走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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憧れのジュリア

PCの中を漁っていたらこんな写真が出てきました。実は今でも後悔している、私にとっては「縁がなかったGiulia」です。

現在ではGiuliaの中で人気があり価格も高いのは、一般的には「段つき、寄り目、三本線」とか言われているGiulia Sprintなのですが、私は断然1750GTVだと思っています。
それは1300ccよりパワーがありバランスのとれたエンジンと、4灯のライトを持つフロント周りの造形が好きなためです。確かにGiuliaの最終型は2000GTVで、性能的には優れてはいるのですが、重くなった車重とフロント周りの造型があまり好きになれません。
最近では周囲の仲間からも「やっぱり1750だよな~」という声を聞きますので、今後はこの1750GTVの人気が出てくるのかも知れません。

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写真は以前に、買わないかと紹介された1750GTVで、お値段も破格でした。程度はそれなりではあったのですが、このまま乗るも良し、レストアしてバリもんにするも、レーシングモディファイするも良しという、今考えれば選択肢の多い状態であったと思います。

Giuliaを選ぶポイントは、まず第一にボディの状態だと言われています。機関系は最後は換装してしまえば済むのですが、ボディだけは修理するしかなく、錆の対策と塗装をちゃんとしようとするとヘタすると購入金額と同じ位かかってしまうと言われています。このボディは程ほどに錆びており(笑)、これからレストアするにしても部分対策で充分で、ボディ塗装も一度塗りなおされていたこともあり、色変更をしないのであれば充分このまま行ける状態でした。

錆で注意する部分はサイドシルの内側、特にジャッキアップポイント周りと、リアクォーターウインドウ周り、そしてトランクの周辺が錆びやすいポイントでしょう。これらの中でもジャッキアップポイントが錆びている場合は、その錆がフレームまで進行している可能性がありますので、カーペットを剥がしてフロアパンまでチェックする必要があります。とにかく錆びるとすぐに穴が開くクルマですので、この程度は…と放っておくと半年もしないうちに腐りが出てくるのが、このGiulia系の錆の特徴です。

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内装はこんな感じで欠品もなく、最大の問題であるダッシュ割れがないのが救いではありましたが、ステアリングのクリアは剥げてしまっており、オリジナルにコダワルならレストアするかNARDIか何かに換装するしかないだろうな…という状態でした。シートは一部破れており、外して張り替えるか、レーシングモディファイをするのであれば交換だったでしょう。

1750GTVblueintno.994.jpg

エンジンの状態はあまり良くありませんでした。プラグコードからリークしており火花が出てアブナイ状態でしたが、これは交換すれば済むことでしょう。キャブも再調整すれば元気を取り戻したと思いますが、ヘッドオーバーホールは必須で、街乗りでもサーキットでも最終的にはエンジンは全体的に手を入れなければならない状態でした。

Giuliaのエンジンは排気量によらずマウントが殆ど共通であるために、よりパワーを求めて排気量の大きいエンジンに換装されてしまうことが多いのです。オーナーが納得して行うことは何の問題もないのですが、私のように1750が好きで購入する場合、エンジンが2000ccに換装されてしまっていては魅力が半減してしまいます。幸いこのエンジンは1750のオリジナルでしたので、もし購入していたらオーバーホールだったでしょう。

伝統のアルファ4気筒エンジン

私が、何故このGiuliaを見送ったかと言うと、それはひとえに「縁がなかった」としか言い様がないのですが、今、考えるとそのクルマの状態の中途半端さにあったと思います。贅沢なことを言っているのは良く分かっているのですが、レーシングモディファイをするために内装を剥がすには、まだまだ勿体無い状態でしたし、仮に街乗りで乗るにせよエンジンのオーバーホールにはそれなりの費用を覚悟しなければなりませんでした。
すなわち、街乗りで仕上げるにもサーキット仕様にするにも、ちょうど中間点にいる状態であったために、どちらにするか踏ん切りがつかない個体だったからに他なりません。
もっとボロければ、迷いなくサーキット仕様にしたでしょうし、もっと状態が良ければオリジナルのまま大切に乗ることになったでしょう。
最近はますますGiulia選びが難しくなってきました。それはマーケットに出てくるGiuliaの程度の問題だけではなく、私自身のGiuliaに対する「思い入れ」が濃くなっているからなんでしょう。
もっと気楽にGiuliaとの縁を楽しめればいいなとも思っています。

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