走ってナンボ

アルファ・ロメオを始めとする「ちょっと旧いイタ車」を一生懸命維持する中での天国と地獄をご紹介します。

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ALFAROMEO Sport Collection 18

アルファ・ロメオの経営が最も苦しかった時代に発売されたのがアルファ75です。そのネーミングはアルファ・ロメオの設立75周年を記念して名付けられたのですが、会社の内情はお祝いどころではなく、倒産の危機にあったのです。
しかし、そんな状況にあってもレース参加を止めないのがアルファ・ロメオで、ある種悲壮感さえ漂うそのレース活動の中にあって、最後の華々しい活躍をしたのが、本日ご紹介するアルファ75 Turbo Evoluzioneです。

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1985年にそれまでのGiuliettaに替わるベルリーナとして発売されたアルファ75でしたが、その基本コンポーネンツはトランスミッションをリアに置くトランスアクスルに、リア・サスペンションをド・ディオンとする、それまでのAlfetta、Giuliettaと何も変わることのないモデルでした。
経営危機にあったアルファ・ロメオにはもはや新シャーシーを開発する資金力はなく、コスト高を承知で従来のシャーシーを使うしかなかったのです。搭載されたエンジンも新設計のものはなく、1.6L~2LのDOHCと2.5LのV6に2.0Lのターボディーゼルとそれまでのラインアップを踏襲したものでした。
すなわち、発売当時のアルファ75はボディデザインと内装を近代化しただけの「化粧直し」モデルだったのです。

それでもアルファ・ロメオはこのアルファ75をレースに出場させるべく、翌1986年に当時のレギュレーションに合致したターボ係数で割り返した1762ccという排気量を持つ、Turbo Evoluzioneを発売します。その名前が示すとおりレースに出場するためのホモロゲーションモデルとして発売されたこのTurbo Evoluzioneで、アルファ・ロメオは当時のツーリングカーレースに参戦するのですが、資金力に乏しいアルファ・ロメオは大した成果はあげられず苦難する日々が続くことになります。
しかし、起死回生のチャンスが訪れます。それは休止されていたジーロ・デ・イタリアが1989年に8年ぶりに開催されることになったのです。

このジーロ・デ・イタリアは公道レースにサーキットレースを加えたユニークなレースで、第1回は1965年に開催された比較的新しいレースです。イタリアの各都市を回るミレ・ミリアのような公道ラリーに加えて、要所にサーキットレースを行い、その総合得点で優勝を争うという、「異種格闘技」のようなレースには、当時ラリーに出場できたグループ1~4までの車両に加えてスポーツプロトタイプのグループ5、6も出場できたため、本来ならばサーキットでしか走ることのないレーシングカーからラリーマシンまでもが総出で出場し、本気で競い合ったのです。

多くのチームは、1台のクルマのドライバーを公道レースはラリードライバーに、サーキットはレーシングドライバーに運転させるという混合体制を取り、このレースに臨んだのですが、アルファ・ロメオも同様にあのチェザーレ・フィオリオ監督の下にその人選を行いレースに臨むことになります。
そのドライバーは…
①リカルド・パトレーゼ/ミキ・ビアシオン/ティジアーノ・シビエーロ
②アレッサンドロ・ナニーニ/イブ・ルーベ/アンドリエ
③ニコラ・ラリーニ/ダリオ・チェラート/セッリ
という陣容で、このアルファ75 Turbo Evoluzione IMSAは、ライバルであった、BMW M3、ランチア037ラリーを退け、1、2、3位を独占するという完全優勝を成し遂げるのです。
永年レースの世界に生きてきたアルファ・ロメオが本気を出して勝ち取ったこの総合優勝を最後に、アルファ・ロメオはレースから撤退します。そして1992年にアルファ155でレースに復帰するまで、アルファ・ロメオはワークスとしてレースに何も参加していないという初めての期間を過ごすことになるのです。

付属するミニチュアモデルは、そのジーロ・デ・イタリアにリカルド・パトレーゼらのドライバーにより出場したモデルです。このIMSA GTUクラス仕様のTurbo Evoluzioneはオーバーフェンダーと大きなリアスポイラーが格好良く、そのワークスのカラーリングと相まって、アルファ75のオーナーの憧れでした。このミニチュアモデルも特徴を良く捕らえており佳作だと思います。

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上のモデルが世に出るまでは、このProgettoK製しかありませんでした。一部のデカールは自分で貼るようにと付属しているのですが、私はとりあえず貼らずに持っています。
昨日も書きましたが、このメーカーは出来はイマイチなのですが、バリエーションの豊富さには目を見張るものがあります。このアルファ75に関しても多くのバリエーションが発売されていますので、コレクションをする楽しみは…確かにあります(苦笑)
で、ついつい買ってしまうんですよね。

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  • 2015/11/14(土) 17:56:53 |
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