資料展示を見るように順路を指定されてしまいました。
もちろん物腰はソフトなんですが、制服に弱い私は(ヘンな意味じゃないですよっ)ちゃんと言われた通りにしました。
まず、エレベーターで2Fへ上がると、自衛隊の歴史と活動の記録という展示を見ることになります。ここはあ~そうですかっていう感じで見ていくと…突然、自衛隊の活躍を描いた油絵の展示が始まります。その油絵は上手いか下手かは主観ですので…感想は差し控えさせていただきますが…暫く見入ってしまうほど笑えます。

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そしていよいよ1Fの展示室に下りていくのですが、まずは吹き抜け状になっている2Fから見下ろしてみると、そこにはジオラマ風に90式戦車と、攻撃ヘリAH-1Sがど~んと展示されているではありませんか!この光景は結構圧巻です。

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それでは、まず90式戦車から見て行きましょう。
名前の通り1990年に正式に採用された61式、74式に続く第三世代の主力戦車です。
外観上の最大の特徴は、その角ばった車体なのですがこれには理由があり、複合装甲と呼ばれる技術の採用により軽量ながら防護力を高めるためです。
この複合素材はセラミック系と考えられ、米英等の重金属・劣化ウラン系複合装甲より軽量化を達成しているとのことですが、総重量はナンと50t!!!
それでも、このテの主力戦車としては軽量で、アメリカのM1A2エイブラムスやドイツのレオパルド2A6などは軽く60tを超えているそうですので、確かに軽いのでしょう(笑)

DSC00507.jpg

全長は9.8m(砲身込)ですが、車体そのものの長さは7.5mですので乗用車2台分程度でしょうか。 全幅は3.3mで、全高は2.3mですので、前出の米独のライバル戦車と比べると一回り小さいらしいですが、近づいて見るとその角張った車体のせいで、実際のサイズ以上にデカく感じます。

さて、戦車というからにはその目的は主砲で敵を撃破することです。 当然のことながら敵を撃破するためには、

1.敵の装甲を相手の射程外から貫通する主砲
2.敵から攻撃されても打ち破られない装甲
3.敵よりも速く動く機動力

の相反する要素をバランスしなければなりません。主砲がデカければ重くなりますし、装甲も厚くするとこれまた重くなってしまいます。重くなった車体を速く動かそうと思うと馬力のデカいエンジンを積まなければならず、それではまた重くなってしまいます。ということで戦車にも自動車と同じ物理の法則が当てはまるわけです。

主砲がどうのこうの…という能書きはクルマのブログですので省きますが(笑)、この90式戦車の優れている点は上記の相反する要素が高度にバランスされているところにあります。最高速度は70km/hと戦車としては高速なのですが、重要な点はその加速と制動力にあります。
なぜ重要かと言うと、戦車の戦闘機動は主砲を発射するとすぐに移動し、急停車して照準し主砲を撃って、またすぐ移動するといった具合に、敵に位置を悟られないように次々に射撃ポジションを変えながら攻撃するのが原則だからだそうです。
しかし、「男っぽい」と思っていた戦車の戦い方が意外にコソコソしたものであるのは結構皮肉なものです。

ちなみに0-200mの加速は20秒と言われていますので、50tのカタマリを動かすそのエンジンはハンパではありません。搭載されるエンジンは三菱重工製の10ZG32WT水冷2サイクルV型10気筒ディーゼルエンジンで排気量は21500cc!!。しかもスーパーチャージャーによる過給付きで、その出力はナンと1500ps/2400rpmで最大トルク 4410N・m(450kgf・m)ですので、フェラーリENZOの660hpなんぞで驚いていてはいけません。
このバケモノのようなエンジンの燃費は…燃料満タン(1075L)での航続距離は390kmとのこですので0.36km/L!!
う~ん。良いんだか悪いんだか良く分かりません(苦笑)

しかし戦闘中にどうやって乗員は外を見ているのかというと、写真のペリスコープと呼ばれる小さな防弾ガラス製の窓から外を見ています。車長は砲塔の上で360度見ることができますが…、

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操縦手はたったこれだけの窓から前を見て操縦しているのですから、正直とてもマトモな神経では70km/hで走れないでしょう(苦笑)

DSC00511.jpg

足回りは油圧とトーションバーを併用したハイブリッド形式という凝ったもので、簡単に言えばシトロエンのハイドロの複雑なものと言ったところでしょうか。この機構により高速機動時にも車体を安定させ、さらに窪地や斜面に隠れている時もハイドロで車体を前後左右に自由に傾けることにより、砲塔を水平に保ち、主砲を発射することができるそうです。

そして、この足回りのおかげで、90式戦車の最も得意とするのが行進間連続射撃(走行しながら主砲を発射すること)だそうで、日本お得意のデジタル弾道コンピュータによる射撃統制装置や、砲弾の自動装填装置と組み合わせることにより、世界一の命中精度を誇っているそうです。ちなみにこの自動装填装置により装填手が不要となり、乗員は車長、操縦士、砲手の3名と最小限でこの戦車を動かすことができます。写真はその照準器ですが、各スイッチ類やその造りは意外にゴツく、ハイテク機器というより精密光学機器でした。

DSC00512.jpg

さて、この90式戦車の気になるお値段は…7億5000万円…だそうです。もう少々のコトでは驚きません(爆)

またまた90式戦車で結構な文章量になってしまいました。続きの「お宝」についてはまた明日ということにさせてください。

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はじめまして^^

私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://ko7209.blog79.fc2.com/blog-entry-140.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^

  • 2007/03/25(日) 14:20:52 |
  • URL |
  • MY車暦 #-
  • [ 編集]

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