走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ALFAROMEO Sport Collection 22

昨日のブログでご紹介したリストの通り、21号は未だに入手できていません。このTipo33は好きな車種なので何とかいずれ手に入れたいのですが…(苦笑)

20070302222930.jpg

気を取り直して本日ご紹介するのは、これまた私の大好きなAlfetta GTです。昨年末のブログで書いたように、何せ私が昨年本気で購入しそうになった「勝手にCar of The Year」の栄えある1位となったクルマがこのAlfetta GTなのです。

20070302222942.jpg

1972年にセダンから発表されたAlfettaは、その名前を戦前の名GPカーであるTipo159 "Alfetta"に由来します。
それはこのGPカー特徴であったギアボックスをエンジンから切り離しリアに配置するという、”トランスアクスル”レイアウトと、リアのキャンバー角が変化しないド・ディオン方式のサスペンスションを踏襲していたことによるものです。
実は、このTipo159を設計したオラツィオ・サッタ・プリーガが、当時のアルファ・ロメオの設計部門のトップとなり、この新しいAlfettaを生み出したからなのですが、そのGPカー譲りのレイアウトは製造コストの問題を除くと、乗用車にとってもある種、理想的なレイアウトと言えたのです。

まず、トランスアクスルはエンジンルームにギアボックスを配置する必要をなくしました。このことは重量配分だけでなく、同じ全長でも室内長を長く取ることを可能にしました。
そして、ド・ディオン方式のサスペンスションは、乗用車の運動性能に大きく影響を与えた、乗車人数による重量の変化の影響でキャンバー角が変化することを無くしました。さらにリアのバネ下重量を軽くするために、リアのディスクブレーキをインボート方式にまでして、徹底的にシャーシーレイアウトに拘ったのがこのAlfettaだったのです。

セダンに関してはまた別の機会に譲るとして、そのセダンの発表から2年後の1974年に巨匠ジウジアーロのデザインによりデビューしたのがこのAlfetta GTでした。セダンより110mm短いホイールベースにもかかわらず、このシャーシーレイアウトにより充分な後席のスペースを確保しながら、スリークでスタイリッシュなデザインのこのAlfetta GTは、Giulia Sprintの後継モデルとして好評を持って市場に受け入れられます。最初は1.8LのDOHCエンジンを搭載したGTはその後に1.6Lに加えて2.0L、そしてターボが加わり、最終的には2.5LのV6エンジンまでもが搭載され、1986年まで製造され続けました。

初期型のインストゥルメントパネルは特徴あるもので、運転席正面にタコメータのみが独立して納められ、スピードメータなど他のメーターは中央に配置されるという、レーシーなものでした。その後マイナーチェンジされ通常のメーターレイアウトに変更されてしまいますが、このメーターレイアウト故に初期型に拘るマニアも多いのです。
一方でAlfetta GTが発売された時代はアルファ・ロメオにとってはどん底と言っていい時代で、度重なるストライキによる製造品質の悪化、スティールの品質の悪さから来る錆、そしてその独特のレイアウトに起因するメンテナンスコストなど、オーナーにとっては決して維持しやすいクルマとは言えない現実がありました。

このAlfetta GTも当然のことながら様々なレースに出場するのですが、Giulia Sprint GTAに比べると意外に知られていないのがその戦績で、1976年にはETCでクラスタイトルを獲得し、その後にGTV6が1982年から4年連続で同じくクラスタイトルを獲得しているのです。

付属するミニチュアモデルは1979年のジーロ・デ・イタリアに出場したモデルです。このレースに関しては75 Turbo Evoluzione IMSAの項で詳しくご紹介していますので重複は避けますが、後年のこの75と同様に戦うAlfetta GTはとても格好良く、実車でレプリカを作りたくなってしまいます。
ミニチュアモデルの出来は中々のもので、Alfetta GTの特徴をうまく表現している佳作だと思います。

20070302222955.jpg

20070302223008.jpg


クリック↓お願いします!
b_01.gif


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ig510190.blog83.fc2.com/tb.php/115-2c9c34e2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。